プロポーズはどのタイミング？

結婚準備を具体的に進めるために、プロポーズをするのが一般的ですが、プロポーズをどのタイミングでするべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

最適なタイミングで最高の演出をするからこそ成功へ近づきます。今回は、ブライダル業界に10年間以上在籍するこの道のプロである販売員の青山さんがどのタイミングでプロポーズすればいいのかを具体的に紹介します！

青山さんは、高校を卒業後、都内の大学を経て東京銀座に本社を置く大手ブライダルジュエリー企業で10年ほど勤めていました。

現在は、その経験を活かし地元の宝飾店でブライダルリングやジュエリー販売を幅広い層に向けて行っており、経験と情報に基づく的確なアドバイスでファンが沢山いらっしゃることでも有名です。ぜひアドバイスを参考になさってください！

1.プロポーズどのタイミング

一般的なプロポーズはどのタイミング

これまでの販売経験とお客様の体験談をまとめると、プロポーズは、貯金が出来て金銭的な余裕が生まれたときに行う方がとても多かったです。

例えば学生から社会人へ移り変わり、自ら安定した収入が得られるようになった時や、昇進が決まったときにプロポーズを決意する方が最も多いと言われています。

お金が全てでは勿論ありませんが、費用を用意出来る余裕が生まれた時は、真剣に二人の将来を考えて決意をお伝えするのに適切なタイミングの一つと言えます。

一般的なプロポーズをするまでの交際期間は？

プロポーズまでの交際期間は、2～3年前後が最も多いと言われています。

株式会社リクルートの発行する情報誌『ゼクシィ』が、実施した『結婚トレンド調査2022　報告書（富山・石川・福井）調査』では、結婚までに付き合った期間は、2～3年未満が全体の30.2％、次に多かったのが1～2年未満でした。

交際期間が長くなるにつれて、お互いに年齢も重なるため、女性にとって妊娠や出産のリスクが上がることは忘れないようにしましょう。

30代の方のプロポーズにベストなタイミングは

先ほど挙げた『結婚トレンド調査2022　報告書（富山・石川・福井）調査』を年齢別に見てみると、交際から結婚までに付き合った期間は、30歳から34歳の場合、全体の33.3％が1～2年未満となり最も多い結果となりました。

35歳以上の場合、交際期間は、1～2年未満が最も多く全体の58.3％、１年未満が全体の33.3％となり、2～3年未満は、全体の8.3％でした。

将来子どもが欲しい場合、リスクを考えて、一般的な期間よりも短くなるようです。また、経験も重ねていることから、短い期間でも相手の方の人となりもある程度、把握できるようになることも考えられます。

いつプロポーズをするか、具体的な日付の決め方のアドバイス

①ふたりだけの記念日

一年間365日のうち、最もプロポーズに適した日は、二人のお付き合いが始まった記念日と言われています。

なぜなら女性にとって記念日は、他人からカップルに関係性が変化した特別な日だからです。例えば、レストランや宿泊先に、カップルとして行き、婚約者として帰ってきたとしたら素敵ではないでしょうか。

②お相手の誕生日

記念日の次に人気な日が、お相手の方の誕生日です。

準備をする男性側にとっても、お祝いをするのは自然な流れとなるため、何もない日よりも格段に準備がしやすくなります。

何を計画しても、一般的なお祝いの為の流れとなるためサプライズでご用意をする場合にもお誘いしやすいでしょう。

③その他の特別な日

また、クリスマスやホワイトデーもとても人気があります。どのお日にちになるとしても、準備をする時間は、大変かもしれませんが一生モノの想い出となると思います。

もし、誰とも被りたくない特別なお日にちをお探しの方は、一般社団法人日本記念日協会の公式HPを見てみると様々な記念日が載っています。

ここから、ふたりだけの特別な記念日を探してみても良いかもしれません。

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2プロポーズの準備

プロポーズの準備はいつから行うべきか

準備は入籍の1年前～半年前に行う方が多いとされています。

例えば、交際期間が2年目のカップルの場合、交際期間2.5年目を迎えた頃にプロポーズを行うと、入籍がその半年から１年後になり、総交際期間は3～4年ほどになります。

もし婚約指輪を用意する場合は、プロポーズから4か月以上前には準備をすることをオススメします。なぜなら、婚約指輪はオーダー品のため、作製に１か月～３か月かかる為です。

