現代ではレア!オールドヨーロピアンカットのジュエリーが大集合♡【静岡市】
ダイヤモンドの輝きを左右するカット(研磨)
ダイヤモンドの輝きを左右するカット(研磨)は、今でこそ「ラウンドブリリアントカット」と呼ばれる58面体のものがスタンダードになりましたが、このカットは昔から存在していたわけではありません。
歴史の流れとともに、研磨の技術も発達してくる中で、最も美しく輝くカットとして数学的に算出されたのが、この「ラウンドブリリアントカット」となりますが、数字的に算出できても、なかなかそれを研磨する技術が追い付かずにいました。
正式に「ラウンドブリリアントカット」のダイヤモンドが誕生したのは20世紀になってからでした。
「ラウンドブリリアントカット」が誕生する前、1800年代後半の主流のカットは「オールドヨーロピアンカット」と呼ばれるものでした。
オールドヨーロピアンカットとは?
オールドヨーロピアンカットは、一見、ラウンドブリリアントカットのようにも見えます。
・小さなテーブル面
・全体的に深い(横から見たとき)
・大きなクラウン
を特徴としており、アンティーク・ジュエリーによくみられるカットになります。
アンティーク・ジュエリーとは
アンティーク・ジュエリーとは、「製造してから100年以上経過したもの」(ジュエリー)のこと。一つ一つが手作りで唯一無二のアンティーク・ジュエリーは、状態がよいまま現存するものは数少なく、とても貴重なものなのです。
そんなアンティーク・ジュエリーが大集結するジュエリー展が静岡市で開催されることとなりました。
現代ではなかなかお目にかかれない、「オールドヨーロピアンカット」のジュエリーも大集合します!
今回は、この展示会で展示される 「オールドヨーロピアンカット」のジュエリーの一部をご紹介します♡
ルビーダイヤリング
1890年頃 イギリス
透明感のある深い色合いのルビーを放射状に4石あしらい、その間に良質なオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドを配した存在感のある作品です。これだけ良質のルビーの指輪はまず出ません。
ダイヤモンドクラスター リング
1890年頃 イギリス
オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドを愛らしい花の形にデザインした、シンプルで使いやすいデザインの指輪です。台座も低く抑えてあり、引っかかりのないデザインなので毎日使っていただけます。
ダイヤ一文字リング
1880年頃 イギリス
オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドを5石、横一列に並べた極めてシンプルな一文字の指輪です。この時代のダイヤモンドの特徴である「湧き水が光を浴びている」ような優しい輝きが上品な逸品です。
アンティーク・ジュエリー展2018 開催
場所:LUCIR-K
日程:5/10(木)~5/13(日)
時間:10:30~19:30
アンティーク・ジュエリーを専門に活躍中のバイヤーが選りすぐんだ品を300余点展示します。「オールドヨーロピアンカット」のジュエリーを手に取ってご覧いただける機会は滅多にございませんので、ぜひ、来て見て触れて感じてください。
運命のアンティーク・ジュエリーに、どうか出会えますように…♡