福井市エルパ時計の寿命ってどれくらい？長く使えるオススメブランドもご紹介！

新しいものを買う時に気になるのがどのくらい物持ちが良いかというかということ。腕時計を買う時にもどのくらい使えるのか気になるところですよね。また誰かから譲り受けたけれどまだ使えるものなのか、直す価値があるのか分からないという方も多いのではないでしょうか？今日は皆さんが気になる腕時計の寿命と長く使えるオススメのブランドをご紹介します！

時計って長く使える必要あるの？

最近では必要な時に着けることができれば十分ではないかと思う人が多いですよね。就職活動のときや冠婚葬祭の時だけつける場合。また、外仕事で壊れやすく汚れもつきやすいため、消耗品のように考えている人もいますよね。例えば工事現場や宅配の仕事をしている人は腕時計をぶつけやすいので壊れてもいい雑貨時計や衝撃に強いジーショックを使っていることも多いです。一方で、頂き物だったり、何かの記念で一生ものとして買ったりしたものを長く使うという人も一定数います。日本ではあまり浸透していませんが、ヨーロッパでは家族から受け継いだジュエリーや時計を代々使っていくという考えが盛んです。ジュエリーも時計も日本に入ってきてからの歴史はまだ浅いですが、ヨーロッパでは若い人が祖父母代からの豪華なジュエリーや時計を着けているということも珍しくないです。生活スタイルや家庭の影響など、腕時計に対する価値観は人それぞれ。一時的なものももちろん良いですが、代々受け継いでいけるような腕時計を一つ持つのも素敵です。せっかく腕時計を持つのなら、長く使えるものを選ぶのがオススメです！

時計を長く使うためには定期的なメンテナンスが必要

長く使える時計がおすすめとはいったもののどんな時計がどのくらい長持ちするのかというのは疑問に思いますよね。次はどんな時計がどのくらい長持ちするのか目安をお伝えします。電池の時計、ソーラーの時計、機械式時計の三つに分けてお話しします。

① 電池の腕時計

ファンシーショップから名だたる高級ブランドまで使われている電池の時計。電池の電力を原動力に、機械の中の水晶振動子の振動が回路に伝わることで針が動くようになっている時計。水晶振動子を使っていることからもクォーツ時計とも言われています。世界で初めて作られた電池式の腕時計は日本を代表するセイコーが発表し、その後爆発的に世界に普及しました。1970年代後半のこの出来事はクォーツショックとも呼ばれ、腕時計の歴史の一つです。そんなクォーツ時計ですがどのくらい長持ちするのかというとこれは使い方とメンテナンスによります。電池の寿命は2、3年なので電池が止まってしまって使わなくなればその時計はそこまでです。電池交換をすればまた2、３年使うことができます。ただ電池交換をしていれば永遠に使えるというわけでもありません。１０年以上など長く使っていると電池交換をしても動かなかったり、動いてもすぐに止まってしまいやすくなります。その時は時計を一度分解して洗浄して組み上げをするという作業が必要になります。メンテナンスをすることで長く使うことができます。

② ソーラーの時計

最近では電池交換不要の光で充電する時計もたくさんあります。文字盤の部分が太陽光の発電ができるようになっており、内蔵されている蓄電池に電力を貯めることができます。ソーラーの時計も厳密にはクォーツ時計の一種ですが、頻繁な電池交換は要りません。ちなみにソーラーの腕時計を世界で初めて作ったと言われているのはシチズンだと言われています。今では光発電ができるだけではなく、電波を受信して時刻を正確に合わせてくれるというものも多数あります。ではソーラーの時計は電池交換もメンテナンスも要らないのではないかと思うかもしれませんが実際はそうではありません。光が当たらなければ止まってしまうので、暗闇に置いておくのはお勧めしません。また2、３年で電池交換しなければならないというわけではありませんが、内蔵されている蓄電池が7、8年を目途に劣化してきます。ソーラーの時計は充電が少なくなってくると秒針が2から5秒一気に進むことがあります。蓄電池が劣化してくると、秒針が一秒ずつの動きに戻らなかったり、少し影になっただけで止まってしまったりという不具合が出てきます。またソーラー電波のタイプだと、電波が受信できないという不具合も出てきます。ソーラーの時計に内蔵されている蓄電池は簡単に電池交換ができないため、専門家に相談する必要があります。ソーラーの時計は蓄電池の交換と一緒に、クォーツの時計と同様の分解掃除も必要になってきます。

