色々な場面で活躍するエタニティリングの選び方

エタニティリングを知っていますか？英語で永遠を表す【etarnity】のリングでエタニティリングと呼ばれています。ダイヤモンドが途切れることなくセッティングされていることから、永遠の愛のモチーフとされています。文字通り全周にダイヤモンドがセッティングされているものがフルエタニティリング、半周にダイヤモンドがセッティングされ、派手過ぎず日常使いにも選ばれているハーフエタニティリングがあります。この記事では、エタニティリングを身に着ける意味と、その選び方をご紹介いたします。

エタニティリングとは

エタニティリングは、元々結婚記念日や子供が産まれた時など、記念すべき日に男性から女性に贈るメモリアルリングです。例えば10年目の結婚記念日に10石のダイヤモンドが入ったハーフエタニティリングをプレゼントするなど、感謝の気持ちやお祝いの想いを込めて渡すことがあります。とはいえ、最近では、永遠の愛を表すリングと呼ばれることから、プロポーズの際に使われるエンゲージメントリングとして、あるいは二人の大切な絆を表すことからマリッジリングとしても使われるようになりました。日常使いがしやすいハーフエタニティリングであれば、常に身に着けることもできますし、せっかくもらったエンゲージリングをタンスに入れておくだけなのはもったいないと考える方も増えている今、ブライダルジュエリー選びとして良い選択肢と言えるでしょう。

エタニティリングの選び方

エタニティリングはデザインに大きな違いはありません。選ぶポイントとしては５つです。

ダイヤモンドで選ぶ

エタニティリングを選ぶ要素として一番大きく影響を受けるのは、やはりダイヤモンドの輝きです。同じように見えるエタニティリングでも、ダイヤモンドにこだわりを持っているブランドとそうでないブランドがありますが、美しく輝くダイヤモンドを選びたいですよね。

フルエタニティかハーフエタニティか

ダイヤモンドが全周にセッティングしてあるフルエタニティタイプか、半分だけダイヤモンドが入っているハーフエタニティタイプの２つです。フルエタニティの場合は指の内側にもダイヤモンドが入っているため、手の平側からも綺麗に見えます。例えば手を挙げるなどの動作の際もダイヤモンドが綺麗に輝きます。ハーフエタニティの場合は、派手過ぎず地味過ぎないバランスの良さと、180度回転させてダイヤモンドのセッティングされていない部分を表に持ってくることができるので、場面を選ばず使う事ができます。

爪留めかレール留めか

ダイヤモンド1石を４本の小さな爪でセッティングしている「爪留め」と、ダイヤモンドの外側をリング本体で覆っているようなセッティングのレール留めがあります。爪留めの場合は、横から見てもダイヤモンドが光ります。レール留めは横から見た時は光りませんが、よりスタイリッシュなデザインになっています。

リングの幅

リング自体の幅も、見た目を大きく変えるポイントです。リングの幅が広いと、それに比例して1石あたりのダイヤモンドが大きくなり、ダイヤモンドの輝きが増し、存在感が大きくなります。とはいえ、金額に直結する部分なので、あまり幅を太くし過ぎると予算オーバーに・・・という事になりえます。

リングの素材

例えば、絵の具で同じ絵を描くとき、白い画用紙に描くか黄色い画用紙に描くかでは印象が大きく違ってきます。そのため、透明なダイヤモンドが一番美しく見える素材は白金属とも呼ばれるプラチナと言われています。とはいえ、ゴールドのリングにセッティングされたダイヤモンドも可愛いため、あえてゴールドのリングを選ぶ事も多いです。

エタニティリングを選ぶのにおすすめのブランド

①ROYAL ASSCHER（ロイヤルアッシャー）

宝石商の街、オランダのアムステルダムに本社があるロイヤルアッシャーは、世界三大カッターズブランドの１つです。一業種につき一社にしか与えられないロイヤルの称号をオランダ王室より授かっているため、ダイヤモンドブランドとして最高峰と言われます。世界最大のダイヤモンド原石【カリナン】のカットをイギリス王室より任され、難しいそのカットを完璧に成し遂げた実績があります。そのダイヤモンドは、ロンドン塔のジュエリーの間に飾られている、大英帝国王冠と、王笏にセットされています。

