福井市エルパ必見!メタルバンドのお手入れ方法

必見!メタルバンドのお手入れ方法
みなさんは普段使っている時計のお手入れは出来ていますか?精密機械なので、精度が悪くなってくると分解掃除をするかと思います。一方でバンド部分のクリーニングをしている人はごくわずか。クリーニングが出来ることを知らない人がほとんどなんです、とお店の人から聞きました。時間もあったので、私も今回初めてバンドのクリーニングをお願いしてみました。
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福井市にあるタケウチエルパ店
福井市のショッピングモール内にあるタケウチエルパ店。こちらでは、時計の電池交換のほかにバンドの超音波クリーニング、バンドの調整、防水検査なども一部しているそうです。今回私は、電池交換をお願いしにきたのですが、店員さんから”バンドのクリーニングはされたことありますか?”と聞かれました。一応使っている時計は、購入してから3年以上は経っている愛用品。クリーニングした方がいいかと聞いてみたところ、バンドのコマとコマの間や留め金具のところが大分汚れていると教えてくれたので、電池交換と一緒にお願いしてみました。
バンドクリーニングとは?
バンドクリーニングとは、その名の通りバンドの隙間や中留めに溜まった汚れをクリーニングすることです。画像でも分かるように、汚れが落ちたのはもちろん、バンド本来の輝きも蘇りました!バンドの隙間はお手入れが難しい分、購入してからもずっとそのままで使う人が多いので、一度するだけでも輝きが全く違います!また、通常3時間ほどの預かりになるそうです。電池交換とセットでの依頼が多く、特に夏場だと汗で濡れたり、手を洗う回数が増えるので、特に汚れやすいとか。濡れた部分にホコリや塵などが付着し、劣化を早めてしまうそうです。柔らかい乾いた布で拭き取るだけでも、バンドの劣化を遅らせる効果があるので、頻繁にクリーニングが出来ない人でも簡単にできるとも教えてもらいました。こちらのお店のクリーニングでは超音波洗浄となり、表面に付着した汚れはもちろん、バンドとバンドの隙間汚れもゴッソリ洗浄することが出来るそうです!
お手入れすることのメリットは?
クリーニングをする事で汚れが落ち、バンド自体の持ちが長持ちします!皮脂汚れやホコリは、汗や水などでそのままバンドに付着してしまうので、入念なお手入れをしないと、どんどん汚れが蓄積していくことに。そして、意外と知らないのが皮脂汚れの「嫌なニオイがする」ということ。なかなか自分では気づきにくい部分なので、ニオイがすると知らない方も多いのではないでしょうか?また、夏場は特に汗をかきやすいので、蓄積したまま放置していると、そこからサビる可能性もあります。バンドとバンドを繋ぐピンも、経年劣化によってすり減りが見られるので、その隙間に汚れがあるとさらにサビの原因となってしまいます。時計のメタルバンドは金属でできているため、長時間使っていると、汚れが金属にこびりつき、腐食やサビの原因になることがあります。これが進行すると、金属の劣化が早まり、バンドの寿命が短くなってしまうことも。定期的にクリーニングを行うことで、汚れを取り除き、腐食やサビを防ぐことができます。
どのくらいの頻度でするの?
だいたい3か月から4ヶ月に一度するのが理想です!ただし、使用頻度や使う場面によって個人差があるので、気になったときにするのが一番です。よく仕事場でも着けっぱなしという方が多いですが、作業をしたりコミュニケーションを取る時など、意外と手元は見られているもの。たとえ長年使い込んでいる時計でも綺麗に見え、相手に与える印象は良くなります。また、福井市のショッピングモール内にあるタケウチエルパ店では、超音波洗浄をしているそう。バンドの汚れを浮かし、表面に付着した皮脂汚れはもちろん、バネ棒やピン、中留めもしっかりとクリーニングすることができます。一度の洗浄ではなかなか落ちにくい汚れも何度も超音波にかけてキレイにしているそうです!タケウチエルパ店では、バンドのお手入れ方法なども詳しく教えてくれるので、まだ一度もクリーニングをした事がない方は是非、足を運んでみて下さい。
電池交換の出来上がり!
また、こちらのタケウチエルパ店では、電池交換は即日90分ほどで作業をしてくれるそう。ショッピングモール内にあるので買い物に行く前に預けておいて方が良さそうです!今回私は、電池交換のほかにバンドのクリーニングをお願いしたので3時間ほどの預かりになりました。時間になったので時計を取りに行くと、電池交換後のチェックポイントというのを教えてもらいました。その店員さんが言うには、電池の寿命は約2~3年ほどということで、交換したあとに1年以内で止まったり、時間のズレが生じると、電池が原因ではなく、分解掃除と呼ばれる作業が必要になるとのことでした。実際、”また止まってしまった…”と訪ねてくる方もいて、分解掃除はブランドや時計の種類によって、金額や修理日数が違うので、修理する人と諦めて買い替えるかのどちらかになることがほとんどだそうです。今回、そのお話を聞くことができたので、しばらく様子を見ながら使っていました。
分解掃除(=オーバーホール)とは?