余裕を持って販売店に来店すると様々なご要望にお応え出来るため、4カ月以上前に検討することが適切です。

プロポーズ前に男性が考えておくべきこと

プロポーズ前に男性が考えるべき事は、ご自身のお気持ちがはっきりとご結婚に向かっているか確認することです。

なぜなら結婚はご自身だけでなくお相手の立場や関係性や生活環境等が大きく変わるからです。この先数十年以上に渡って苦楽をともにするからこそ、ご自身の気持ちが結婚に向かっていることを確認しることは、とても大切ではないでしょうか。

プロポーズ前に、お気持ちという名の必需品を確認してみてください。

そもそもプロポーズはなぜ必要？

おふたりで結婚に向けて準備を進める前にプロポーズは「必要」です。

なぜなら結婚とは夫婦の関係を法的に承認されることだからです。生活費を分け、助け合うことが法律で義務付けられています。

またプロポーズには、「申し入れる」もしくは「提案する」という意味があります。相手の同意が必要な事から、はっきりとしたカタチで相手に提案するプロポーズは必要であると言えます。

曖昧なままではお相手が不安になる為、未来を大切に真剣に考えていることをご自身のお言葉で伝えてみて下さい。

3プロポーズの本音

プロポーズまで女性はどのくらい待てるのか

マイナビウェディングの調べによると、女性が付き合ってからその日まで待てる平均期間は、1位が2～3年未満でした(出典『マイナビウェディング調べ　2015年9にWebアンケート。22歳～40歳の働く女性』より)。

２位は、１～２年未満で、3位が３～４年未満でした。ふたりの将来を考えて、交際して2～3年頃が待てる期間の平均かもしれません。

なんにせよ待たせ過ぎは禁物です。もし結婚するまでに待たせてしまうようなご事情がある場合は、相談することをおすすめします。

20代の女性がプロポーズまで待てる平均期間

先程の調査では、全体の平均をお伝えしましたが、今度は年代別に20代の平均を見てみましょう。

年代別の調査の中で最も詳細なものの一つとして、ブライダル総研が実施した「夫婦関係調査2015」では、20代女性が付き合ってからプロポーズまで待てる平均期間の1位は、1～2年未満でした。全体の28.2％の女性が回答しています。

２位は2～3年未満で全体の19.2％でした。意外にも全国平均と逆転する形となりました。結婚に向けて積極的な姿勢で付き合う20代の方が多いのは、就職から数年経ち経済的に安定するタイミングが来るからかもしれません。

30代の女性がプロポーズまで待てる平均期間

前述のブライダル総研が実施した調査では、30代女性が待てる平均期間の1位は、1～2年未満でした。全体の27.1％の女性が回答しています。

２位は2～3年未満で全体の15.7％でした。20代と同じく1～2年未満が多いという結果となりました。

どの年代でも、1～２年未満が多いという結果となりました。この数字から見て取れるのは、結婚に前向きな方は少なくないという事です。自分の相手が何を思っているか分からない方は、この機会にさりげなく話題として出しお気持ちを確認してみてください。

4プロポーズに必要なもの

プロポーズには何が必要？

プロポーズに必要なモノは「婚約指輪」です。なぜなら婚約指輪は元々、外来語の「Engagement Ring」から来ており「約束・誓約」という意味が込められているからです。

古代には鉄の指輪を誓いの品として贈り合っていたと言われています。結婚に向けて男性の決意を表すとともに、目に見える形で婚約を知らせる役割もあります。

また、婚約指輪は次の世代まで継承していくお品物です。誓いの指輪とともに、婚約の提案をして、お相手に承諾してもらうことで結婚へのお話が具体的に進んでいくことになります。