日本で流通しているダイヤモンドのほとんどは、「アメリカンカット」と呼ばれる虹色に「ギラギラ」輝くのが特徴ですが、ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは、白くて透明感のある、上品な輝きが特徴の通称「ヨーロピアンカット」です。ブライダルジュエリーとして白に似合うダイヤモンドなので、ウエディングドレスなどと特に相性が良いです。非常に高いダイヤモンドのカットの技術と鉱山と直接取引して美しいダイヤモンド原石を集めることができるため、世界三大カッターズブランド（または世界三大ダイヤモンドブランド）の一つとされています。

ROYAL ASSCHER（ロイヤルアッシャー）のエタニティリング

ロイヤルアッシャーのエタニティリングの特徴は、なんといっても白くて透明感のある高貴な輝きのダイヤモンドがセットされていることです。何にでも合うその白い光は、例えばサファイアやエメラルドなどの色石であったり、石の入っていないファッションリングであっても重ね付けが可能です。また、リングの素材をピンクゴールドやイエローゴールドに変更することもできますが、それでもダイヤモンドは美しく輝きます。邪魔をすることもないのに単独でも存在感を放つ不思議な光です。

②LAZARE DIAMOND（ラザールダイヤモンド）

世界に名だたる超高級ジュエリーショップが立ち並ぶアメリカ、ニューヨークのマンハッタンに本社のあるラザールダイヤモンドも、世界三大カッターズブランドの１つです。アメリカと日本において、「The World’s Most Beautiful Diamond®（世界で一番美しいダイヤモンド）」を商標登録していて、他のどのブランドもそれを塗り替えることができず、100年以上もの間、世界一美しいダイヤモンドと言われ続けています。誰もが知っている超高級ジュエリーブランドからダイヤモンドのカットを依頼されている実績もあります。ダイヤモンドがダイヤモンドである以上、これより絶対に輝くことはないとされるダイヤモンドの形を数学の計算で導き出した「アイディアルメイク」は、ほぼ全ての光を綺麗に反射するため、暗い場所でもわずかな光を拾って美しく輝きます。青や緑、オレンジなど虹色に強く輝くのが特徴で、日本でも多く流通している「アメリカンカット」です。

LAZARE DIAMOND（ラザールダイヤモンド）のエタニティリング

ラザールダイヤモンドのエタニティリングの特徴は２つあります。一つは、どのダイヤモンドと比べても圧倒的に光る【アイディアルメイク】がほどこされたダイヤモンドです。虹色の輝きは、特にエンゲージリングやマリッジリングなどのブライダルジュエリーと相性が良いです。重ね付けをすると、互いに光を集め合い、より綺麗に輝きます。

2つ目は、リングに使用する素材です。フェアリープラチナムという特許も取得している特殊金属を使っているモデルがあり、表面が硬く傷が入りにくいという性質があります。永く綺麗に身に着けることのできるエタニティリングになります。

③MONNICKENDAM（モニッケンダム）

３つめはイギリスのロンドンにあるモニッケンダムです。こちらも世界三大カッターズブランドの一つです。1890年創業で、創業者であるルイ・モニッケンダムは21歳の若さで「マスターカッター」と呼ばれました。「ヨーロピアンカット」なので白くて上品な輝きを放ちますが、同時に虹色の光も強く出るため、「ヨーロピアンカット」と「アメリカンカット」の良いとこ取りと言われることがあります。ダイヤモンドをゆっくり回しながら見てみると、水にぬれたようなウルウルとした輝きを見る事ができ、その美しさは格別です。

裁縫の針の穴に通るサイズの直径1mm未満（0.00164ct）のダイヤモンドに、角度や形を完璧に揃えた58面体のフルカットを行えるのは、世界広しといえど、モニッケンダムだけでしょう。そのため、婚約指輪のサイドストーンや、結婚指輪に使われる小さなダイヤモンドの美しさは世界トップレベルです。エタニティリングにも、その美しいダイヤモンドがセッティングされています。

