【福井市エルパ】グランドセイコーの魅力を徹底解説!
誕生以来、腕時計の本質を高い次元で追求し、今日まで受け継がれているグランドセイコー。今回は、最高レベルの実用腕時計ブランドとして各方面から高く評価されているグランドセイコーの魅力を、歴史や特徴に焦点を当てて見ていきましょう。
グランドセイコーの歴史
・1960年、スイス製が高級腕時計の代名詞とされていた当時、それまで培ってきた時計技術の枠を結集して「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志のもと、誕生しました。国産では初めてスイス・クロノメーター検査基準優秀級規格に準拠したモデルとして発売されました。
・1960年代は、世界を驚愕させる国産最高峰の機械式腕時計へと急成長を遂げた時代です。グランドセイコーは、機械式時計の精度を競うスイス天文台コンクールでは名実ともに世界の頂点を極めました。
・1988年、グランドセイコー初のクォーツ式時計「95GS]が発売されました。耐温度特性、耐湿度特性、耐衝撃特性のすべての面において優れた水晶振動子を選りすぐって使用することで、当時の最高峰の精度を実現しました。
・2004年、グランドセイコー初のスプリングドライブが誕生しました。機械式時計とクォーツ式時計の技術を融合した全く新しい第3のムーブメントで、電池も蓄電池も使わない自己完結型でありながら、クォーツ並みの高精度を実現しました。
・2017年、グランドセイコーはセイコーから独立した新生ブランドとして新たな歩みを始めました。独立ブランド化を機にデザイン領域を広げ、王道の「ヘリテージコレクション」、アクティブなシーンに適応する「スポーツコレクション」、柔和な光を優雅にまとい洗練された「エレガンスコレクション」の3つの領域を設けました。日本ならではの美しさと品格を併せ持つ、バリエーション豊かな腕時計を生み出し続けています!
各ムーブメントの特徴
安定した精度で年々進化を遂げるグランドセイコー。ここからは、グランドセイコーの機械式、クォーツ式、スプリングドライブの3つのムーブメントにどのような特徴があるのか見ていきましょう。
ー 機械式 ー
ぜんまいを動力源とし、針の動きで時刻を知らせるスタイルの時計が誕生して以来、変わることなく受け継がれる駆動方式です。グランドセイコーの9Sメカニカルは、熟練の時計師が、通常の機械式時計の何倍もの時間をかけてようやく到達できる精度基準であるため、1年間にごくわずかしか生産することが出来ません。膨大なパーツの加工精度を最大限に高めるために、先端技術であるMEMSを採用しています。MEMSとは最先端の加工技術で、0.001mm単位の精度で軽量なパーツを作ることが出来ます。
ー クォーツ ー
水晶振動子に電圧をかけることで規則正しく振動する性質を利用して調速を行う、電池を動力源とした機構です。グランドセイコーの9Fクォーツは、瞬間日送りカレンダーや高気密構造など従来のクォーツでは考えられなかった数々の新機軸を盛り込んで、これまでの「薄くて軽いクォーツ」という常識を覆しました。ほとんどのクォーツは自動組立ですが、複雑な機構を持つグランドセイコーは、手作業でしか組み上げることが出来ません。熟練した技術を掛け合わせることで、その高い精度は保たれています。
ー スプリングドライブ ー
グランドセイコーの9Rスプリングドライブは、機械式時計のぜんまいがほどける力を動力源としながら、ICと水晶振動子によって正確に精度を制御する全く新しいクォーツの調速機構を備えた、グランドセイコー独自のムーブメントです。古来より自然を楽しみ、静寂を流れる偉大な時の移ろいに寄り添う、そうした日本の美意識を凝縮して誕生しました。
いかがでしたか?「正確さ」「美しさ」「見やすさ」「長く愛用できること」全てにこだわりの詰まったグランドセイコー。最先端テクノロジーと最高レベルの匠の技を、皆さんも是非一度お店で着けて感じてみてくださいね!