【郡山市】ゼニス(ZENITH)『エル・プリメロ』の魅力
高級腕時計ブランドのひとつであるゼニス(ZENITH)。魅力的なモデルがたくさんありますが、ゼニスを語るうえで外せないのが、クロノグラフムーブメント『エル・プリメロ』の存在です。その歴史は1969年まで遡ります。
歴史的な1969年
ゼニスが世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント『エル・プリメロ』を発表。ホイヤー達の『クロノマチック』がモジュール式(3針時計の機構の上にクロノグラフの機構を重ね合わせる)だったのに対して、エルプリメロは一体式となった構造でした。
エル・プリメロの魅力とは?
その『エル・プリメロ』の何が魅力かと言うと、まずは毎時36,000振動というハイビート。36,000振動というのは10ビートの振動を変換する、つまり1秒間に針が5回刻むことを言います。多くの時計が毎時28,800振動(8ビート)です。
「ハイビートだと何が良いのか?」
時計の心臓部であるテンプの動きが早いということになるのですが、早く動く事によって安定した精度を出すことができます。また、見た目でも滑らかに動く針はとても美しいです。
欠点を補う技術力
ただ、ハイビートになると問題点も出てきます。それはパワーリザーブが短くなってしまう。そして歯車のかみ合う回数がより多くなる為、歯車の磨耗を懸念しなければいけなくなってきます。それらをクリアし、製品化されたのがゼニスの『エル・プリメロ』です。
クロノマスター
ゼニスが誇る最強ムーブメント『エル・プリメロ』そのテンプの動きを正面から見ることができるのがクロノマスターです。多くの時計ブランドがスケルトンモデルを出しています。しかし、どのブランドのどのモデルも28,800振動なら、毎秒8回の回転をする同じ動きでしかないのです。
しかし、エルプリメロは10振動。エル・プリメロでしか見ることのできない動きです。発表から50年が過ぎる今尚、ベースを受け継がれている名機です。
最後に
量産型のクロノグラフで圧倒的なパフォーマンスで、あのロレックスのデイトナ16520には1984年から1999年までの15年間、エルプリメロが搭載されていたのは有名な話です。
また、エル・プリメロはエスペラント語で『NO.1』を意味します。ゼニスという社名は『天頂』を意味します。そんなネーミングセンスにもゼニスの魅力を感じるのでした・・・『エル・プリメロ』の伝説はまだまだあるので、次の機会に。
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