MONNICKENDAM（モニッケンダム）のエタニティリング

モニッケンダムのエタニティリングの特徴は、細かなキラキラとした光です。本当に美しいと感じるそのキラキラした輝きは、エタニティリングとしてとてもよく合います。

また、デザインの入ったリングにセッティングされた状態のものもありますが、こちらもモニッケンダムならではの選び方です。

エタニティリングの重ね付け

エタニティリングはメモリアルリングとして、単体で身に着けても良いですが、他のリングとの重ね付けを楽しむことができるリングの一つです。エタニティリングをマリッジリングとして使う場合はエンゲージメントリングと重ね付けをすることもできますし、エンゲージメントリングとして使う場合はマリッジリングと重ね付けをする事もできます。また、プラチナとゴールドというように違う素材同士を組み合わせてもお洒落に身に着けることができます。

マリッジリング（結婚指輪）とエタニティリング（婚約指輪として）の重ね付け

エタニティリング（結婚指輪として）とエンゲージメントリング（婚約指輪）の重ね付け

素材が違うリングでの重ね付け例：プラチナのエタニティリングとピンクゴールドのマリッジリングの重ね付け

・FAQ（よくある質問）

Q.　婚約指輪と結婚指輪の違いを教えてください。

A. 婚約指輪（エンゲージリング）は家族代々受け継いでいく指輪です。永遠に輝く大きなダイヤモンドが付いたデザインが特徴です。結婚指輪（マリッジリング）はお二人だけの為の指輪です。お二人が永遠の夫婦でいられるよう生涯身に着けます。ヨーロッパではお墓の中までお持ちいただくと言われています。指輪はお互いに贈り合うものですから、２本で１ペアとして似たデザインを選んでいただくこともできますし、デザインもブランドも違うものをそれぞれ身に着けるのも素敵です。

Q.　結婚指輪はどこで選ぶと良い？

A. ブライダルリング専門のお店に行ってみましょう。取り扱いブランドの多いセレクトショップであれば、定番のデザインから人と被らないデザインまでたくさんの種類の中から選ぶことができます。何も分からない状態でも、お店の方が１つ１つ教えてくれるので大丈夫！実際に指輪を見ながら検討しましょう。

Q.　結婚指輪は必ずペアのもので揃えるべき？

A. いいえ。夫婦で手の大きさ、形が全く同じという方はいらっしゃいませんし、お好みもそれぞれ違うと思います。元々結婚指輪は相手の好きなリングを、お互いにプレゼントし合うものなので、バラバラでも問題ありません。むしろ、同じペアのリングにすると、他にも同じペアのデザインを付けている夫婦が多くいらっしゃる可能性が高いため、「〇〇ブランドのストレートのデザインと◇◇ブランドのウェーブのデザインで、二人のペアということにしよう！」といった、他の夫婦と被らないペアでお決めになる方も多くいらっしゃいます。

Q. 結婚指輪は分割で買うこともできますか？

A. できます。むしろ最近では分割でお求めになる方の方が多いです。結婚式や新婚旅行などの短期間のイベントは一括で支払いをして、結婚指輪のような一生着け続けるものは分割で、という方が多いです。

Q. 結婚指輪についての知識が無いのですが買いに行っても大丈夫ですか？

A. 大丈夫です。何も分からない状態でも、お店の方が一から教えてくれます。セレクトショップであれば、たくさん種類がおいてあるので、自分の好みを発見するところから手伝ってくれますよ。結婚指輪を買うイベントは未経験の方がほとんどなので、気にされなくても大丈夫です。

まとめ

いかがでしたか？最近身に着ける方が増えてきているエタニティリングをブライダルジュエリーとして選んでみるのも、良い選択かと思います。ダイヤモンドの輝きは、実際に試着したり、自分の目で見てみないと分からないので、お近くのブライダルジュエリー専門店に行ってみてください。

国内外のブランドを見比べることが出来るセレクトショップ

TAKEUCHI BRIDAL富山インター・二口町店

北陸最大級の売り場面積と約50ブランド8000種類を取り扱うジュエリー専門のセレクトショップ「タケウチブライダル富山インター・二口町店」

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