福井市｜なにを重視する？婚約指輪のダイヤモンドの選び方

婚約指輪といえば”光り輝くダイヤモンド”ですよね。婚約指輪を選ぶとき、デザインだけでなく、ダイヤモンドも選ばなければいけません。ダイヤモンド選びと聞いて、そもそもダイヤに違いがあるのか疑問に思う方も多いでしょう。今回はダイヤモンドについて詳しく説明し、ダイヤモンドの選び方をお伝えします。

目次

ダイヤモンドとは

ダイヤモンドは炭素のみから成る鉱物です。地球内部の非常に高温・高圧な場所で生成されます。ダイヤモンドの誕生は今から約４０億年前と言われており、マグマの噴出と共に地表近くまで出てくることで採掘されます。ダイヤモンドの原石自体は輝いておらず、人の手によって研磨されることで美しい輝きが生まれます。

ダイヤモンドの評価基準『4C』

ダイヤモンドは、アメリカのGIA（米国宝石学会）によって定められたダイヤモンドの評価基準『４C』をもとに、グレーディングされます。４Cは『Carat（カラット）』『Color（カラー）』『Clarity（クラリティ）』『Cut（カット）』の４つの基準要素をいい、4つの頭文字の”C”をとって、そのように呼ばれています。

カラット（重量）

ダイヤモンドの評価基準でよく耳にするのがカラットです。カラットはダイヤモンドの大きさではなく、重量を表す単位です。1カラット＝0.2グラムと世界基準で制定されています。世界最大のダイヤモンド原石『カリナン』は3106.75カラットあり、重さ621.35グラムにもなります。その大きさは人間の握りこぶし程の大きさがあり、今もなおこの大きさを超えるダイヤモンド原石は発見されていません。一般的に婚約指輪に用いられるダイヤモンドは平均2.5カラットです。海外だと約3.0カラットが平均です。

カラー（色味）

ダイヤモンドは一つ一つ色味が異なります。カラー評価は最高クラスのDカラーからアルファベット順でZカラーまであります。カラー評価がDから始まる理由は２つあります。まず、ダイヤモンドの頭文字をとってDカラーから始まるという説。そして、今後Dカラーよりも無色透明なダイヤモンドが発見された時の為に空けておいたという説があります。

ダイヤモンドはZカラーに近づくにつれて黄色味が強くなっていきます。ダイヤモンドの黄色味の原因は、ダイヤモンドを構成する炭素のなかに、窒素が含まれることで起こります。婚約指輪などの宝飾品には、D～Gカラークラスのものがよく用いられています。なかでも、D・E・Fカラーは無色、G・H・I・Jカラーはほぼ無色とランクが付けられています。

クラリティ（傷・内包物）

クラリティはダイヤモンドの透明度を評価する要素です。クラリティは内包物と表面の研磨痕の二つの要素で評価されます。ダイヤモンド原石は地中深くで長い年月をかけて形成されるため、ほとんどが形成段階で不純物が混じります。そのため、ダイヤモンド内にはインクルージョンと呼ばれる黒い点が存在します。内包物があることでダイヤモンド内で起きる乱反射の妨げになる為、輝きにも関わってきます。また、原石を研磨する際に表面の研磨痕が生じます。こちらもクラリティに関わります。この二つの要素が少ないほどクラリティ評価が高く、希少性が上がります。

クラリティはFL（内外部無欠点）・IF（内部無欠点）・VVS（ごくごくわずかな内包物）・VS（ごくわずかな内包物）・SI（わずかな内包物）・I（欠陥）クラスに分けられます。SIクラスまでは、肉眼では内包物が確認できず、10倍のルーペで見たときに確認できます。最高ランクのFLは希少性が極めて高く、一般の市場に出回ることはあまりありません。婚約指輪に用いられるダイヤモンドはVVS～SIクラスのものが多くなっています。

カット（研磨）

カットは唯一人間の手によって評価が決まります。ダイヤモンドが原石のままでは輝きませんが、切削・研磨が加えられることで美しい輝きが生まれます。一般的なダイヤモンドは58面体でカットされており、外部からの光りがダイヤモンド内部に取り込まれることで乱反射をし、綺麗なまばゆい輝きが放たれます。カットは、Excellent（エクセレント）・Very Good（ベリーグッド）・Good（グッド）・Fair（フェアー）・Poor（プアー）の５段階で評価されます。カット評価はピラミッド形式で、エクセレントに近づくにつれ、希少性が高まります。

