【久留米市】今さら聞けないダイアモンドの4Cとは?
ダイアモンドの品質を評価する基準として1950年にG.I.A(米国宝石学会)が開発した4Cという基準がもうけられています。4CとはCarat(カラット=重さ)、Cut(カット=輝き)、Calor(カラー=色)、Clarity(クラリティ=透明度)の頭文字でダイアモンドの品質を表現する基準となります。
【Carat=重さ】カラット
カラットとは宝石全般の重さを測る際に使われる重量単位で1.0=0.200gと定められています。大きなダイアモンドは小さいダイアモンドよりも原石が少ないので稀少価値が高く、カラット数が2倍、3倍になりますと評価額は4倍、9倍と2乗倍になると言われています。またカラットは4Cの中でも最も見た目の違いが分かりやすい基準でもあります。
【Cut=輝き】カット
神の創り出したダイアモンドに人間の数学的かつ芸術的な技術により美の生命を吹き込む大切な作業がカットです。カットは総合評価で次のような基準に分類されます。・EXCELLENT(優秀) ・VERY GOOD(優良) ・GOOD(良好) ・FAIR(可) ・POOR(不可)
この中でもプロポーション(総合評価)・ポリッシュ(表面の研磨仕上げ状態)・シンメトリー(対称性)の三点すべてが最高評価になったダイアモンドはハート&キューピットと呼ばれ、特殊な照明器具条件下で覗くとカット面がハートや矢のように見えます。天使の矢がハートを射抜くことを連想させるためハート&キューピットのダイアモンドは婚約指輪・結婚指輪にオススメです。
【Color=色】カラー
カラーはダイアモンド自体の地色を表します。ダイアモンドは無色透明のイメージが強いですが、本来無色透明のダイアモンドは稀にしか手に入らないダイアモンドのエリート的存在で大半のダイアモンドは不純物によって多少の黄色味(褐色)がかった色味があり評価に大きく影響を及ぼしています。ダイアモンドの色が黄みがかるほど稀少性は下がります。しかしある一定の黄色味を超えるとファンシーカラーという評価がなされ他の基準でグレーディングされます。
【Clarity=透明度】クラリティ
クラリティは透明度を表す基準です。ダイアモンドに含まれる不純物や自然なキズなどを「内包物」(インクルージョン)と呼び、人為的に作られた研磨キズや諸々のや傷を「ブルミッシュ」と呼びます。この内包物や傷の大きさ・場所・性質などを鑑定して評価が決まります。内包物が多いと透明度が下がり、その分輝きを失ってしまうので評価は下がります。逆に透明度が高いほど評価も高くなります。
この様な評価でダイアモンドの価値が決められています。ダイアモンドを購入されるときにひとつの目安にしてはいかがですか?この評価がすべてではないので実際ご自分の目で見て触れてみてインスピレーションを大事にしてもいいかもしれません。天然ダイアモンドはふたつとして同じものがないので専門店のアドバイスを聞いてじっくり見てお選びください。
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