【福井市】要チェック!プロポーズを成功させるための準備って?
愛する彼女へ、一世一代のプロポーズ。いざプロポーズを心に決めても、何から準備していいのかわからない。婚約指輪ってどう選べばいいの?どんな言葉を贈ろうか迷ってしまう方も多いはず。そこで今回はプロポーズを成功させるためのポイントをご紹介します。
そもそもなぜ婚約指輪を贈るの?
新郎から新婦へ婚約指輪を贈る歴史、それにはさまざまな説があります。一説では紀元前3年ごろ、古代ローマまで遡ると言われているんです。当時の結婚は、新郎側と新婦側の「家と家同士の契約」だったため、婚約という契約が成立した証として婚約指輪が贈られていたそうです。ちなみに婚約指輪や結婚指輪を左手の薬指に身につける風習も古代ローマ時代から続いていると言われています。当時心臓は人間の心を司る神聖な場所とされており、左手の薬指は心臓と一本の血管で直接繋がっている特別な指だと信じられていたからなんです。その指に愛の証である婚約指輪をつけることで、愛する人の心を繋ぎ止めておくという意味合いが込められているようです。
この頃の婚約指輪は、力や強さを表す「鉄」で作られたものでした。紀元後には、指輪の素材は鉄から青銅へと変わっていき、その後には金や銀が使われるようになりました。
そして婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったのは15世紀の頃。それまでは、ルビーやサファイア、エメラルドなどのカラーストーンが主流でしたが、15世紀に入りダイヤモンドの研磨技術が進んだことで、ダイヤモンドがセッティングされた婚約指輪が主流となっていきました。
歴史に残る、世界初のダイヤモンド付き婚約指輪は、ハプスブルク家のマキシミリアン大帝(のちのローマ皇帝)からブルゴーニュ公国の公女マリーへ送られたものだと言われています。この時贈られた婚約指輪のデザインは、小さなダイヤモンドを、ふたりのイニシャルである「M」の形に配置したデザインだったようです。大きなダイヤモンドが1粒ついた現代の婚約指輪とはまた違うものだったみたいです。
ダイヤモンドは地球上で最も硬い物質とされ、永遠に輝き続けるということから、「永遠の愛」の象徴として世に愛されるようになりました。また、ダイヤモンドは「永遠の絆・純潔・純粋無垢」という石言葉を持っています。まさに婚約指輪にぴったりの宝石ですね。
これまで婚約指輪は貴族や富裕層の人々だけのものでしたが、19世紀末には一般の人々にも広まっていきました。もともとインドでしか採掘されていなかったダイヤモンドですが、ブラジルや南アフリカで大きな鉱山見つかったことで、ダイヤモンドの供給量が一気に増えたためだと言われています。この頃には、現代の婚約指輪によく見られる6本の爪でダイヤモンドが留められたデザインが普及し始めました。
指輪の素材としてイエローゴールドや銀が主流でしたが、20世紀には金属の加工技術の向上によって、より加工の難しいプラチナが使用されるようになりました。
最初は鉄製でシンプルな指輪から、時代の流れとともに金や銀、プラチナに変わっていき、長い歴史をかけて現在の形になってきました。心を込めて選ぶ婚約指輪はまさに愛の証。この長い歴史をふまえてみると、よりいっそう婚約指輪選びが大切で素敵なものになっていきますね。
ダイヤモンドの選び方
現在の婚約指輪と言えば、一粒のダイヤモンドが留められたものが主流ですね。婚約指輪を選ぶ時に重要になってくるのも「ダイヤモンド選び」なんです。ダイヤモンドの価値は「4C」と呼ばれる以下の4つの項目によって定められています。
・Carat (カラット)
・Cut (カット)
・Clarity (クラリティ)
・Color (カラー)
お店に行く前にまずダイヤモンドの基礎知識ついて少し学んでみましょう。
Carat (カラット)
みなさんもきっと一度は聞いたことのある「カラット」とは、ダイヤモンドの重さを表わす単位のことです。ちなみに1カラットは0.2グラム。カラット数が大きいほど見た目のサイズも大きくなり、希少性も価格も高くなります。ダイヤモンドの大きさは見た目を大きく左右するので、婚約指輪を決める際にカラットが判断基準となることは多いです。
◎選び方のポイント