大きさ重視で選ぶ

一目見て良いダイヤモンドをしていると分かる方がいい方は、やはりカラット重視で選びましょう！４Cの評価基準の中で一番目で見て分かる要素ははカラットです。大きいダイヤモンドは見栄えが良く、年を重ねてからも身に着けられます。ゆくゆくは大切なお子様やお孫様にダイヤモンドを譲りたいと考えている方は、婚約指輪からネックレスへリフォームをする場合、ある程度大きさがある方が首元でもダイヤモンドが綺麗に見えるのでお勧めですよ。

また、海外では1カラットを超えるダイヤモンドを贈ることがよくあります。そのため、彼女が海外の方や海外で暮らしているという方は、カラットにこだわって選んでみてもいいかもしれませんね。

品質重視で選ぶ

ダイヤモンドは見た目の大きさよりも、カラーやクラリティといった中身の質にこだわりたいという方も多くいます。純粋な気持ちをダイヤモンドに込めて贈りたいという方は、色味を最高ランクのDカラーを選ぶというのもロマンチックで素敵ですよね。カラー以外にも内包物が少ないランクであるFL,VVSクラスもおすすめです。透明度が高く、ダイヤモンドの中に混じり気がないので、ピュアな思いを伝えるのにぴったりです。

輝きで選ぶ

ダイヤモンドは輝きにこだわりたいという方は、カットに重視を置いてください。ダイヤモンドの輝きは研磨する職人の腕で差が出ます。輝きで選ぶなら”三大カッターズブランド”の『ロイヤルアッシャー』『ラザールダイヤモンド』『モニッケンダム』がおすすめです。カッターズブランドとは、ダイヤモンドの研磨技術を持った職人を自社で雇い、切削・研磨しているブランドです。数あるカッターズのなかでも、世界で三本の指に入る美しい輝きをもつのが三大カッターズです。

ロイヤルアッシャー

ロイヤルアッシャーは、オランダで160年以上続く老舗ダイヤモンドブランド。世界で唯一「ロイヤル」の称号を授かり、今もなお称号を守り続けているブランドです。イギリス王室の至宝である大英帝国王冠や王笏に留められているダイヤモンドをカットしたブランドとして、王室並びに英国国民からも愛されています。ロイヤルアッシャーダイヤモンドが生み出す白く美しい輝きは、世界中の皇室やジュエリーファンから愛され、日本でも人気のブライダルリングブランドです。

⇩ロイヤルアッシャーについて詳しく知りたい方はこちらをチェック

白く上品で明るい輝き

ロイヤルアッシャーはダイヤモンドの白く美しい高貴な輝きのため、「ラフマテリアル（原石選び）・ブリリアンス（輝き）・シンメトリー（対称性）・ポリッシュ（磨き）」の４つの全てのバランスを重視しています。すべての要素において、一切妥協することなく最高を求めているからこそ、その輝きが作り出されます。

ヨーロピアンカットといい、ダイヤモンドを横から見たときに一番上にあたる”テーブル面”を広くとっています。テーブル面から放たれる光は白色の輝きであるため、ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは白く美しい輝きと言われています。

⇩ロイヤルアッシャーの婚約指輪人気デザイン

1.　ERA680

2.　ERA683

3.　ERA318

ラザールダイヤモンド

アメリカ・ニューヨーク州発祥のダイヤモンドブランド『ラザールダイヤモンド』。創業者のラザール・キャプランは、幼いころに雪の結晶の儚くも美しい姿に魅了され、その美しさをダイヤモンドの永遠の輝きに投影してきました。ラザール・キャプランのカッティング技術は世界が認めるほど。1953年に宝石商から726カラットもの巨大原石のカットを任され、僅かな失敗で原石が粉砕してしまう最難関のカットを見事に成功させました。この功績は多くの方から称賛され、「カッティングの魔術師」と呼ばれるようになりました。