③ 機械式の時計

腕時計と言えば何よりも欠かせないのが機械式時計。機械式時計と聞くと何のことか分かりにくいかもしれませんが、薄い金属やシリコンのゼンマイを原動力に歯車などの細かい部品が組み合わさって動くものです。ネジ式のオルゴールをイメージすると分かりやすいですが、ゼンマイが巻き上がってほどける時間の分だけ動くというのが機械式時計の仕組みです。すぐに止まってしまうのに今でもそんな時計が人気なのかと疑問に思うかもしれませんが、時計好きの中では機械式時計のほうが王道。皆さんが一度は聞いたことのあるスイスの高級時計などは基本機械式時計が主流です。部品の重なりと組み合わさりで動くので、ロマンを感じることも多いです。電子回路や電池などの電力に頼らず、どこまで駆動時間を延ばせるのか、どこまで精度を上げることができるのかということで有名ブランドが競うように作っているのも機械式時計です。機械式時計ならではの特殊な機構、機械式時計ならではの素材や美しさ、ブランドを象徴するデザインもあって憧れになるのが機械式時計です。ゼンマイが原動力だからと言ってこちらもメンテナンス不要というわけではありません。ゼンマイも経年劣化により、伸びてしまったり、切れてしまったり、また巻き上げてもほどけなかったりと不具合が起きてきます。また機械式時計は今までお話ししたクォーツ、ソーラーの時計に比べて部品の数が圧倒的に多いのが特徴。部品が複雑に組み上げられているため、衝撃などで外れてしまっている部分があったり、部品に塗っている油が乾いてしまっていると動かなくなってしまう原因に。機械式時計も分解掃除が必要になってきますが、こちらはクォーツやソーラーの時計に比べると頻繁にしなくてはいけません。機械式時計の分解掃除の目安は3年から4年と言われています。

結局腕時計の寿命って？

腕時計は精密機械なので慎重に使ってもらうことが前提ですが、場合によっては時計の中に水が入ってしまったり強い衝撃がかかっていたり、ガラスが割れてしまったりという状態になることも。それでも分解掃除や部品の交換をすることで、中の機械の状態をクリーンに戻すことができます。部品の洗浄だけではなく、傷んでしまっている部品も交換をするので再び長く使うことができます。腕時計を発売しているメーカーがもう部品を作らなくなってしまったり、保有期間を設けている場合は注意が必要。修理に出したとしても修理ができず返ってきてしまうことも。機械ごと交換できるものであれば再び長く使えますが、一定の保有期間が設けられていることがほとんど。デジタルの液晶が文字盤に入っているものは基盤の製造が終わってしまうということもあります。一方で機械式時計の場合は部品が用意できることが多く、場合にもよりますが細かい部品を一から作って直せる場合もあります。とりわけ高級ブランドは修理の対応機関も長く、何十年以上経っているものでも直せることがほとんど。例えば30年近く経っているスイスの高級ブランドの時計があったとして、日本国内では直せないけれどスイス本国では修理することができたという場合もあります。強いて言うなら分解掃除ができなくなった時が腕時計の寿命だと言えるかもしれません。いずれにせよ、時計が止まってしまった場合は早めに時計屋さんに相談してみるのが腕時計を長持ちさせるこつです。

これなら間違いない！Grand Seikoがオススメ！

長く使える時計。一生ものの時計ということならグランドセイコーがオススメ。日本が誇る高級時計として、今世界的にも注目されています！1960年、スイスの時計にも負けない世界に誇れる腕時計をつくるという使命のもと、今日では日本を代表する最高の時計と言われています。グランドセイコーを支えるのは3つの柱と言われる高性能のムーブメント。ブランドを長年支えてきたメカニカル、革命的とも言われたクォーツ、そしてメカニカルとクォーツのハイブリッドでありグランドセイコーだけのスプリングドライブ。メカニカルは開発当初の1960年代よりスイスの天文台コンクールで上位に入るほどの精度を誇りました。1967年には自動巻きのムーブメントが、1968年にはレディースが誕生しました。自動巻きとは手に付けることで、ゼンマイが巻き上がるといもので、今は低額のものから高額のものまで広く機械式時計に使われています。着ける人の姿勢の差や着けていない時の精度の差などが出やすく、調節が難しいといわれています。クォーツは先ほども説明しましたが電池を原動力にしたもの。一味も二味も違うグランドセイコーのクォーツは1988年からその歩みをスタートしました。そしてスプリングドライブ。通常の機械式時計は引っかかるように小刻みに秒針が動いていきますがスプリングドライブは引っかかりがなく滑らかに運針していくのが特徴。唯一無二のスプリングドライブの構想は1977年から。実現したのは2004年です。途中クォーツショックがあり、メカニカルの方は生産が止まってしまいましたがその後復活を果たし、そして第三のムーブメントも登場させました。開発当初から何度もアップデートしてきたグランドセイコー。今のムーブメントには「究極」をもじった9の数字から始まる番号が付いています。歴史も美しさも素晴らしく、しっかりメンテナンスをすれば3世代かけて使うことができると言われているグランドセイコー。ここからは魅力とオススメのモデルをご紹介します。

