福井市エルパレディース時計どう選ぶ？選び方と人気のブランドを徹底解説

男性のおしゃれと言えばスーツや時計、靴と思い浮かべる人も多いでしょう。フォーマルな場面での着用や結納返し、自分へのご褒美として時計を見に行こうという男性の方も多いですが、今では情勢が同じように時計を見ることもしばしば。今日は時計を付けてみたいけれどどんなものがいいのか、または今人気のレディース時計はどんなものがあるのか気になっている方必見！レデイ―スト時計の選び方について一緒に考えていきましょう。

時計ってそもそもどんなもの？

時計の歴史は古く、その始まりは紀元前2000年も前の古代エジプトと言われています。巨大なオベリスクという石塔の影が動いているのを発見し、その影が一日をかけて回転しているという気付きから始まったと言われています。同時代にも古代中国の殷の国では水を使った時計ができたと言われています。その後歯車の開発や、ゼンマイや機械の仕組みができあがり、携帯用の腕時計になるまでの歳月は実に約3000年！それほど一日の時間をしるということは人々にとって生活に欠かせないことだったと言えます。

歴史の片隅にあったレディース時計

私達が毎日目にする掛け時計や腕時計。その形になるには何千年という歳月がかかりました。とりわけ人類の歴史の中で為政者や、権力者の多くは男性でした。その理由は人の歴史の大半が戦争によって為されてきたため。今でこそ、秩序のある方や条約が提携され、秩序のある日本社会ですが、その昔は小さな小競り合いから、国を賭けた争いまで、様々な戦争を乗り越えてきました。腕時計というものが広まったのも1940年代の世界大戦の最中でした。それまでは携帯用の時計と言えば懐中時計が一般的。それまでの大雑把な時間帯が分かればいいという物から、正確な時間ごとに作戦を実行するためのものとして時計はより正確に時間を知らせるものになる必要がでてきたのです。蓋を開け閉めしなくてはならないというのは、戦場ではロスタイムに繋がります。19世紀後半、最初の腕時計の概念を作ったのがドイツのジラールペルゴ社。約2000個もの懐中時計を革ベルトで腕に巻きつけられるようにしたものが始まりだったと言われています。このように腕時計は最初、戦場に出る主に男性のものだったと言えます。それ以前のヨーロッパにおける王侯貴族の女性達にも時計を所有している人もいましたが、ごく少数でした。

世界におけるレディース時計の始まり

男女平等やジェンダーレスの社会が一般化した現代。多くの時計会社がレディース時計の開発をし、そもそもレディースのためだけのようなブランドラインを持っていることも少なくありません。その始まりはどこからだったのでしょうか？例えば、高級腕時計の代名詞と呼べるオーデマ・ピゲやフランクミュラー、ロレックスでもレディースモデルがたくさん用意されています。時計の技術をずば抜けて飛躍させたのはブラント・ルイ・ブレゲ。今のブレゲ社の原型です。彼の顧客にはなんとかの有名なフランス王妃マリー・アントワネットが。フランス社交界においてファッションリーダーだったマリー・アントワネットのために40年以上もの歳月をかけて作られた最高傑作が「マリー・アントワネット」という懐中時計。やフランス貴族の間でお出かけ用としてブレスレットと一体になったようなドレスウォッチが流行。あのロレックスやオメガも20ミリほどの小ぶりなサイズのドレスウォッチが造られました。今でもアンティーク品としてロレックスやオメガ、カルティエ、ブルガリといった腕時計は人気があります。なんと世界大戦以前にも腕時計を先取りしていた女性たちがいたのです！当時は限られた富裕層のためのものと言われていましたが、時は流れ、働く女性もたくさんの現代へ。名のあるファッションブランドがドレスやバッグに加えて、デザイン性に優れた腕時計を発表したことでファッション的な価値を高めたと言われています。

日常に欠かせないアイテムへ

ヨーロッパでは限られた富裕層が使っていたレディース時計。時計を持ち歩いて見えないように、金で細工したカバーが文字盤についているブレスレット型のものや、文字盤をとても小さくすることで目立たなくしたものが多かったヨーロッパ。主に男性が持ち歩いていた世界大戦期。そして21世紀の今。職種や生き方も様々で目まぐるしい現代を生きる女性には欠かせないアイテムへ。就職やお祝い事をきっかけに腕時計を持つようになったという方も多いのではないでしょうか。レディース時計の歴史的な価値が分かったところで、次は具体的なレディース時計の選び方について一緒に考えていきましょう。

