【静岡 ジュエリー】ダイヤモンドの偽物のお話
残念ながらダイヤモンドの偽物はあとを立ちません・・・
ダイヤモンドの偽物は、「模造ダイヤモンド」、「ダイヤモンド類似石」と呼ばれています。
ちなみに工作機械や切削道具として利用される「人工ダイヤモンド」と「模造ダイヤモンド」は、使われる意味も構造も違います。
模造ダイヤは安価で天然ダイヤモンドと特性や構造が全く違うのに対して、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ特性で作られ、天然ダイヤモンドとそれほど変わりません。
模造ダイヤモンドで一番多く流通しているのは、キュービック・ジルコニア(CZ)です。
金属のジルコニウムの酸化物であるジルコニアは、透明でルビー、サファイアに次いで硬く、(モース硬度:ダイヤモンド10、ジルコニア8)
また、ダイヤモンドと同程度の高い屈折率(ダイヤモンド2.42、ジルコニア2.15)を持ち、1カラット1ドル以下と、とても安価で、他の金属を添加することで赤、橙、青、緑、ピンクなど様々な色が作れるため、模造ダイヤとして広く普及しています。
ジルコニアの輝きは一言でいえば、不自然にキラキラと虹色に光る
のが特徴です。また、明るい光源の中では良く輝きますが、照明の少ない場所では照り返しの力がダイヤモンドと比べて弱いのが特徴です。
天然ダイヤモンドの輝きは、石の硬さによるもので、鋭く強い光の反射が最大の魅力です。
暗い室内で少ない光源の中でも、煌めきを放つのが天然ダイヤモンドの特徴です。
天然ダイヤモンドにもグレードが様々ありますが、良質な天然ダイヤモンドは独特の質感と色合い、照り、深みのある輝きがあります。
しかし、質の悪い天然ダイヤモンドと質の高いジルコニアを比較した場合、見る人によっては人工的に無色透明に作られたジルコニアの方が一見綺麗だと感じる人もいるようです・・
また、宝石鑑定のプロでも見分けられない精巧に作られた「スーパーキュービックジルコニア」
は専門の測定機器を使わないと鑑定できないようです。
正確には宝石店で分析を依頼しなくては分かりませんが、
以下は、参考までに自宅で自分でできる基本的なダイヤモンドの偽物の見分け方です。
1. ダイヤモンドの角の摩耗を確認する
本物か偽物かの見分け方の一つにダイヤモンドの角の摩耗を確認するという方法があります。
ダイヤモンドは最も硬い物質ですので、角が摩耗して丸くなることはありません。
ダイヤモンドの偽物は、本物ほど硬度がないため、摩耗して角が丸くなります。
鑑定人がダイヤモンドを鑑定する際は、ルーペで角が摩耗していないかをチェックします。
虫メガネがあれば一度、確認してみては。
2. ダイヤモンドに油性ペンで文字などを書いてみる
ダイヤモンドは油がなじみやすい性質(親油性)があるので、本物のダイヤモンドは油性ペン
で文字などを書くことができますが、偽物のダイヤモンドは油を弾くため書くことができません。
3. 息を吹きかけてみる。
ダイヤモンドは熱伝導率がとても高いため、息を吹きかけて表面を曇らせてもすぐに透明に戻ります。
しかしCZの場合は、なかなか曇りが消えません
一度、確認してみるとよいでしょう。
人工ダイヤは本物か?
模造ダイヤモンドは、あくまでも本物ではなく、まったく別の物質です。
しかし「人工ダイヤモンド」は、天然のダイヤモンドを人工的に再現したものであり、成分も同じ炭素のみ。そういう意味では、こちらも「本物」であることに違いはありません。
もちろん天然のものとの見分け方も、専門家でも難しいことがあるといわれます。
それでも人工では再現しきれない独特の個性や光輝(てり)を持つ天然ダイヤモンドは、やはり最高のジュエリーとして、ゆるぎない地位を誇る宝石と言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
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