2.静岡アンティークジュエリーフェア2016 開催

静岡アンティークジュエリーフェア

場所：LUCIR-K〈ルシルケイ〉

日時：2016年6月 17日（金）18日（土）19日（日）

時間：10:30～19:30

場所：〒420-0852　静岡県静岡市葵区紺屋町1-8

TEL:　054-221-1556

 

今回のアンティーク・ジュエリー展の商品を一部ご紹介します。全てが手作りの１点限りの作品になります。時代背景を思い浮かべながら、運命のジュエリーを見つけてください。

ヴィクトリアン時代（後期）（1887年～1901年）

カメオブローチ　1890年頃　フランス

カーネリアンという瑪瑙に蝶の羽をつけた「魂の女神」であるプシュケを彫ったカメオです。見事な彫りのカメオに、18金製の天然真珠をあしらったフレームがとても印象的な逸品です。

 

ヴィクトリアン時代（後期）（1887年～1901年）

ローマンモザイククロス ペンダント　1890年頃　イタリア（ローマ）

極々細い色ガラスの棒をカットし、ルーペを使って精緻な絵を描いたローマンモザイクのクロスペンダントです。台座は金色をしていますが、銀に厚い金メッキを施したもので、とても軽い作りが特徴です。

 

ヴィクトリアン時代（後期）（1887年～1901年）

エナメル パンジーブローチ1890年頃　アメリカ

淡い紫からピンク色にグラデーションされたエナメルが何とも美しいブローチペンダントです。花の中心部分には天然真珠があしらわれており、一度見たら忘れられない存在感溢れる作品です。

 

ヴィクトリアン時代（後期）（1887年～1901年）

珊瑚カメオブレスレット1890年頃　イタリア

真っ赤な地中海産の珊瑚を使った美しくゴージャスなカメオブレスレットです。透かし模様の銀製の台座の渋さが、カメオの赤と相まって印象的な作品に仕立てられています。

 

アール・ヌーヴォー時代（1890年～1910年）

金製ネックレス　1890年頃　フランス

18金で一つ一つ手作りされた2種類の精緻なパーツを組み合わせた作品です。アール・ヌーヴォー期独特の優雅なデザインがぴったりと首に沿い、エレガントなネックレスに仕立てられています。

 

アール・ヌーヴォー時代（1890年～1910年）

銀製エナメル花模様ペンダント　1900年頃　イギリス

銀で作られた愛らしい花のパーツにブルーエナメルを施し、花と花の間はペーストを入れた葉のパーツで繋いでいます。ゴージャスでありながらシンメトリーの安定したデザインが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

 

アーツアンドクラフツ期（19世紀末）

※アーツアンドクラフツ期：
19世紀末、産業革命による機械化の進展により、工芸品の品質が低下したことに反対して、英国で生まれた芸術運動。ラスキンを指導者として、手作業による一貫生産を理想とし、素材の価値よりデザインや技術の価値を重視した。

トルコ石ネックレス　1900年頃　イギリス

1900年頃にイギリス、ドイツを中心に広がったアーツアンドクラフツ期※を代表するデザインのネックレスです。渋い銀の台座に、トルコ石のグリーンが映え、留め具にもその時代の特徴が表れています。