【静岡市】真珠の品質の違いって何だろう?真珠選びのチェックポイント!
フォーマルな席で見ることが多い真珠。このあこや真珠の一連のネックレスはお洋服や他のジュエリーと違い、デザインに大きな違いはありません。そのため「真珠はどこのお店で買っても同じでしょう。」と思っていませんか?実は、品質によって大きく差があるんです。真珠の品質基準と共にご紹介します。
▽真珠ネックレスはどう選ぶべき?
1. 巻き
巻きとは真珠の核の表面を覆っている真珠層の厚さのことをいいます。真珠の耐久性という観点からも重要な部分で、真珠の光沢や経年変化に関係します。巻きは、真珠の養殖期間や水温、母貝の分泌量の多少により変わります。真珠層の一層は0.35ミクロン程度で、1mmの約3,000分の1。これが何千層も重なり合って真珠が出来ています。真珠層の厚みがあり、均一であることが評価の対象になります。
2. テリ
テリとは、真珠の光沢のことをいいます。真珠の表面が滑らかさで、真珠層が均一でキメが揃っていると、良いテリができます。テリの良い真珠は、それ自体が美しいだけでなく、着けた人を美しく魅せる効果もあります。そしてネックレスに仕立てた場合、一番差が出るポイントはテリ。同じ価格のネックレスが複数あるなら、テリの一番良いものがお勧めです。
3. 色
真珠の色は、真珠層に含まれている色素と、光による干渉色が組み合わさって出来ています。干渉色とは、1ミクロン以下の薄い層がお互い光の干渉を起こして、真珠特有の不思議なニュアンスを醸し出しています。真珠の色は同じ白い真珠でも白みが強いものやピンク色が強いものなど様々です。実際に着けたときのお顔の映え方を見ながら選ぶことをお勧めします。
4. 形
自然環境で育まれる真珠は、環境によって様々な形になります。あこや真珠は一般的に丸い珠で、なかでも真円に近いものが最上級とされています。一方で、歪んだ真珠が面白いという考え方もあります。歪んだ真珠をポルトガル語で「バロック」と言いますが、17世紀の美術様式をバロック様式と呼ぶのも、歪んだ真珠が語源になっています。
5. サイズ
サイズが大きければ大きいほど品質が良いわけではありませんが、品質が同じであれば、珠が大きいほどに価値があり高価となります。真珠のサイズは、あこや真珠の核の大きさと真珠層の厚さで変わり、珠の直径はmm(ミリ)単位で表示します。あこや真珠のネックレスには、6mm以上がよく用いられます。
6. キズ
真珠は貝が作り出す宝石です。真珠が形成される生成過程でできたしわやへこみ、突起など、真珠表面の美しさを損なうものを一般的にキズと呼びます。キズの数や大きさ、位置などによって真珠の価値は大きく左右され、キズの少ない物が上質とされています。
▽真珠はどうやってできるの?
自分にぴったり似合う真珠を見つけよう
この品質基準によって、真珠の価格が変わってきます。ただ、同じ価格帯でも、テリに優れた珠、キズ・シワのあまりない珠というように特徴の違いがあります。ご自身にとってこの品質基準の中の、どの項目を重要視したいのか、どの項目が優れた真珠が欲しいのかという事を絞り込むことが大切なポイントになります。ご自身にピッタリの真珠と出遭うためには、様々な本物の真珠と出遭うこと。真珠の専門店なら、様々な真珠を取り扱っているので実際に見比べながら、着け比べながらピッタリの真珠を見つけることができますよ。
▽静岡市でおすすめの真珠専門店
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