婚約指輪として人気が高いのは、日常使いしやすい大きさが魅力な0.2~0.4カラット。せっかくの一生に一度の婚約指輪ですから、婚約期間中だけではなく、普段から身に着けたいと思ってい女性が多いんです。最近では普段から結婚指輪と重ね付けをして楽しまれる方も。また、今はスラッと綺麗な指も、これから先、年齢を重ねていくと手元に小じわやシミが増えたり、指の関節が太くなっていきます。20代30代の若いうちに購入してちょうどいいと思っていたサイズのダイヤモンドでも、50代60代のときにはバランスが悪く思うこともあるようです。永く身に着けるためにも、将来を見据えて少しカラット数の大きい物を選んでみるのもいいかもしれませんね。
また、ある程度大きさのあるダイヤモンドだと、リフォームでネックレスに形を変えることもでき、将来お二人のお子さまに受け継いでいくことができるのでおすすめですよ。
Color (カラー)
「カラー」とはダイヤモンドの色味をDからZのアルファベット23段階で評価します。ダイヤモンドの頭文字である「Dカラー」が最高位の無色になり、価値が高いとされています。カラーグレードが下がるほど、黄味や茶色味を帯びていき、希少価値も価格も低くなります。ただし色付きのダイヤモンドがすべて質が悪いわけではなく、ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドなどの通常カラーの範囲外であるものたちは大変希少で、ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ品質を評価されてきました。
◎選び方のポイント
D~Gまでがおすすめです。D・E・Fはカラーグレード評価では「Color less(無色)」とされています。この3段階の差はごくわずかで、見分けがつけられないほど。
また、「Near Colorless(ほぼ無色)」となるのはG・H・Iですが、HやIカラーになってくると少しだけ黄色味がわかるようになります。Near Colorlessの中で最上ランクであるGであれば、注意深く見ないと黄味色が分かりにくいのでこちらのGカラーを選ばれる方も。
質にこだわりたい方はDカラーを、ほかの4C基準にもこだわって価格のバランスも重視したいという方はGカラーというように選んでみてはいかがでしょうか。
Clarity (クラリティ)
「クラリティ」はダイヤモンドの透明度を表わしたものです。
ダイヤモンドの原石は、地中深くのマグマの近くで数千年以上の長い時間の間、高温と高圧に耐えながら成長していきます。ダイヤモンド結晶が成長していく中で、他の鉱物の結晶が内部に閉じ込められたり、衝撃を受けてヒビや曇りができたり、結晶の原子構造がゆがんだり様々な要因によって内包物が生まれるんです。
内部の不純物を指す「インクルージョン」と表面の不純物やキズの特徴を指す「ブレミッシュ」といったふたつの観点から評価されます。
◎選び方のポイント
婚約指輪で人気のグレートはVS以上。VSクラスになると、肉眼ではもちろん、拡大鏡を使ってもインクルージョンの発見が難しいとされています。その上のIFやFLクラスになると、一般に流通する数も少なく、希少価値も価格もぐっとと高くなるグレードです。逆にVSの下のSIは大きめのダイヤモンドであれば比較的に肉眼でも内包物を確認することができ、もう一つ下のIクラスであれば内包物がもっと肉眼でもわかりやすくなります。大きな内包物や多数の内包物はダイヤモンドの輝きや透明度にかなり影響してきます。一生ものの婚約指輪ですから、肉眼ではインクルージョンやブレミッシュが確認できず透明度も申し分ないVSやVVSを選ぶといいでしょう。
Cut (カット)
「カット」はダイヤモンドにどのようなカットが施されているかを表わしたものです。カラット・カラー・クラリティは元々の原石の状態が大きく影響するものですが、4Cの中で唯一人間の手によってダイヤモンドの輝きを大きく左右するのが「カット」なんです。
ダイヤモンドの形のバランスを指す「プロポーション」と、ダイヤモンドがどれだけ綺麗に磨き上げられているかを指す「ポリッシュ」、ダイヤモンドが対照的にカットされているかを指す「シンメトリー」の三つの項目から総合的に評価します。
最も一般的な58面体カットの場合、Excellent(最高) からPoor(劣る)までの5段階に分かれます。
◎選び方のポイント
どれだけカラーやクラリティにこだわってもカットが良くないとダイヤモンドは輝きません。逆にカットが良ければ綺麗に輝いてくれるのがダイヤモンド。
4の中で最も重要なのはカットであるともいえます。だからこそカットにこだわった「世界三大カッターズブランド」を選ぶのがおすすめです!
