【静岡市】SORA結婚指輪のジルコニウムはどんな素材?カラー発色の秘密
SNSで話題の結婚指輪「SORA」を見たことがありますか?青やピンクなど色鮮やかなカラーが特徴の結婚指輪です。一般的な結婚指輪はプラチナやゴールドで作られていますが、SORAの結婚指輪は単にプラチナなどの金属に色が塗られているわけではありません。「ジルコニウム」という素材を使用することによりカラーを発色させることが出来るそうですが、なぜカラー発色ができるのか?そしてジルコニウムとはどんな素材なのか?その疑問を解決していきます。
▼結婚指輪のSORAとは?
ジルコニウムとは?
ジルコニウムは化学薬品や環境に対してチタン以上の優れた耐食性のある金属です。強度も高いことから、工業用途として塩酸、硫酸などの過酷な製造装置の素材としても利用される高機能レアメタルです。とても強度が高い=硬いことから、今までは結婚指輪のような繊細なジュエリーに加工することが難しいとされていた金属です。世界で初めて結婚指輪の素材として使用したのがSORAだそうです。ジルコニウムの表面に形成される酸化皮膜(*1)は、極めて緻密で安定しているため金属が溶け出すことがありません。そのため、金属アレルギーを起こしにくい性質を持っています。
*1→金属類の表面に発生する保護膜
▼金属アレルギーについて詳しくはこちら
ジルコニウムの発色メカニズム
SORAが金属に発色を施す方法は構造色と呼ばれる色のメカニズムによるものです。シャボン玉のようにそのもの自体に色はついていませんが、表面の微細な凹凸や薄い膜構造によって様々な色彩が見られる現象のことを指します。これは微細な構造によって「干渉」という光の成分の色を抽出する作用によるもので、自然界ではカワセミの羽、モルフォ蝶、虹、オパールなど数多くの例があります。どれも光沢感のある鮮やかな色彩が特徴です。
カラー発色の秘密「酸化皮膜」
ジルコニウムの表面の酸化皮膜。この酸化皮膜の形成によって鮮やかなカラーの発色が可能となっています。特殊な加工によって緻密で強固な透明酸化膜を形成し、とても鮮やかな干渉をおこします。この酸化皮膜による発色は、紫外線や経年による劣化がおこらない特徴を持っているので、結婚指輪に相応しいと言われています。
▼SORAのカラー発色についてまとめた記事
カラーの違いはどういう仕組み?
SORAの結婚指輪は単色カラー13色、グラデーションカラー7色の計20色から選ぶことが出来ます。この色は「酸化被膜の厚み」を変えることで変化します。単色カラーをつないでつくるグラデーションカラーは、皮膜の厚みを変えて発色させていくことで表現されています。デザインにもよりますが、外側のカラーと内側のカラーを変えて作ることも出来るようです。
SORAは結婚指輪としてどうなのか?
前述した通り、結婚指輪はプラチナのようなシルバー色やゴールドで作るのが一般的です。そのため、カラーの入ったSORAの結婚指輪は”結婚指輪として”受け入れられ辛い現状があります。しかし、ジルコニウムのカラー発色は、色の耐久性が高く、耐食性、安全性、美しさなど結婚指輪に求められる機能を高い次元で実現しています。また、その見た目の美しさから惹かれる人も徐々に増えてきています。最近は結婚指輪をサンプルの中から選ぶ人だけでなく、ふたりだけの特別な結婚指輪を作るために手作りしたりオーダーメイドで注文したりするカップルが多くなってきています。世界に1つだけの結婚指輪を作るには見た目の個性も必要不可欠。もしSORAを選びたいけれど結婚指輪としてどうなのかと思った時には、ふたりがどんな指輪を身に着けていたいのか考えてみるといいかもしれません。
▼気になるSORAの実際の評判
▼静岡市SORA正規取扱店 ETERNAL静岡
LUCIR-K GROUP公式アプリケーション
L-squについて