女性のためのジュエリーサイト
Jewelry Story

知っておくと安心!葬儀につけていくジュエリーのマナーについて詳しく解説します!

知っておくと安心!葬儀につけていくジュエリーのマナーについて詳しく解説します!

悲しみ事は、急に起きるもの。気持ちも焦って、礼服や装着品の準備などもバタバタとしてしまいがちですよね。
そんな時、
「これは着けても大丈夫かな」
など、特に心配になるのが装着品の事ではないでしょうか。
なぜならお悲しみの席では、みんな同じ装着品を着けるので、大きさや色など細かなところまで気になってしまう人が多いと思います。

今回は、葬儀に着けていく装着品のマナーなどについて詳しく解説します。

▼関連記事

真珠(パール)のネックレス、葬儀でグレーや黒真珠を着けるのは何歳くらいから?

葬儀にジュエリーを着けるようになったはじまり

葬儀用真珠

日本では元々、葬儀にジュエリーをつける事は禁止されていたようですが、それは和装文化が長かった歴史的背景が関わっているようです。
しかし西洋では、「喪服にジュエリーをつけることでフォーマルな装いが完成する」との考え方からモーニングジュエリーが生まれ、葬儀にジュエリーをつけないで行くのは失礼にあたるとされています。
近年では日本でも洋服文化が浸透し、葬儀においても洋装が主流になっている事もあり、時代の移り変わりと共に葬儀に相応しいジュエリーであればむしろ「正装のアイテム」として推奨されるようになりました。
しかしながら、葬儀につけるジュエリーについてよくわからない人は意外と多いものです。

葬儀に着けていく代表的なジュエリー『真珠』

真珠

葬儀につけて行くジュエリーといえば、最初に思いつくのが「真珠」だと思います。
真珠には「涙」と「敬意」の意味があると言われており、故人との別れを悲しむ人の「涙の粒」「敬意の表れ」とされ、葬儀につけて行くことが推奨されています。(「月の涙」を象徴するジュエリー、また「真珠の涙」「人魚の涙」とも表現される)
イギリスのエリザベス女王がウィンストン・チャーチル元首相の葬儀の際、悲しみを表現できる「真珠」を着用した事が始まりとされ、貴婦人の間に広がり今に至ると言われています。
また真珠にはたくさんの種類があり、中には葬儀には向かない華やかなものもあります。故人や親族に失礼のないよう参列するためにも、葬儀にふさわしいものやそうでないものは何なのか、知っておきたいですね。

▼関連記事

【飯田市】真珠のネックレスはどう選ぶ?一生物の価値ある真珠を持ちたい方必見

葬儀用『ジュエリー』の装着ルール

①あこや真珠

花珠真珠

色・大きさ

色は白、グレーであれば問題ありません。
珠の大きさは、 7.5〜8.0ミリ、8.5ミリくらいまでが標準とされています。
また一粒やデザイン性のあるものではなく、一連のネックレスが好ましいでしょう。
※二連三連に重なったデザインは「悲しみごとが重なる」との意味になるため、避けましょう。

正装のアイテムとして着けるため、丸いもの(真円)が理想です。

また長さは、礼服に隠れない鎖骨の少し下あたりまで垂れ下がるくらいが真珠がきれいに見える位置になります。
※ 装着した時、胸元またはそれ以上垂れ下がる長いものは「悲しみごとが長引く」とされ、また短すぎてチョーカーのようになるのはカジュアルなイメージが強くなるため避けましょう。

イヤリング(ピアス)・指輪について

イヤリング(ピアス)は直結式(揺れない、耳にぴたりと着けられるもの)のデザインが好ましいとされています。

指輪も、ダイヤモンドなどあしらってある華やかなデザインでなく、真珠のみのデザインを選びましょう。

またイヤリング(ピアス)も指輪も、金色は華やかな印象をもたらすので、地金の色は金色でなく白色のものを着けていくと失礼に当たりません。

▼関連記事

真珠(パール)の価格が上がる??あこや貝高騰の背景をお伝えします。

②黒蝶真珠

黒蝶真珠

色・大きさ

「黒蝶」というだけあって黒色をイメージすると思いますが、ブラック系、グレー系、グリーン系、レッド系など色味も様々あります。基本的には、「黒蝶真珠」ならどの色味でも問題ありませんが、葬儀用であればブラック系やグレー系など干渉系が好ましいでしょう。
またクロチョウガイからとれる黒蝶は10ミリ前後が主流という、もともと大きめな真珠です。ですので、8ミリ~12ミリ位の大きさであれば問題ありません。

黒蝶真珠は、ラウンド系、セミラウンド系、オーバル系、バロック系といった形ごとで分かれています。

もちろん形は、あこや真珠と同じく丸いものが理想です。

しかし、セミラウンド系もやや変形しているものの、真円に近い状態です。真円の黒蝶真珠は、高価なものが多いので、セミラウンド系でも差支えありません。

また長さは、あこや真珠と同じく鎖骨の少し下に垂れ下がる位置が理想です。

イヤリング(ピアス)・指輪について

イヤリング(ピアス)や指輪に関しては、あこや真珠と全く同じルールになります。

▼関連記事

黒真珠(ブラックパール)に興味がある方必見!黒蝶真珠の魅力や着けこなし方を紹介します。

③ジェット

ヴィクトリアンジェット

最古のジュエリーと言われているジェット。中でも最高級のヴィクトリアンジェットは 「皇室御用達のモーニングジュエリー」として知られています。

色・大きさ

色は漆黒、汗や水にも強く軽いのが特徴です。

大きさは、特に決まりはありません。

真円もあれば、彫りやカットが施されたものもあります。ジェットの場合、どちらを使用しても問題ありません。

イヤリング(ピアス)・指輪について

ピアス(イヤリング)、リング、ブローチもジェットであれば問題ありません。

 

その他にモーニングジュエリーに属するものとして、ブラックオニキス、黒曜石、黒珊瑚もあげられます。

 

④『念珠』

念珠

念珠は持っているだけで災いを取り除き、平穏や安らぎをもたらす、また功徳が与えられるとされ、アクセサリーやジュエリーとは違い、葬儀には欠かせないアイテムです。
真珠、珊瑚、水晶、天然木など、素材は色々あります。また、念珠に付いている房も素材、色、形がさまざまですが特に決まりはなく、念珠は持つ人が持って落ち着くもの、持ちたいと思ったものを選びましょう。

※仏教の宗派によっても持つ念珠が異なる場合があるので、購入する前に家族に確認してみましょう。

 

葬儀にむかない真珠

色がカラフルだったり、形が真円でなかったりする理由から「白蝶真珠、淡水真珠、ベビーパール」は、葬儀にむかない真珠とされています。

また、デザイン性のあるものやカジュアルになるものなど、場にふさわしくないものは、真珠であっても控えたほうがいいですね。

まとめ

葬儀では「悲しみの気持ちで故人を見送り、親族と悲しみの気持ちを分つ」事が1番大切です。 親族とゆっくりと会話できる場所でもないため、葬儀には失礼のない装いで参列したいですね。

真珠を購入する際はどんなシーンに使えるのか、お店のスタッフによく確認しておくと安心ですね!

▼関連記事

真珠(パール)のメンテナンスは必要??美しさを保つ安心な保管方法

 

真珠を見るなら、おすすめは下記の店舗です。

 

一真堂飯田本店

 

〒395-0805 長野県飯田市鼎一色111

Tel : 0265-24-6663

営業時間 10:30〜19:00

定休日 毎週水曜日

HP:https://www.1sd.jp/top/jewelry

この記事に関するキーワード

一覧へ戻る

Recommend