また、当時はダイヤモンドの評価基準を「カラット・カラー・クラリティ」の３つで表わしていました。しかし、ラザール・キャプランはダイヤモンドの美しさを生み出す要因として「カット（研磨）」の重要性を説きました。そして、現代の評価基準でもある「４C」が確立されたのです。

⇩ラザールダイヤモンドについて詳しく知りたい方はこちらをチェック

完璧を求めた七色の輝き

ラザールダイヤモンドのダイヤモンドは七色の華やかな輝きが魅力です。ダイヤモンドが七色に輝く最高のプロポーションは、ラザール・キャプランの従兄弟で数学者のマルセル・トルコフスキーによって生み出され、「アイディアルメイク」と呼びました。アイディアルメイクを実際にカットで成功させたのがラザール・キャプランです。まさに、最高の輝きを追い求めたラザール・キャプランの偉業といえます。

指輪に留められたダイヤモンドは、暗闇に灯された1本のろうそくの明かりのような空間でも、原石が秘めたわずかな光の根源を最大限に引き出し、美しく煌びやかな輝きを放ちます。「世界で最も美しいダイヤモンド」と言われる誇り高き輝きは、世界中の女性の憧れです。

⇩ラザールダイヤモンドの人気の婚約指輪デザイン集

1.　LD346 カリヨン

2.　LD529 カシオペア

3.　FL005PRD リリーズ

モニッケンダム

イギリスを代表するダイヤモンドブランド『モニッケンダム』。瑞々しく潤いに満ちた白色光の輝きは、英国王室を中心に世界各国で愛されています。創設者のルイ・モニッケンダムは、第一次世界大戦を機にアムステルダムからイギリスに移住。その卓越したカッティング技術から「マスターカッター」と名声を得ました。

モニッケンダムのダイヤモンドの品質はイギリスで高く評価され、イギリスのダイヤモンド産業に大きく貢献しました。2代目アルバート・モニッケンダムは、ダイヤモンドの原石をカッティングし、輝きを与えることを「原石に命を与える」と表現。1920年には、世界へモニッケンダムの名をはばたかせました。

⇩モニッケンダムについて詳しく知りたい方はこちらをチェック

白く瑞々しい輝き”ラグジュアリーホワイト”

モニッケンダムのダイヤモンドはブリリアンシーという、ダイヤモンドのテーブル面から出る白色の輝きを最も大切に考えカットしています。その輝きは、まるでバラの香りが漂ってくるような輝きと言われ、白く豊潤なまばゆい輝きです。

モニッケンダムのカッティングポリシーである「原石に命を与える」とは、「原石の個性を最大限に生かし、最高の輝きを作り出すこと」を意味します。そのために原石は、正八面体で結晶の歪みが少なく透明感があり、輝きに影響を及ぼす内包物の少ないものが選ばれます。厳しい基準を潜り抜けられる原石は、全体のわずか約５％以下にもなります。

ここまで厳しい基準を設ける理由は、モニッケンダムが追及する美しい輝きは、良質な原石に最高峰のカッティング技術が施されることで実現されるからです。白く瑞々しい潤いに満ちた輝きは、日本のブライダルジュエリーとしても人気が高く、輝きのとりこになる方が多いですよ。

⇩モニッケンダムの人気の婚約指輪デザイン集

1.　10EN14

2.　11EN18

3.　11EN19

いかがでしたか？今回はこれから婚約指輪を選ぶ方に向けた、ダイヤモンドの選び方について紹介しました。ダイヤモンドは奥が深く、選ぶのに悩んでしまうかもしれませんが、後悔のないようにしっかりと気持ちを込めて贈りましょう。ダイヤモンドは、この世で唯一形を変えずとも色褪せないもの。永遠の美しい輝きに想いを込めて、プロポーズを成功させましょう！

福井市で婚約指輪をお探しの方は【TAKEUCHI BRIDAL 福井・開発本店】がおすすめです。三大カッターズが揃うお店ですので、ぜひ世界最高峰の輝きを一度見てみて下さい。来店予約でお得な割引チケットも貰えるんだとか。この機会にぜひ一度足を運んでみて下さいね。

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