【浜松市】12月の誕生石|地球上で一か所でしか採掘されない神秘的な宝石タンザナイトの魅力に迫る!
12月の誕生石と言えば「タンザナイト」。アフリカのタンザニアにあるメレラニ鉱山でしか採れない希少性のとても高い宝石です。パープルともブルーともとれない独特な色味と輝きで、見る角度によって表情を変えていく美しい宝石です。今回はそんなタンザナイトの魅力をお伝えしていきます。
特徴
タンザナイトが初めて発見されたのは1967年、アフリカのタンザニア北部に位置するメレラニ地方で、マサイの部族民が偶然発見されたと言われています。宝石名は「ブルーゾイサイト」ですが、「タンザナイト」という名前で呼ばれることがほとんどです。タンザナイトの魅力は、その美しいブルーカラー。単なる青ではなく、複雑に様々な色が見え隠れする青い色が目を惹きます。タンザナイトは他の石と比べて光源により色の変化が出やすく、日光の下では青っぽく見え、白熱光の下では紫味が強くなります。1998年には〈世界で最も売れているカラーストーン〉と発表され、2002年に宝石業界の公式誕生石リストに加わり、12月の誕生石となりました。一般的になったのは最近なのですね。
取り扱い
美しく希少性の高いタンザナイトだからこそ、日ごろの取り扱いには注意したいところです。タンザナイトには「壁開性」と言い、特定の方向に割れやすいという性質があります。モース硬度が6~7と低いため、取り扱いには充分注意が必要です。保管する際には他のジュエリーと一緒にせず、単体で保管しておくのが良いでしょう。基本的には柔らかい布で優しく拭きます。汚れが気になる際には中性洗剤を薄めた水で、優しく汚れを洗い流すのがおすすめです。
タンザナイトに込められた意味とは?
タンザナイトの石言葉は「誇り高き人物」「高貴」「知性」「冷静」「希望」「神秘」。精神的に強くなりたいという方におすすめの宝石です。産出地のアフリカでは、長年の不幸を脱する石として信じられているそうです。また、タンザナイトは、新しい人生や始まりを祝うのにふさわしいとされ、マサイ族では赤ちゃんが産まれれば妻にタンザナイトを贈る習慣があるんだとか。「子供が健康で、成功する人生を送れるように」と願いが込められているそうです。
誕生石としても人気のタンザナイト。ギフトとして喜ばれています。
また、青~紫の美しいカラーは結婚指輪として使われることもあります。
現在の宝石界で大流行していると言われるタンザナイト。誕生石として、12月産まれの方の中には誇りに感じている方もいらっしゃるのでは?それだけでなく、タンザナイトの美しさに魅力を感じている方もいるはず。大切な方へのギフトとして贈るのも素敵ですよね。
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