プロポーズに婚約指輪を用意する必要性

婚約指輪を用意する必要性はあります。女性にお話を伺うと「本当は欲しいが、自分からは高価なものなので欲しいとは言えない」という声も少なくありません。

男性にお伝えしたいのは、婚約指輪が「欲しいか・欲しくないか」をお尋ねになるのは最善ではないということです。高価なものだからこそご自身からは言い出し辛いからです。

また「高価だし、今は昔と異なり意味も薄れているから贈る必要性はない」という声もいただくこともありますが、誓いのお品のため、お相手がどうかよりもご自身が贈りたいか贈りたくないかが大事です。

婚約指輪をプロポーズのあとから用意するのは？

①意味的には「無し」だけど色々考えると「有り」な理由

プロポーズと婚約指輪の意味を考えると後からご用意するのは「無し」です。しかし、お相手の方の指輪のデザインのお好みを考慮すると後から選ぶのは「あり」になります。

ただし、ご予算の中で自由に選んでいいとお相手にお伝えしても、仮にご予算を大きく上回った指輪をお選びになられた場合、店頭でお相手に「この指輪は予算オーバーだから他の指輪にしてほしい」と伝えるのは勇気がいります。

②販売員は高い物を売りつける敵ではない？

まず対策として店頭でご自身の予算を明確に販売員へ伝えることです。我々販売員はお客様に高額な商品を無理に売りつける敵ではありません。

お客様のご要望を叶えるために日々正確な知識の収集に努めています。

例えば、一般社団法人日本ジュエリー協会の公式サイト上にご相談事例として、どのようなお店が信頼できるのか等のQ＆Aが載っていますので、店頭に行かれる前に見る事をおすすめします。

大幅な値引きや他店を誹謗中傷するような販売にはご注意ください。値引きに関しても、「今日買えば〇〇円」や「40％OFF」で提示された場合は、その理由が妥当で確実に確かめられるなど、自己の責任で検討されることをおすすめします。

プロポーズの婚約指輪をどこで検討するのが良いか

一生モノの瞬間にお渡しになるお品モノだからこそ、どこで購入するかはどの時代にも大きな悩みとなっています。

宝飾店には、ブランドの路面店や百貨店、オンラインショップなど沢山の種類のお店が存在しますが、これまでそれぞれのお店の形で働いてきた経験から、「セレクトショップ」で購入を検討することをおすすめします。

その理由は、男性が最も比較したい「価格」をしっかりと比較出来るからです。

検討できる指輪の量が圧倒的に多いのがセレクトショップ

一般的なブランドのショップは、１店舗で１ブランドですが、セレクトショップには１店舗で何十ブランドも入っています。

お店のコンセプトに合うブランドを、バイヤーが厳選しているため、１つのお店で様々な商材を見て比較できるというメリットがあります。

幅広い商材を見て婚約指輪を選択できるのは安心ではないでしょうか。一般的なブライダルブランドだと、１店舗に300本程の指輪しかないことが多いですが、セレクトショップであれば数十ブランドあることから数千本のリングを用意していることが殆どです。

価格もデザインも多くの中から比較できるセレクトショップにぜひ足を運んでみて下さい。

まとめ

ベテラン販売員青山さんのアドバイスはいかがでしたか？最も一般的なプロポーズのタイミングは、男性が経済的に余裕ができたときに行うことを決意し、交際期間1～2年ほどで特別な日に行う方が多いみたいですね！

多くの女性にとってプロポーズは憧れの瞬間なんです。特別な日に一番大好きな男性から、婚約指輪とともにプロポーズされたら一生の想い出になること間違いなし！

ぜひ婚約指輪を用意して、結婚の意志を伝えてみてください！ふたりのタイミングで、大切な時期だからこそご相談を欠かさず、素敵なブライダルライフをお過ごしください！

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■TAKEUCHI BRIDAL金沢タテマチ店
〒920-0981　石川県金沢市片町1-4-18
TEL　　　 　076-256-0120
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