世界三大カッターズブランド
自社にダイヤモンド研磨士(カッターズ)を抱え、原石から切り出し、磨き上げ、カッティングを施すブランドをカッターズブランドといいます。カット済みのダイヤモンドを買い付けて自社製品に留める一般的なブランドとは異なり、すべての工程を自社で行っています。世界中に存在するカッターズブランドの中でも「ロイヤルアッシャー」「ラザールダイヤモンド」「モニッケンダム」の3社は最もカッティング技術に優れ、歴史的な偉業を成し遂げたことから「世界三大カッターズブランド」と呼ばれています。
ロイヤルアッシャー
1854年にオランダのアムステルダムで創業したのがロイヤルアッシャー。一業種に一社しか与えられない「ロイヤル」の称号を授けられたのがこちらのブランド。イギリス王室の王冠や王笏のダイヤモンドを手掛けており、ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは古くから世界中の王室や皇室から信頼を集めています。
「エメラルドカット」や「ロイヤルアッシャーカット」など、革新的なカットを生み出したり、世界一大きなダイヤモンド原石カリナンのカットを成功させるなど、ダイヤモンド業界の歴史に残る数々の偉業を成し遂げてきました。
そんなロイヤルアッシャ―のダイヤモンドの特徴はなんといっても白く上品な輝きです。通常のエクセレントカットでは、虹色のキラキラした輝きが出るようにダイヤモンドのテーブル面をやや狭くカットしていますが、ロイヤルアッシャーではヨーロッパで伝統的に好まれる「白い輝き」を重視して、テーブル面をやや広めにカットしています。その純白のドレスにも引けを取らない、高貴な美しさが魅力です。
ラザールダイヤモンド
ラザールダイヤモンドは1904年にニューヨークで創立されたブランド。”The World’s Most Beautiful Diamond.”と称され、「世界で最も美しいダイヤモンド」と記載することを唯一許されたブランドなんです。
数学の理論を基に、ダイヤモンドが虹色に輝く理想的なプロポーションを引き出す「アイディアルメイクカット」を確立したことでも有名です。暗いところでもかすかな光を捉えて大きな輝きに変える最高のカット技術だと言われています。
今では4Cとして定着しているダイヤモンドの評価基準ですが、もともとは「カラット、カラー、クラリティ」の3Cが一般的でした。創業者のラザールキャプランはダイヤモンドの美しさを測るうえで、3Cに加えて「カット(輝き)」も重要な要素だと考え、カットを含めた4Cを定着させたのです。そして世界一の宝石鑑定機関であるGIA(米国宝石機関)のカラーグレーディングに使用されるマスターストーンにはラザールダイヤモンドがカットしたダイヤモンドが使用されています。ラザールダイヤモンドはGIA設立に大きく貢献しているのです。
ラザールダイヤモンドの輝きは、ロイヤルアッシャーの白く輝くダイヤモンドに対して虹色の華やかなきらめきであることが特徴です。
モニッケンダム
1890年にオランダで設立し、現在はイギリスから発信しているダイヤモンドブランドです。エリザベス女王の結婚のお祝いにタンザニア政府から贈られたダイヤモンド原石をカットし、そののちにはエリザベス女王から「英国産業賞(Qeen‘s Award to industry)」を授与されるなど、英国王室からも信頼を高め、世界中のジュエラーからも注目を集めました。
「原石に命を与える」をカッティングポリシーとして生み出された、白く瑞々しい光を放つ「ラグジュアリーホワイト」の輝きが特徴です。そしてモニッケンダムは、ダイヤモンドのガードル部分を磨き上げる「サークルオブラスター」を開発しました。今でこそ他社でも取り入れられているダイヤモンドのガードル部分の研磨ですが、当時はガードルを磨くという考えが全くなく、その先駆けとなったのがモニッケンダムでした。
婚約指輪どんなデザインがある?
