【福岡県久留米市】神様のいたずらといわれる宝石、「アレキサンドライト」ってどんな石?
光によって色が変わる宝石をご存知でしょうか?
ガーネットやサファイア、ダイアモンドのなかにもそのような変色性を持った種類があります。
今回はその中でも代表的な宝石、「アレキサンドライト」についてご紹介いたします。
アレキサンドライトって?
6月の誕生石で、結婚45周年記念のための宝石とされるアレキサンドライトは、カメレオンのような性質を持っています。日光または蛍光灯の下では美しい緑色、ランプやろうそくの炎などの白熱光の下では茶色がかった赤色に変わるのです。このことから、アレキサンドライトの色の変化を「昼はエメラルド、夜はルビー」と表現されています。他にも光によって色が変わる宝石はありますが、アレキサンドライトのように色の変化が劇的なものは他にありません。しかもこの宝石は、加熱や含浸などの人工的な処理をしていなくても、採れた時からこのような不思議な性質を持っています。産出量に限りがあるため特に良質なアレキサンドライトは、最も希少な宝石であると言えます。
名前の由来
帝政ロシア時代、深緑色に光る原石を掘り当てた鉱夫は「もしやエメラルドでは?」と胸を弾ませて加工場に持ち帰りました。加工場についた鉱夫が改めてロウソク灯で照らして見たところ、緑色だった石が赤色に変わっていたのです。石は王立科学アカデミーに持ち込まれ、調査されましたが当時の科学水準を超えていました。なんとも神秘的なその石は、皇帝ニコライ一世に献上されることになります。そして皇帝と石が出会ったその日1830年の4月29日は、たまたま長男のアレクサンドル・ニコライエビッチ皇太子12歳の成年式典日だったことから、アレクサンドル2世の名が宝石名になったそうです。
昼と夜で全く違う表情を見せてくれるアレキサンドライト
「神様のいたずら」と称されるほど宝石の神秘性を代表する宝石です。
店頭でレアストーンやパワーストーンに触れてみてはいかがでしょうか。
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