シンプル好きな方にも大人気のアンティーク調リング!
ミル打ちリングはご存知ですか?
ミル打ちリングとは、結婚指輪・婚約指輪の地金(マテリアル)のエッジやライン部分に小さな丸い粒を連続して打刻していく、ヨーロッパで古くから伝わる装飾技法のひとつです。 これは欧米の歴史ある美術館などに展示されている、多くのアンティークジュエリーにも施されています。
ミルという言葉はラテン語の「千の粒」に由来しており、
『幾千年もの永い間、同じ時を過ごす』
『幸せが千年続きますように』
小さな丸い粒を、美しく均等に連続して打刻を実現するには熟練した職人さんの技術が必要となります。
特に地金(マテリアル)が硬い金属に対して、一定の幅・大きさ・深さで均等な丸みをつくりだすのは至難の業で、少さな誤差が婚約指輪・結婚指輪全体の輝き、美しさや形に大きく影響します。
ミル打ちの指輪は立体感と存在感があり、着けていることを忘れがちな結婚指輪に、ふとした瞬間に目を惹きつけます。そしてその美しさが、着けている人に満足感を与えてくれます。
ミル打ちに限ったことではないのですが、細かい彫りの隙間にごみが入り込むことを心配する人もいます。ですが、そんな心配は全くありません。通常のお手入れだけで、長くその美しさを保つことが出来ます。
アンティークのデザインであるミル打ちは、長年使うとかえって風格が出てきます。シンプルな指輪ですと、使ううちに小傷が入り気になる方もいますが、ミル打ちの指輪ではむしろ独特の風味が醸し出されて、素晴らしい高級感が出てきます。
クラシカルだから大人っぽい、小さな粒だから可愛らしい。だから、若いうちでも、長年使ってもずっと似合うデザインとしてミル打ちの指輪は、沢山の人に結婚指輪として選ばれています。
シンプルなデザインにしようと決めて探している方も少なくないのでは?
シンプルな中にも自分なりのこだわりや、伝統、意味合いなどを求めてみるのも良いかもしれません。ずっと指に着けていたいものはデザイン以外のところにもあるかもですね。