シンプル1石タイプ
婚約指輪といえばダイヤモンド一粒のデザインをイメージしませんか?女性もこの一粒タイプに憧れている方は多いようです。
◎ロイヤルアッシャー ERA817
こちらのリングは上から見るとシンプルですが横から見てみると、ダイヤモンドの台座がロイヤルアッシャーのブランドを象徴する「クラウン(王冠)」の形になっているんです。台座部分にもメレダイヤをあしらった高貴で華やかなデザインです。シンプルだけどこだわりのあるデザインがおすすめ!
◎ラザールダイヤモンド LD600
ぷっくりした4本のツメとアームが特徴の「シャーロット」。ラザールダイヤモンドの創設者ラザール・キャプランが、妻シャーロットに贈った婚約指輪を現代風にアレンジ。ダイヤモンドの横顔がしっかり見えるので、ダイヤモンドの輝きを存分に楽しめるデザインです。
◎モニッケンダム 10EN14
ダイヤモンドに向かってキュッと細くなったアームが、モニッケンダムの瑞々しい輝きを強調してくれるデザイン。リングの手のひら側が少し薄くなっているので着け心地も抜群です。
おしゃれなサイドメレタイプ
中央のダイヤモンドの横に小さなダイヤモンドが留められたサイドメレタイプは、可愛らしさを演出してくれます。結婚指輪との重ねづけとしても人気の高いデザインです。
◎ロイヤルアッシャー ERA680
両脇にメレダイヤモンドが寄り添ったデザイン。S字にウェーブしたアームは指元を優しくすっきり見せてくれます。
◎ラザールダイヤモンド FL005PRD
こちらもサイドから見たデザインがとても美しいデザイン。通常のプラチナよりも3倍の強度を誇る「フェアリープラチナム」だからこそできる繊細なセッティング。
◎モニッケンダム 11EN24
三大カッターズでは珍しい、プラチナとピンクゴールドのコンビネーションリング。天使の羽を想像させるような可愛らしいデザインです。
華やかなエタニティタイプ
ゴージャスさを出すならエタニティタイプがおすすめです。「永遠」を意味するエタニティリングは、アームにずらっとダイヤモンドが並んだデザインでとても華やか。
◎ロイヤルアッシャー ERA806
華やかながらもすっきりとした印象の婚約指輪です。中央のダイヤモンドに向かって細くなったアームが指を綺麗に見せてくれます。
◎ラザールダイヤモンド LD386
シンプルなフォルムながらもゴージャスさを楽しめる婚約指輪。まるでダイヤモンドだけで作られたかのようなスタイリッシュさがかっこいいです。
◎モニッケンダム 11EN19
敷き詰められたメレダイヤが華やかなキラキラタイプ。中心のダイヤに向かって細く絞られたアームが、指全体を美しく演出してくれます。
プロポーズをしよう
婚約指輪が決まったら次はプロポーズ。一生に一度のプロポーズですから、おふたりの素敵な思い出になるように事前にしっかりプランを立てましょう。レストランやホテル、チャペルでプロポーズをするのもきっと喜んでくれること間違いなし。
▽チャペルプロポーズするならこちら
プロポーズをする場所の他にも、贈る「言葉」も大事なポイントです。かっこよくビシッと決めたいところ。当日その場で感情を伝えようとしてもなかなか言葉がまとまらずグダグダに…なんてことにならないよう、あらかじめ文字に起こしておけばいざ本番を迎えても安心です。
意外と人気なのは、やっぱり「結婚してください」や「一生一緒にいてください」といった男性の想いがそのまま伝わってくるようなストレートな言葉!シンプルだからこそ相手の女性の心に響いてくれるはず。
反対に、女性がガッカリしてしまうプロポーズも。照れ隠しのため軽いノリで「結婚しちゃう?」「そろそろ籍入れる?」と言ってしまうのは、誠意が伝わらずなんだかモヤモヤ…。冗談で言っているのかな?と思われてしまうかもしれません。
一生に一度のプロポーズは、誠心誠意を込めた言葉を贈りましょう。
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