【郡山市】定番モデルもスゴイ！グランドセイコーの魅力。

今や日本だけでなく、世界中で人気のグランドセイコー。大谷翔平選手とヌートバー選手の逸話や、美しい文字盤の「白樺」「水面」といった常に完売状態のモデルの発売など話題にも事欠きません。しかも人気モデルのいくつかは、グランドセイコー正規取扱店のなかでも「グランドセイコーブティック」「グランドセイコーマスターショップ」のみの取り扱いとなり、さらにその人気に拍車をかける要因となっています。希少モデルや限定モデル、新作モデルは常に情報も更新され、話題になりやすいのですが、実はグランドセイコーは定番モデルもスゴイ。今回はグランドセイコーの定番モデルがどのようにスゴイのかご紹介したいと思います。

定番モデルも素材のこだわりがスゴイ。

いくつもあるグランドセイコーの素材へのこだわり。ここでは見えないところにもこだわるグランドセイコーのスゴイところを２つご紹介します。

①ぜんまいに使う金属を自社開発。

より高精度でより完璧な時計を求めて、半世紀以上の長きにわたってグランドセイコーが自社開発を続けている特殊金属が「SPRON」。ぜんまいに使われるこの素材はこれまでにも絶えず進化を続け、耐衝撃性能の向上やトルクの増大などを通じていくつもの時計に貢献してきました。
グランドセイコーの機械式ムーブメントは、てんぷを構成するひげぜんまい、香箱に納まる動力ぜんまい、それぞれに異なる特性を持つSPRONを開発し採用しています。グランドセイコーには、つねに高みを目指し続ける技術者たちの飽くなき探究心と、先進テクノロジーの融合があり、パーツ一つひとつを開発する匠たちの想いと熱意の集積によって優れた機械式時計が生み出されています。

②水晶まで自社製造。

技を磨くこと。優れた素材を開発すること。そして、高品質な時計をつくること。1988年に初めてグランドセイコーに搭載されたクオーツムーブメントは、年差±10秒という高精度によって世界中を驚かせましたが、匠たちの理想はさらに先にありました。徹底した素材管理と慎重な素材選定。「時の本質」に迫るために、未知の領域を果てしなく追い求める姿勢そのものが、もはや芸術的と呼ぶにふさわしく、グランドセイコーは水晶まで自社製造し、高品質な水晶振動子を安定的に供給。自ら築いた高精度を自ら塗り替えるための探究を続けています。

定番モデルも文字盤がスゴイ。

「白樺」「雪白」「水面」といった人気モデルや四季を彩った文字盤など、圧巻の技術力と表現力で多彩な魅力を魅せ続けているグランドセイコーの文字盤ですが、定番モデルの文字盤もスゴイ。グランドセイコーといえばコレ、な圧銀放射ダイヤルをご紹介します。

厚銀放射ダイヤルとは。

グランドセイコーのクオーツウオッチをつくる工房がある信州は、かつてシルクの一大生産地でした。その製造地への敬意を込めたダイヤルが「厚銀放射」ダイヤルです。光沢のあるダイヤルに、まるでシルクで線を引いたかのような細かな放射模様は、そのルーツを大切にする気持ちの表れでもあります。この繊細な模様は真鍮より柔らかい銀でしか描くことができないため、銀めっきに特別な手法で実現しています。