選び方① 機能で選ぶ

現代の腕時計の主なムーブメントは大きく分けて三種類。ゼンマイを手動力にした機械式の時計、電池を原動力にしたクォーツ時計、ソーラー充電の蓄電池を使ったソーラー時計です。機械式の時計はゼンマイを動力源としていて、歯車と部品の噛み合いだけで動いているもの。メンズの時計に多いと思われがちですが、実はレディース時計でも機械式時計はたくさんあります。特に高級ブランドのものはこの機械式時計が多いです。クォーツやソーラーにはないぷっくりとしたシルエットが美しい時計。一般的な機械式の時計であれば駆動時間は50時間程度ですが、レディースサイズだと機械がメンズサイズよりも小さくなるので、巻き時間も短くなります。また、基本機械式時計は1日に15秒から20秒ほどズレるのは許容範囲。頻繁に時刻合わせをする必要があるのでそういった手間をかけたくないという人にはあまり向きません。クォーツ時計は雑貨屋さんから高級時計まで広く普及しています。クォーツ時計は電池が切れるまで動き続けるので通常２、3年は動き続け、そこまで時間もズレず、たとえ時間や日付がズレたとしても簡単に竜頭で調節することが可能。電池が切れると電池交換が必要になるので、交換後は防水機能が低下してしまうという弱点もあります。そしてソーラー時計はソーラー基盤によって充電し続けるので、基本止まることがありません。電波を受信できるものは時間も日付も自動で直してくれるので便利ですが、時間がズレたときに直すのが難しいというデメリットもあります。また時計によっては非常に強い防水機能や、複雑な機能を持っているものもあります。使う場面を想定して、お店のスタッフにいろいろと聞いてみるのがオススメです。

② デザインで選ぶ

腕時計を貴族の女性が使っていた時代。腕時計はとても小ぶりで時計をつけているとあまり分からないようなものが好まれました。当時は金やホワイトゴールドで作るのが一般的。今でもその時代の時計はヴィンテージ時計やアンティーク時計として愛用している人もいます。時が流れ今ではステンレスやチタン、樹脂やプラスチック、ラインストーン、木材など幅広い素材が使われており、色や質感も様々。特に近年注目されているチタンはステンレス素材の約40%も軽い素材。アレルギーも起きにくく、ファーストピアスなどにも使われています。多数の素材と色合いが組み合わさっているものの例を挙げて言うと、G-SHOCKがあります。樹脂やステンレス、カーボンをうまく組み合わせて幅広いデザインバリエーションがあります。形も円のだけではなく、シャープな印象の四角形や、円形と四角の間の樽型と様々な形、多角形など様々。また大きさも20ミリ代の小さなものからボーイズやメンズサイズと言われる40ミリ前後の大きな物まで様々です。小ぶりで可愛らしいガーリーなものから、カッコ良くてシンプルなものまで。各ブランドで得意な雰囲気や色合いがあるので、デザインは第一印象で気に入ったものを選ぶのがおススメ。同じ形でも大きさや色の違うもので揃えたり、違う形のものをいくつか持っていると気分や場面でうまく使いこなせます。高級時計ブランドでは18金のイエローゴールドやピンクゴールド、ダイヤや宝石をふんだんに使ったゴージャスな見た目のものも多数。一生物として一つそういった豪華なものを持っていただくというのも素敵ですよね。

③ ペアで選ぶ

自分ではどんなものを選んだらいいのか分からないという人は大切な方とペアで持つという選び方もおススメです。携帯電話があるので、時計を持たないという思う方も多いかもしれません。しかし、腕時計をペアで持つことには「大切な人と同じ時間を刻んで行く」という素敵な意味があります。2人で好みを合わせるのは意外と難しいかもしれませんが、幸いペアウォッチを展開しているブランドはたくさんあります。また、お手頃なものから高級なものまでたくさんあるので、2人の関係性や予算にあったもので探すことができます。色合いや大きさ、お互いの雰囲気を見て選ぶ楽しさもあります。クリスマスシーズンなどには限定品がたくさん出るので大切な方と見てみてください。

人気のブランドをご紹介

ここまでレディース時計の歴史と選び方についてお話してきましたが、次におススメのブランドを紹介していきたいと思います。高級ブランドではなくここではあえて、手に届きやすい、かつ使いやすい国産ブランドにフォーカスします。日本で長く愛されているセイコールキアについてご紹介します。

SEIKO　LUKIA～セイコールキア～ってどんなブランド？

Lucid（輝く）、Unison（調和）、Keen（溌剌とした）、Intellectual（知的な）、Active（活動的な）の五つの意味を込められてできたルキア。1995年に発表されたファーストモデルは真っ黒の文字盤に24時間、日付、曜日をスタイリッシュにデザインしたデザインは衝撃的でした。日本にとって不況と言われる世の中でしたが、働き出す女性もたくさんいました。1995年当時、女性にとっての腕時計はあくまでもアクセサリーの一つとされてきました。より小さく煌びやかに見せるのではなく、見やすくて実用的な時計を提供することで女性たちを応援したい。そんな思いからルキアは生まれました。

