【浜松市】ゴールドってどんな金属?|結婚指輪の専門家が解説②
近年結婚指輪の素材としてじわじわと人気が高まっている「ゴールド」。今回は、古い歴史をもつゴールドの魅力について解説していきます。
▽前回はプラチナについて
古代エジプトでも人々を魅了した
ゴールドが初めて人類によって発見されたのは紀元前5000年と言われています。プラチナが17世紀に発見されたことと比べると、ゴールドは想像以上にはるか昔から認知されていた金属だったのですね。古代エジプトでは、紀元前2900年頃から金工技術も発達し、皆さんもよく知るツタンカーメンの黄金のマスクなどがつくられました。このツタンカーメンの黄金マスクは、金合金(純金と他の金属を合わせた金属)であることが知られており、この時代にはすでに、加工のしやすい配合が研究されていたことを物語っています。
▽ゴールドが魅力を引き出すアンティークデザイン
輝き続けるゴールド
ゴールドは、全ての金属のなかで最も展延性(薄く広がって延びる性質)に富んだ金属です。1gのゴールドを延ばすと約3000mにもおよび、延性の高さを示しています。工芸品に使用される金箔は、薄く広く延びるこの性質を活かして作られたものなのです。さらに空気中の酸素や化学物質に対して反応せず錆びる事ありません。加工しやすく安定した金属のため、古くからジュエリーに使用されています。ツタンカーメンのマスクを見ても分かる通り、古代エジプト時代から変色や腐食をせず輝き続けているゴールド。変わることのない美しさにロマンを感じませんか?
K18の「K」ってなに?
ゴールドの表記にはK18やK10などがありますよね。この「K」はKarat カラットという言葉の頭文字。これはゴールドの品位(純度)を表していて世界共通の単位です。K24はイコール純金ということを基準に以下の表示をします。K18は、24分の18のゴールドを含んでおり、K10は、24分の10ゴールドが含まれているということです。では、K18の場合、残りの24分の6は何なのでしょうか。これには割金と呼ばれる、銀や銅があたります。この割金の比率が変わることで、色味を調整できピンクゴールドやホワイトゴールドができあがります。
▽割金の違いで楽しむ色味「ハニーイエローゴールド」とは?
プラチナに並ぶ希少価値の高さ
貴金属のなかでも、地球上に残存している量が少ないゴールド。人類がこの美しさを知ってから今日までで採掘されたゴールドの総量は約17万トンなんだそう。元来、地球上に存在するゴールドの総量は23万トンという事実を考えると、残されたゴールドの量はたったの7万トン。非常に希少価値の高い金属であることがわかりますよね。
これからも高値が続く?
価格高騰の謎
さらにこの10年、専門家も驚くほどゴールドの価格が高騰しています。世界的に、現金ではなくゴールドを資産として持ったり投資として活用することで、相場に大きく影響しているのです。これは世界の金融不安から、信用リスクのない無国籍通貨としてゴールドを利用している事が原因と言われています。このことから、今後もゴールドの市場価格は、高値で推移すると予測されています。
ジュエリーだけでなく、資産としても注目されているゴールド。人類が初めに出会った貴金属は、7000年もの年月を経て今も褪せることなく輝き続けています。生涯変わることのない愛を誓う結婚指輪に相応しい金属。こんな魅力の詰まったゴールドをリーズナブルな価格で身に着けられたら理想的ですよね。HoneyBrideならその理想を叶えられます。あなたの目で色味の美しさを確認してください。
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