グランドセイコーの魅力①　職人技の光る国産時計

グランドセイコーは作れる工房が日本にたった二つしかありません。一つは岩手県のグランドセイコースタジオ雫石、もう一つが長野県にある信州時の匠工房です。雫石ではメカニカルが、信州時の匠工房ではスプリングドライブとクォーツが造られています。厳選された職人たちが組み立てと研磨などを手作業で行っています。各工程がグランドセイコーの精度、美しさを決める重要なもの。例えばグランドセイコーの特徴とも言われるザラツ研磨は、独特の鏡面のような輝きを放ちます。グランドセイコーを語るうえで欠かせないのが職人たちの技なのです。また、国内で生産をしているため、メンテナンスの際もスムーズに職人のもとへ送ることができます。舶来の高級時計は日本国内に部品がないこともあるので修理だけでも半年以上時間がかかることもあります。そういったアフターの点でも安心。

グランドセイコーの魅力②　飽きが来ない美しさ

グランドセイコーの魅力と言えばなんといってもその美しさ。シンプルで無駄が一切ないのに、どこから見ても鏡のように美しいというのが特徴。どの角度から見ても歪みがなく、美しいのには先述した職人技によるところが大きいです。また何十年と使っていても飽きないのもグランドセイコーのデザインの特徴。グランドセイコーを見た人はシンプル過ぎて飽きるのではと言う人もいますが実際はその反対！シンプルな物の方が長く持っていても飽きないと言われています。幅のあるバーのインデックスに、太く力強いドルフィン針に存在感のあるフォルムなど。飽きの来ないシンプルなデザインはセイコースタイルとも呼ばれグランドセイコーらしさの象徴です。特殊なモデルを除いて、メンズもレディースも基本の形は似ているのでペアウォッチとしてもオススメです。自然豊かな工房で造っており、日本らしい情緒や陰翳をデザインに落とし込んでいるのもポイント。中には日本らしい情景を表した限定モデルなどもあります。

グランドセイコーの魅力③　段違いの精度

グランドセイコーは精度の優れた時計。具体的にどのくらい優れているのかについて見ていきましょう。先ほども述べたようにグランドセイコーの三つの柱はメカニカル、クォーツ、スプリングドライブ。機械式時計の精度は一日にどれくらいズレるかという日差を目安にします。一般的な腕機械式の時計では日差で15秒から40秒ずれるのが通常。一方グランドセイコーのメカニカルのモデルでは日差＋5秒－3秒という驚異の精度。一方クォーツにおいては一年で±10秒という驚異の精度。クォーツの一般的な精度は一月で15秒から30秒ズレるのが普通です。一般的なクォーツ時計と違い、温度特性、耐湿度特性、耐衝撃性能などに優れた水晶振動子を使用しており、32,768回もの振動を一秒間に一回の電気信号に変えることができます。そしてこの水晶振動子を組み込んだのがスプリングドライブ。原動力はゼンマイですが制御する部分に水晶振動子を使っています。スプリングドライブの精度は一月に±15秒。一般的な機械式時計と比べものにならないほどの精度です。他の高級ブランドでもここまで精度の良い時計はほとんどないと言われています。精度の拘りぬいた部品と職人による緻密な組み立て、そして何日間もかけて行われる厳しいテストをクリアしたものが今日店頭に並んでいます。

オススメはこちら！

品名　・・・SBGM247
税込金額　・・・￥759,000-（2024年9月時点）
ムーブメント　・・・9S66 メカニカル自動巻き（手巻き付き）
精度　・・・日差+5秒から-3
駆動時間・・・72時間
石数・・・35石
外装　・・・ステンレススティール
防水　・・・20気圧防水
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ガラスコーティング　・・・内面無反射コーティング
ケース径　・・・40.5ミリ

品名　・・・SBGP011
税込金額　・・・￥352,000-（2024年9月時点）
ムーブメント　・・・9F85クォーツ
精度　・・・年差±10秒
外装　・・・ステンレススティール
防水　・・・10気圧防水
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ガラスコーティング　・・・内面無反射コーティング
ケース径　・・・40.0ミリ

品名　・・・STGF274
税込金額　・・・￥539,000-（2024年9月時点）
ムーブメント　・・・4J52クォーツ
精度　・・・年差±10秒
外装　・・・ステンレススティール
防水　・・・10気圧防水
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ガラスコーティング　・・・内面無反射コーティング
ケース径　・・・28.9ミリ

品名　・・・SBGE281
税込金額　・・・￥704,000-（2024年9月時点）
ムーブメント　・・・9R66スプリングドライブ（手巻き付き）
精度　・・・月差±15秒
駆動時間・・・72時間
石数・・・30石
外装　・・・ステンレススティール
防水　・・・10気圧防水
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ガラスコーティング　・・・内面無反射コーティング
ケース径　・・・40.0ミリ

まとめ

いかがでしたでしょうか？腕時計の寿命は正確にこのぐらいと言い切ることは難しいです。時計を修理することができる期間を寿命と呼ぶのなら分解掃除ができるまでというのが、一つの目安になるでしょう。定期的なメンテナンスをしっかりして長く使えるものを見つけてみて下さいね。国産で一生使えるものならばグランドセイコーが特におすすめです。扱っているお店も限られてくるので、ぜひお近くで探してみてください。