【福岡県久留米】デザインだけじゃない!ダイアの留め方によって変わる指輪の印象
女性の婚約指輪はもちろんですが、結婚指輪もほとんどが
ダイアモンドをあしらったデザインになっています。
そのダイアモンドですが、どのように指輪に留められているか
よく見たことはありますか?
接着剤などは使わず、金属でダイアを抑えて固定しています。
今回はダイアの留め方をいくつかご紹介いたします。
皆さんが指輪と聞いてイメージしやすいのは、婚約指輪のような
石座にダイアモンドが乗せてある立体的な留め方のものだと思います。
これを「立て爪」といい、
ダイアの上部を爪で、下部を石座で固定する方法です。
この爪ですがダイアを固定する際、強すぎると石が割れることがあり、
弱すぎるとダイアが外れる恐れがある為、とても繊細で高度な技術が必要です。
立て爪の特徴は、光が入りやすいためダイアモンドが美しく輝くこと。
また、横からもダイアの輝きを楽しむことができます。
しかし、立体的な分服などに引っかかりやすいというのが難点です。
爪の数には、4本爪、6本爪、8本爪などがあり、
4本爪はダイアが少し四角に見えるため、落ち着いた印象に。
6本爪~はダイアの周りをぐるりと囲むため、丸っこく可愛らしい印象に。
爪が多くなるほど強度も増しますし、ミル打ちしたような柔らかい印象になります。
また、爪の形にも鬼爪、わし爪、平爪、丸爪などがあり、表情もがらりと変わります。
次に、「覆輪留め(ベゼル留め)」という石の周りを金属で囲う方法です。
ダイアが傷つきにくく、服などの引っかかりも少ないのが特徴です。
また、シンプルな見た目で、丸くかわいらしい印象になります。
金属にダイアを埋め込むため、爪留めと比べると光が入り込みずらいですが、
当店カリスの覆輪留めの指輪は、枠となる金属を輪っかにすることで、
下からも光が入り込むようなデザインになっています。
立て爪と覆輪留め
この2つが婚約指輪のようなダイアモンドが立体的な指輪の
オーソドックスな留め方になります。
次に、女性の結婚指輪のような、指輪自体にダイアモンドがあしらわれた
平面的な留め方にも種類があります。
その中からいくつか簡単にご紹介いたします。
「玉留め」:地金の玉を作って、4点で留めます。4個の粒々がかわいらしい印象になります。
「ちょこ留め」:ダイアの表面がわずかに見えるくらいまで地金に埋め込みます。
光の照り返しにより、石が大きく見える効果があります。
おちょこにお酒が注がれているように見えることからこう呼ばれるそうです。
「マス留め」:四角いますの中にダイアを留めます。石がより強調され、クールな印象になります。
この他にも、「星留め」「レモン留め」などファッション性が高い留め方もあります。
いかがでしたか?
デザインだけではなく、ダイアモンドの留め方でも指輪の印象は違ってくるので、
留め方に着目してみるのもおもしろいですよね。
福岡県 久留米市 ジュエリー&ブライダルジュエリー専門店 CHARIS(カリス)