時計のオーバーホールって、なんとなく聞いたことがあるけれど、実際に何をするのかは知らないという方も多いかもしれません。簡単に言うと、オーバーホールとは時計のメンテナンス作業のことです。時計を分解して、内部のパーツをチェック・清掃し、必要に応じて部品を交換したり、オイルを塗り直したりします。時間が経つと、時計内部の機械部分は微細なホコリや汚れで詰まりがち。また、オイルが劣化したり、部品が摩耗していることも。これを放っておくと、精度が落ちたり、最悪の場合は故障して動かなくなったりするようです。オーバーホールを定期的に行うことで、時計が本来の精度を保ち、長く使い続けられるようになります。例えば、機械式時計を持っている方は、オーバーホールを5年ごとに実施するのが一般的と言われていますが、これも時計の使用頻度やメーカーによって異なります。何よりも大切なのは、定期的にチェックして、長く大切に使えるようにメンテナンスをしてあげること。オーバーホールは、時計を健やかに保つために欠かせない作業です。
オーバーホール、費用と時間は?
しかし、このオーバーホールには、それなりの費用・時間が必要になります。クォーツ時計なのか機械式時計なのか、また国内時計なのか舶来時計なのかによっても異なり、このタケウチエルパ店ではその都度お見積もりになるそうです。また、今がどういった状態で、どんな修理が必要になるかを事細かく説明をしてくれるので、大切な時計を預けるこちら側にとっても、安心できる理由の一つかなと思いました。期間としては見積もりが出るまでに3週間、そこから修理内容と金額の確認・了承を得ての修理進行になるため、そこからさらに1カ月。約1カ月半ほどの預かりになるそうです。GWやお盆、年末年始をはさむと、さらに預かり期間が長くなるそうなので、前もって相談しにいくことをおすすめします。
オーバーホール後のアフターケアとメンテナンス
オーバーホールを終えた時計は、まるで新品のように動きがスムーズになり、精度も良くなります。しかし、オーバーホールを受けたからといって、その後のメンテナンスを怠ってしまうのはNG。時計を長く使い続けるためには、アフターケアが重要です。まず、オーバーホール後は、時計を適切に保管することが大切です。湿気の多い場所や極端な温度変化のある場所に置くのは避け、涼しく乾燥した場所に保管しましょう。また、衝撃を与えないように注意することも大切です。時計は精密機械なので、強い衝撃や落下によって故障してしまうことがあります。せっかくオーバーホールをしたのに、落としてしまってまた動かなくなってしまうということになりかねません。さらに、オーバーホール後も定期的に時計を使用し、動きを確認することが重要です。長期間放置しておくと、内部のオイルが再び固まってしまうこともあるため、定期的にゼンマイを巻いたり、時計を動かしてあげることが、時計を長持ちさせるポイントです。時計は、手入れを怠ると寿命が短くなってしまいます。オーバーホール後も、少しずつ手入れをしてあげることで、時計の状態を良好に保ち、長く愛用することができますよ。
その後様子を見て…
今回、ただ電池交換をお願いしてきた私にも、時計について詳しく教えてもらえて安心しました。また、こちら側が理解できるように、専門用語は使わず、”オーバーホールは車でいう車検のようなもので~・・・”などかみ砕いて説明してくれたのも印象的でした。機械のことになると苦手意識をもつ人もいるかと思いますが、今回こちらにお任せできてよかったと思います。また今回初めてお願いしたバンドのクリーニングは、素人目にもわかるほど見違えた仕上がりでした!電池交換してからは特に変わったことはなく、精度にも問題はないので大満足です。たくさん説明をしていただき、改めて大切な時計を永く安心して使っていきたいので、もし今後困ったことがあれば、また相談しにいきたいと思いました。
まとめ
いかがでしたか?今回はバンドのクリーニングについてをご紹介しました。バンドのクリーニングは、細かな汚れを取るために専用の機械を使って行ないますが、実は機械を使わずに、自宅でも簡単に出来るお手入れ方法があります。それは、使った後に「乾いた柔らかい布」で優しく拭き取るという事。バンドはもちろん、表面のガラスに付着した指紋などは、この一手間だけで仕上がりが全く違います!なかなかお店に持って行けない!時間がない!という方は是非、試してみて下さいね。
腕時計のバンドは意外と汚れが溜まっているものなんですね。気にしたことがなかったけれど時計を長持ちさせるためにもクリーニングは必要だということが分かりましたね。定期的にバンドのクリーニングや分解掃除をして時計を長持ちさせたいです。
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