【いわき市】知っておいてほしい真珠ネックレスのお手入れと修理について
久しぶりの冠婚葬祭、しまっておいた真珠ネックレスを取り出したら、糸が切れて真珠がバラバラになってしまった…そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。真珠ネックレスは急に必要になることもあるので、とても焦りますよね。
久しぶりの冠婚葬祭で焦らないためにも、真珠ネックレスのお手入れやメンテナンスが必要なんです。そこで、真珠ネックレスのお手入れの仕方や切れてしまった糸の修理についてご紹介致します。
どうして真珠ネックレスは傷む
真珠ネックレスの痛んでしまう個所は大きく分けて2カ所あります。真珠そのものと、ネックレスの糸です。痛んでしまう原因は、それぞれ異なります。
◇真珠そのものが傷んでしまう原因◇
天然の真珠は、カルシュウムの結晶と有機質が交互に積層した真珠層が形成され出来ています。真珠の主成分は炭酸カルシュウムのため、汗や化粧品の付着によって表面の真珠層が溶けてしまい、光沢が無くなり黄色味を帯びた変色が起こります。
◇ネックレスの糸が痛む原因◇
真珠・水晶・天然石などの全周が宝石で組まれているネックレスやブレスレットは、金額にかかわらず、宝石素材そのものの中心に穴をあけて、糸やワイヤーで組まれているものがほとんどです。どんなに丁寧にネックレスを扱っていても糸は経年変化によって切れやすくなってしまいます。ワイヤーは半永久的に使えますが、汗や宝石との摩擦によって起こる僅かなサビやキズから切れてしまう事があります。
真珠ネックレスのお手入れ方法
使用後は、清潔な乾いたガーゼのような柔らかい布やメガネ拭き、真珠専用の磨きクロスなどで真珠全体を優しく拭いてからしまうようにしましょう。強くゴシゴシ拭いてしまうと、真珠そのものをキズ付けてしまったり、糸やワイヤーに負荷がかかり切れやすくなってしまいます。大切なポイントは、使用後すぐに拭いてあげることです。真珠に汗や化粧品が付着した状態にしてしまうと徐々に劣化してしまいます。特に夏場は、汗をかきやすく真珠に化粧品が付きやすいのでお手入れを忘れないように気を付けましょう。
糸交換のタイミングはいつ?
使用頻度や保管状況によっても異なりますが、糸交換の目安は2年から3年くらいでメンテナンスをると安心してお使いいただけます。5年を超えると使用頻度にかかわらず糸が弱ってしまう事が多いです。
また、使用頻度・期間にかかわらずお持ちの真珠ネックレスの糸交換をする目安を知る方法があります。真珠ネックレスの金具を持ち真っ直ぐ伸ばした状態になるように持ち上げてみてください。正常な糸の状態だと珠と珠のあいだから糸は見えません。糸交換が必要な状態の物だと、珠と珠のあいだに隙間が出来て、中の糸が見える状態になります。この隙間から5ミリ以上糸が見えている場合は糸交換が必要です。真珠ネックレスの糸が切れてしまう原因は、糸が伸びてしまっている状態で使い続ける事で珠に空いている穴と糸が擦れ、切れてしまうケースが多いです。糸そのものも伸びてくる事で強度が落ちてしまいます。
真珠ネックレスは、急に必要になることもありますし使用中に糸が切れてしまったら大変です。着用したいときに慌てないためにも気になった時は、なるべく早めに修理に出すことをおすすめします。
もし糸が切れてしまった時は?
もしも、使用中に真珠ネックレスの糸が切れてしまった時は、慌てずに落ちてしまった真珠を拾い集めましょう。拾い集めた真珠は、お求めの店舗か近くのジュエリーショップへ持って行き修理してもらいましょう。真珠の珠が足りなかった場合は別途料金がかかりますが、色味・大きさなどを合わせて元通りに直してもらえるのでご安心してください。また「真珠ネックレスの長さを変えたい」「金具を新しいものにしたい」などの要望があれば相談してみましょう。
修理には、約3週間ほど時間がかかります。状態や修理内容によってはさらに時間がかかる場合があります。ですので、真珠ネックレスの糸が切れる前、早めの時期に修理に出しましょう。
真珠ネックレスはメンテナンスのできるお店で
真珠ネックレスは自宅でのお手入れや定期的なメンテナンスが必要なため、ほかのジュエリーに比べると少しデリケートかもしれません。しかし、真珠ネックレスは女性にとって欠かせないジュエリーです。末永くご愛用いただくためにも、使用後は優しく拭いてあげる事で真珠ネックレスの寿命を延ばすことが出来ます。これから真珠ネックレスの購入をお考えの方は、アフターメンテナンスを受けられるお店で選ぶことをおすすめします。
いわき市で真珠ネックレスの相談をするなら
オペラいわき鹿島SC店では、品質にこだわった真珠ネックレスの販売はもちろん、切れてしまった糸交換の修理や長さ調整のご相談など行っています。また、ジュエリー修理やリフォームなども行っておりますので、まずは、気軽に相談してみてはいかかでしょうか。