【福岡県久留米市】ピンクゴールドって変色するの?
ジュエリーによく使用されるカラーゴールドに「ピンクゴールド」があります。ローズゴールドとも呼ばれ、その可愛らしい色合いから若い女性にとても人気があります。結婚指輪や婚約指輪にピンクゴールドを選ぶ女性も増えているのですが、「変色するから、、。」と心配される方が多くいます。でもかわいいからピンクゴールドのジュエリーが欲しい!そんな方に、今回はピンクゴールドの変色についてご紹介いたします。
そもそも変色するの?
実はピンクゴールドは変色しません!
しかし皆さんが「変色」と思われている原因は大きく分けて3つあります。
①黒ずみ
②色が薄くなる
③メッキが剥がれる
①黒ずみ
ピンクゴールドは経年使用により表面が黒ずんできてしまいます。純度100%(K24)のゴールドであればいつまでも輝きを保つことが出来ますが、ピンクゴールドは金に銅とパラジウムという金属を混ぜて作られています。ピンクゴールドの黒ずみは、金に混ぜられている銅が酸素・油分・硫黄と化学反応を起こし、生成された金属酸化物が表面を覆うことで、色がくすんで見える状態です。つまり、この金属酸化物は表面の「汚れ」のこと。実は簡単に落とすことが出来ます。ご家庭でできる簡単な洗浄もありますが、宝石によっては取り扱いが難しい物もありますので、専門店に持っていくのが安心です。
②色が薄くなる
表面のピンク色が薄くなるのは表面についた小傷によるもの。たくさんの傷が光を乱反射させることで「色が薄く見える状態」を作り出しているのです。この傷は顕微鏡でやっと見て取れるほど小さく、使っていれば小傷はついてしまうものです。しかし、研磨剤やクロスで表面を研磨すれば元のピンク色に戻すことが出来ます。ただし、ご自身で研磨するのはやめておいた方が良いかもしれません。何もわからずに研磨してしまうと、かえって凹凸が出来てしまったり、傷がついてしまったりして状態が悪化する可能性があります。
③メッキが剥がれる
経年使用により一部分だけ異なる色が露出することがあります。これは、ニッケルなどを下地に使用しその上にピンクゴールドのメッキ加工が施されている場合です。表面のみピンクゴールドで覆っているため、傷などによりそれがはがれて下地が見えてしまっている状態です。この場合、再メッキをかければ元に戻すことが出来ます。
綺麗に保つためには?
ピンクゴールドは空気中の酸素と反応して酸化してしまう可能性があるものですので、何もせずに綺麗な状態を保つのは不可能です。しかし、以下の事を気をつけておけばピンクゴールドの輝きを長持ちさせることが出来ます。
○ 使用後にはきちんと拭く
使用後のジュエリーをそのまま片付けていませんか?女性は特に皮脂や化粧品が付着してしまいます。そのまま放置してしまうと、それらが化学反応を起こし変色の原因になります。使用後のジュエリーは柔らかい布などで拭いてから片付ける習慣をつけましょう!
○ 温泉に入るときは外す
温泉や入浴剤に含まれる硫黄が化学反応を起こし、汚れの原因になります。
○ 使わないときはきちんと片付ける
使用していないジュエリーをむき出しで保管していると劣化も早まります。使っていないジュエリーはジュエリーボックスなどに入れて保管しましょう。その際、ジュエリーどうしがぶつからないようにするのも大切です。
最後に
ピンクゴールドはとても可愛らしい色ですが、デリケートな金属です。せっかくの可愛い色を損なわないためにも定期的なクリーニングを心掛けましょう!
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