【金沢】婚約指輪は要らないと言われた僕が贈った婚約記念品はネックレス
付き合って5年目、そろそろ本格的に結婚を考えてもいい年齢になってきて、次の記念日に入籍をしようかと話していました。付き合いも長く改まってのプロポーズは恥ずかしくて、彼女も普段からジュエリーを着けるタイプではなくサプライズをしようか、そもそも婚約指輪を渡そうか悩んでいました。
本当に婚約指輪はなくていいの?
両親が結婚したときの話を聞くとやはり婚約指輪を用意したとのことでした。当時は婚約指輪を用意することが当たり前で着ける着けないはそんなに重要ではなかったんだとか。「着ける機会って本当に少ないんだけど、この婚約指輪を見る度にプロポーズされたときのことを思い出すのよね。お父さんが私のために用意してくれたんだって考えたら、とっても嬉しくて、もらったときは涙が出たわ。」本当に嬉しそうに話す母と、それを微笑みながら照れくさそうにする父の姿を見ると、35年目の今も仲の良い夫婦でいる秘訣はこれなのかも、と思いました。
▽金沢のプロポーズ事情を知りたいあなたへ
まずは下見で婚約指輪のお店に
自分自身のけじめとして婚約指輪を用意しようと考え始めた時、彼女に指輪が要らないと言われていたのが引っかかって決断することができませんでした。とりあえずネットで婚約指輪の検索をしてみると、お客さんの口コミが良さそうだったので下見に行ってみることにしました。店員さんの話を聞きながら色々な婚約指輪を見せてもらいましたが、指輪は要らないという彼女の顔しか想像できず、正直ピンとくるものがありませんでした。
要らないは遠慮?
婚約指輪の事しか考えていなかった自分に、スタッフさんが機転を利かせ婚約ネックレスも紹介してくれました。指輪よりも普段使いするにいいかも…と思い始めた時、彼女から婚約指輪は要らないから迷っていることを相談してみました。僕と同じような悩みの方は実は意外と多いようで、しかもそれが遠慮の気持ちが強くパートナーに気遣っての事らしいのです。
勇気を出してプロポーズ!
休日のなんでもない日に、彼女にプロポーズしました。婚約指輪の代わりに普段使い出来そうなネックレスにしたよと伝えながら、彼女の首元に着けてあげると…。彼女は涙を流していました。まさかのことに僕もびっくりして「やっぱり嫌だった?」と聞くと、強がって指輪は要らないとかプロポーズしないでと言ってしまったけど、本当は少し期待していたのだとか。ちょっぴり涙ぐんでいる彼女の笑顔を見ながら婚約ネックレスを選んだ裏話をしたりして、今以上にお互いの事を知れた気がします。最高のプロポーズになりました。
ネックレスは婚約記念品として大正解!
今はもう入籍も済ませ、新婚生活も落ち着いてきましたが、彼女は毎日プレゼントしたネックレスを身に着けてくれています。嬉しそうにネックレスを着ける姿を見る度に、プロポーズして良かったと心から思います。婚約指輪を要らないと言われてしまった人、婚約指輪を贈ろうか迷っている人がいたら、まずは相談してみるといいですよ。僕のお世話になったお店をご紹介しておきます。参考まで。
▽僕のお世話になったお店