【静岡】機械式腕時計の内側の赤い石はなに?人気のタグホイヤーで検証!
腕時計の外側だけでなく内側に使われている赤い石ってなに?
よく機械式腕時計にはシースルーバックと言う裏側がスケルトンになっている時計があります。そこには赤い宝石がいくつも見え「これは飾りですか?」「赤入ってるとカッコいいですね!」とお客様よりご質問や感想を頂いております。
そこで今回は内側になぜ赤い石が使われいるかを
人気の
【タグホイヤーカレラ】をモデルとしご説明させて頂きます。
石といえば宝石ですよね。
高級時計のケースやブレスレットなど外装にはダイヤモンドやサファイヤなどの宝石が使われていたります。これは時計の装飾に使われており「見た目」を華やかに見れる効果や高級感を出すために使われています。
それでは内側に使われている宝石はなんでしょう?
そうその宝石はルビーなのです。
ピンク色に見える丸いものがルビーです。
ルビーはただ付いているのではなく、機械式の時計は歯車やテンプの軸が入る部分には摩耗を防ぐために人工のルビーが使われています。
軸は回転をしているため、その軸と接する部分には多かれ少なかれ衝撃と摩擦が生れます。そこでその部分に耐摩擦性に優れた硬質なルビーが使われているというわけです。
ただ冒頭でもあったように【赤のルビーが見えるカッコ良さ】もシースルーバックにはあります。なかなか時計の裏は見ないですが、機械式時計の人気の一つともなっております。銀色の時計の心臓部ムーブメントが見え、差し色に細かく入ったルビーの存在感は時計全体の高級感を増しています。