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【浜松市】高品質なダイヤモンドを見抜く方法④『クラリティー』で重視すべき事とは?

【浜松市】高品質なダイヤモンドを見抜く方法④『クラリティー』で重視すべき事とは?

婚約指輪選びの際、多くの方がぶつかる『4Cってなに?』という問題。前回はカラーの見方について、解説しました。今回は、難しいと思われがちな『クラリティー』について、紹介します。

 

▽4Cとは?

 

▽前回『高品質なダイヤモンドを見抜く方法③』

 

クラリティー=透明度

ダイヤモンド クラリティー表
ダイヤモンドのクラリティーは11段階

『クラリティー』という単語は、日常生活のなかで聞くことは少ないですよね。この評価項目では、ダイヤモンドがどれだけ澄んでいるかを鑑定します。ダイヤモンドが結晶化するときに取り込まれる含有物が少ないほど透明度は上がり、輝きも強くなります。そのためハイグレードクラスのFL(フローレス)・IF(インターナリーフローレス)は非常に澄んだ美しさです。

ピンセットで挟まれる ダイヤモンド
FLクラスのダイヤモンドに出会えるのは限られたお店だけ

この最上級グレード『FL』は熟練の鑑定士が10倍拡大のルーペを用いて観察しても、一切の内包物や傷が確認できない、まさに一級品。なかなか出会うことはできません。

その差は?

その差が分かりにくいと言われるクラリティーですが、実際はどうなのでしょうか。FLクラスとSI2クラスのダイヤモンドを写真で見比べてみましょう。

SIクラス ダイヤモンド 拡大
SI2クラスのダイヤモンド

SI2クラスのダイヤモンドでは、無数の黒い影のようなものが見えますね。ガラスのヒビのように見えるこの影が、ダイヤモンド内部の含有物であったり、傷であったりします。見て分かるとおり、これらが光の通り道を遮断してしまっているため、輝きが弱くなるのです。

 

FLクラスのダイヤモンド 拡大
FLクラスのダイヤモンド

FLクラスのダイヤモンドは影がなく、1つ1つのカットがくっきりと浮き出ているようですね。このように内包物も傷もないダイヤモンドは、理想的な比率でカットされれば入ってきた光を全て反射するため、輝きが最高度に発揮されます。

 

▽理想的なカットとは?

 

クラリティーはどう選ぶ?

ダイヤモンド 黒背景
ダイヤモンドを選ぶ際に確認すべきは、内包物の位置

とは言え、FLの最上級クラスにはなかなか出会えません。一般的に婚約指輪に留めるダイヤモンドとして選ばれやすいのは、VVSクラス~SI1程度。VVSクラスはVery Very Slightly(ベリーベリースライトリー)の名の通り、ごくごくわずかな内包物しか確認できないため、IFクラスにも見劣りしません。SIクラスはSlightly Included(スライトリーインクルーデッド)は、わずかな内包物が認められます。そのため、SIクラスのダイヤモンドを選ぶときの注意点は〈内包物がどこにあるのか〉です。

 

【内包物の位置を確認する】

ダイヤモンド図 インクルージョンの位置
〈イメージ図〉左:中央付近の内部欠陥/右:目立ちにくい位置の内部欠陥

例えば同じSI1クラスのダイヤモンドであっても、上の図の様に真ん中に近いところに内包物があるものと、端に内包物があるものだとしたら、右の図のように目立ちにくい箇所に内包物が確認できる方を選びましょう。

どんなお店で選ぶ?

プロが10倍のルーペを使って鑑定しているのなら、同じく10倍のルーペ・もしくはそれ以上の拡大率でダイヤモンドを確認したいですよね。とくにクラリティーは選ぶのが難しい項目でもありますので、適切なアドバイスを受けながら10倍以上のルーペを使って選べるお店が理想的です。〈ダイヤモンドの4C〉それぞれの項目をその目で確認して、あなたにぴったりのダイヤモンドを見つけてください。

 

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