ルキアのポイント①　実用性抜群

先ほど歴史的な女性の偉人たちが腕時計にファッション的な価値を見出したことをご紹介しましたよね。ルキアはそこに新しい実用性という価値観を加えました。1995年のファーストモデルは30ミリ以上の大きなサイズに、日付や曜日まで確認できるのは当時のレディース時計にはあまり無かったもの。より忙しく、仕事やプライベートを過ごす女性たちを支えるためにシンプルさと見やすさを追求したルキア。初登場時から２年後、３年後と毎年デザインや素材を変えながら女性たちに愛されてきました。ハッキリとしたインデックスや針、クリアな文字盤が特徴のルキア。こんなにもクリアで綺麗に見えるのには理由があります。ガラスの内側にはスーパークリアコーティングという加工を行い、光の反射のほとんどをカット。どの角度から見ても時間がハッキリとわかるようになっています。またケース部分とバンド部分にも、ダイヤシールドという加工を施し、日常生活の傷から守ってくれます。ここ数年のモデルには軽くて丈夫なチタンを使っている物も多く、長時間着けていても負担になりません。さらにほとんどのモデルにソーラー電波のムーブメントを使用。光さえ当たれば、充電をして電波で時刻や日付を合わせてくれるので、いざというときに止まっていたり、時間がズレているということがありません。

ルキアのポイント②　凛としたデザイン

さきほどもお話ししましたがルキアのファーストモデルはブラックのもの。次に出たモデルはファーストモデルと同じような窓が3つある真赤な文字盤が特徴。その次にはシンプルなブラックの樽型というように進化を遂げてきたルキア。初期の見やすさやシンプルさといった概念はカラーバリエーションや使用できる素材が増えた今でも変わりません。現在ルキアでは主に4つのコレクションがブランドを構成しています。またブランドアンバサダーにはルキアが持つ強さや美しさを体現する俳優を起用しているのも特徴です。

・LUKIA Grow　花が自然の中で豊かに花開き、育つように願いが込められて作られたコレクション。しなやかさと優しさ、芯の強さを感じるシャープな美しさが特徴です。

・I Collection　　自分らしく生きる女性の相棒になるように。飾りすぎないシンプルなデザインが上品で美しいライン。

・Lady Collection　クラシックかつ上品に。白蝶貝やダイヤモンドを使った文字盤が特徴。ルキアらしさは残しつつ、華やかに手元を彩ってくれます。

・Standard Collection　どんな時でも日常に寄り添ってくれる。開発から試行を重ねて出来上がったルキアらしいデザインです。ロングセラーのモデルも多く、長く愛されるデザインが特徴。

オススメのLUKIAをご紹介

こちらのSSVW205はLUKIA Growのコレクションから。中心から外にかけてのイエローのグラデーションが美しく、凛と咲く百合の花をモチーフにしています。柔らかな曲線が中心から広がり、百合の花がゆっくりと花開いていくような印象を受けます。外装はステンレスですが、ステンレスらしい青みのある銀色がより凛とした印象に。ソーラー電波なので時刻や日付を修正する必要もありません。

スペック
品名　・・・SSVW205
金額　・・・￥59,400（税込み）
コレクション　・・・LUKIA Grow
ムーブメント　・・・ソーラー電波（フルオートカレンダー）
精度　・・・電波非受信時平均月差±15秒
外装　・・・ケース、バンド共にステンレス
ガラス素材　・・・カーブサファイア
コーティング　・・・ガラスにスーパークリアコーティング、ケースにプラチナダイヤシールド
ケース径　・・・27.5ミリ

レディース時計の楽しみ方とお手入れの仕方

お気に入りの腕時計が見つかったところで、最後にお手入れの仕方をご紹介。せっかく気に入ったものなら長く綺麗に使いたいですよね。たくさん使ってくるとバンドが傷んでしまったり、汚れが目立つようになってしまうことも。よほど特殊な形のケースでなければバンドの交換やクリーニングができます。革バンドであれば色や質感を変えて雰囲気を一変することができます。また、機械式、クォーツ式、ソーラー式に限らずどんな時計でも必ず分解しての掃除というものが必要になってきます。そういったメンテナンスともうまく付き合いながらレディース時計を楽しんでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？かつては本当に限られていた人だけが使っていたレディース時計。今では数えきれないほどのデザインや価格のものが溢れており、どんな女性でも持てるように。皆様がレディース時計を選び、楽しめるように参考になれば幸いです。こちらで紹介した腕時計もぜひ一度ご覧くださいね。レディース時計をたくさん見てみるなら、TAKEUCHIエルパ店がオススメですよ！