2016.6.09

あこや本真珠の選び方

真珠の選び方７か条

真珠の価値はどこで決まるのでしょう？

上質とされるパールの条件とは？

お店を訪れる前にぜひとも知っておきたい、真珠の見極め方をわかりやすくポイント別に紹介いたします。

1.巻き

巻きとは、真珠の核を巻いている真珠層の厚さのことです。貝で加工した核を貝の中に埋め込み、その周りを貝自身が作り出す分泌物で覆うように巻いていくことによって出来ていきます。つまり、巻きはその覆われた分泌物（真珠層）の厚さのことを言います。巻きが良い＝真珠層が厚いということです。
真珠層が厚いものほど良質で強い輝きを発する力を持っています。

2.テリ（光沢）

照りとは、真珠のもつ輝きのことです。これは真珠層の均一さ、表面が滑らかさなどによって差が出てきます。
つまり、表面が滑らかで、真珠層の巻きが厚いほど照りが良くなり、価値が高いとされています。
このように「巻き」と「照り」は真珠の輝きを左右するもので、真珠を選ぶ時の大切なポイントになります。

照りが良い真珠・・・真珠に映るものがシャープに見え、真珠を覗き込むと自分の顔が映っているのがはっきりと見えます。

3.色

真珠の色は真珠の種類によって違ってきますが、大きく分けてホワイト、グレー、イエロー系に大別されます。

真珠の色は様々で一概にどの色が良品質であるとは言い切れません。お好みや使用目的に合わせて選ぶことが重要です。

4.キズ

シワやへこみ（えくぼ）、突起など、真珠表面の美しさを損なうものを一般的に「キズ」と呼びます。キズの数や大きさ、酒類、位置によって真珠の価値は大きく左右され、キズの少ないものが上質とされています。

5.形

アコヤ真珠の「形」に対する基準はほかの真珠に類を見ないほど厳しく、ラウンド、セミラウンド、セミバロック、バロックに選別されます。丸いものほど価値があるといわれていますが、近年はドロップやバロックなど個性的な変形真珠の人気も高まりつつあります。

6.サイズ

珠の直径をmm（ミリ）単位で表示したものを「サイズ」といいます。アコヤ真珠のサイズは2~10mmで、ネックレスには5mm以上がよく用いられます。上質な輝きを持つアコヤ真珠はアイテムやデザイン次第ですべてのサイズにニーズがありますが、クオリティが同等であれば、やはり大きな珠のほうが価値があるといわれています。