【沖縄】結婚指輪の好みが合わない…。ペアにしたいのは私だけ?
二人の愛の証である結婚指輪。近年はお互いの好みを尊重しながらデザインを選ぶカップルが増えているそうですが、「結婚指輪なのに、ペアじゃないの?なんだか寂しいな」と思う方もいるのでは?今回は、当初そんな気持ちだったKさんに指輪探しの体験談を伺いました。
ペアにしたいのは私だけ?
〈Y.Kさん/26歳女性/那覇市在住〉
私は結婚指輪に漠然とした憧れを持っていました。彼との結婚が決まり、初めて指輪を見に行った日は夢が叶ったような気持ちで、浮足立っていたと思います。その日、お店のスタッフさんに「ふたりは全く同じデザインを希望しますか?」と問われた時、彼が「僕たちは好みがそれぞれ違うので、好きなデザインでいいかなと思ってます。」と答えたんです。私はその瞬間、ペアにしたいと思っていたのは私だけだったの?と寂しい気持ちになってしまって、目の前のキラキラした指輪が急に色あせて見えてしまいました。
彼の好みも尊重したいけど…
その日の夜、私はお揃いの指輪にしたい。と、彼に気持ちを伝えました。すると彼は「Kちゃんの好みと僕の好みは違うから、お互いが納得できる指輪なんてないんじゃない?」と言われてしまったんです。寂しい気持ちと、確かにそうかもしれないと思う気持ちが交互に押し寄せます。後日、もやもやとした気持ちのまま、別の結婚指輪専門店に行きました。沖縄で評判の良いと言われているセレクトタイプの専門店でした。そこで、思い切って「彼の好みも尊重したいけど、お揃いの結婚指輪が諦められない。」と相談してみたんです。
驚きの解決方法
そこで提案された事が、私のもやもやを取り払ってくれました。「全てを同じにするのではなく、ふたりの指輪に共通点を作ることでお互いが納得できる結婚指輪ができあがりますよ。」とスタッフさんが教えてくれたんです。具体的には、デザインはそれぞれの好みのものでも素材をお揃いにしたり、素材が違っても指輪の形を揃えてみたりと、今まで想像もしなかった解決方法だったんです。
私の指輪のデザインはイエローゴールドが華やかで、キラキラと輝くダイヤモンドがたくさん入っているものを。彼は、極力シンプルにしたいと言う希望を叶えるプラチナのストレートな指輪。どちらの指輪にもプラチナが使用され、繊細な光を放つ真っ直ぐなミル打ち加工が、指輪にアクセントを加えてくれています。
▽好みの違うふたりの指輪をペアにする方法はこちら
お互いの意見を
知ることが大切
全く同じデザインの指輪だけが結婚指輪ではない。この指輪選びを通して私が学んだことです。人の数だけ好みがあって、それを尊重することでお互いをより理解できるような気がします。はじめは彼の意見に寂しい気持ちになりましたが、彼は私の好みをよく理解してくれたうえで、ああ言ってくれていたんだな、と感謝しています。指輪選びは悩むことも多いけど、お互いに意見をしっかり交換してふたりならではのデザインを見つけて欲しいと思います。
▼Kさんが行ったお店はココ