バラを見ると思い出す。私がされた最高のプロポーズ体験談
付き合って3年になる今年の夏。私は彼からプロポーズされる気がしていました。それは、いつもどこかに出かけるときは私が提案して計画までしていましたが、なんと「今年は花火大会やるらしいよ。行ってみようよ。」と彼から提案されたからです。
サプライズなんてしたことのない彼が
本音を言えば、プロポーズの王道であるホテルのレストランなどの素敵な場所で、婚約指輪の箱をパカっと開けて「結婚してください」と言ってもらうようなロマンチックなプロポーズに憧れていました。しかし、私はそこまで期待はしていませんでした。というのも、3年付き合ってきて彼からは1度もサプライズをされたことがなかったからです。彼にプロポーズしてもらえるだけで十分!そう思っていました。
ついに花火大会の日
有名なホテルの近くで開催される花火大会。彼から「ホテルを取ったから部屋でゆっくり花火を見よう」と言われ、いつもとは違うスマートな彼にドキドキしていました。花火が上がり始め、あまりの綺麗さにプロポーズのことを忘れかけていた頃、彼が「ちょっとお手洗いに行ってくる」と席を外しました。数分後、なんと彼は108本のバラの花束を抱えて現れたんです。あまりの驚きに私は声も出ませんでしたが、彼が胸ポケットから小さい箱を取り出し、婚約指輪を差し出しながら「結婚してください」と言ってくれました。想像していたプロポーズの何倍も素敵なシチュエーションにびっくりしながらも「はい」と返事をすることが出来ました。
▽あなたは1本のバラと花束どっちが嬉しい?
この花束…どうしよう
実はまだこのプロポーズには続きがあるんです。大きな花束をもらって喜んでいた私ですが、あることに気づいたんです。「あ、私の家に花瓶ない…」。不安になり、彼にそのことを言うと笑ってこう言いました。「この花束は家に持って帰らないよ」どういう意味か分かりませんでしたが、その日はお花が傷まないようにお水につけておきました。次の日、彼は花束をホテルからどこかに送っているようでした。彼が楽しみにしていてというので、私は婚約指輪でプロポーズの余韻に浸ることにしました。
彼が考えてくれた最高のサプライズ
約2ヶ月後、私の家にあるものが届きました。それは彼からもらった108本のバラでした。彼はバラの花束をプリザーブドフラワーに加工してくれていたんです。プリザーブドフラワーは生花から作られるもので、長期間保存が出来るように加工されたお花です。プロポーズの思い出が褪せないようにずっと残せるように考えてくれていたそうです。
私の理想を遥かに超えた最高のプロポーズ。プリザーブドフラワーを見る度に、あの日のことを思い出します。彼がプリザーブドフラワーの加工をお願いしたのは静岡県にある専門店アミティエノリです。とっても綺麗に仕上げていただいたので、今度私たちも二人でお礼に伺うつもりです。これからプロポーズを考えている男性の方は、ぜひ参考にしてみてください。絶対に女性に喜ばれると思います!
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