【福井市エルパ】教えて！腕時計の時間がズレるのはなぜ？
時計を使っていて、気づいたら時間がズレていた…なんて経験をした方は多いのではないでしょうか？大切な用事に遅れてしまったり、電車の時間に間に合わないところだった！とヒヤッとしますよね…同じようなことを起こさないためにも、腕時計の時間は正確である必要があります。そこで今回は、時間のズレが生じる原因とその対策についてをご紹介！
どうして時間がズレるの？
原因は様々ありますが、特に多いのが”経年劣化”と”磁気帯び”。経年劣化では、内部の部品の消耗や潤滑油が切れていたり、その他不具合によって時間のズレが生じます。ほかにも磁気帯びが原因の場合もあります！例えば、電話・パソコン・コピー機のOA機器、電子レンジなどの家電製品の磁気が、時計に影響を与えているケースです。磁気帯びをすると、内部の部品同士が引き寄せられたり、反対に遠ざかろうと力が作用して、部品の位置がズレる場合があります。特に時計は精密な造りの製品なので、少しの磁気が大きな故障に繋がってしまうのです。
それぞれの対策は？
もともと数百個もの部品を組み合わせて動かしている時計は、5.6年に一度を目安に内装修理(オーバーホールとも。)をするのが理想です。たまにしか使わなくても、中の機械自体はずっと動いている状態なので、”使う頻度に関係なく”メンテナンスが必要なんです。そして、磁気による時間のズレの場合、”磁気抜き”という修理方法があります。磁気の影響を受けている部品を一からチェックしていき、重度の場合、内装修理が必要になってくるケースもあります。購入して、”問題なく”使えている状態でも、いつ時間のズレが生じるかは分かりません！だからこそ、定期的なメンテナンスが必要不可欠なんです。
いかがでしたか？今回は、時間のズレの原因とその対策についてご紹介しました。原因も、経年劣化や磁気帯び以外にも衝撃などによる部品破損によるものなど、様々です。腕時計はたくさんの部品が組み合わさって出来ている精密機械なので、時計修理の専門店に持っていくのがおすすめですよ！福井市にあるタケウチエルパでは、内装修理の時計も預かれるようなので、メンテナンスを考えている方は是非一度、足を運んでみて下さいね。
