【静岡・浜松・豊橋 前撮り】衣裳スタイリストが公開!前撮りのチェックポイント20 その13
その13 和装のお支度
1,000組以上の花嫁をお手伝いしてきた
衣裳スタイリストが
前撮りを考えているカップルに
成功するチェックポイントを紹介するレポート。
今回は、和装のお支度について。
通常の結婚式の場合
白無垢や打掛のお着替えは着付け師の方にも
よりますが大体20~30分程度かかります。
前撮りの場合は、
ヘアメイクからスタートするので
着付け完了までおおむね120分程度かかります
いずれにしてても新郎さまの紋付は
新婦様の白無垢や打掛に比べ、早く着付けられるので
新郎様は早くお支度が終わってお待ちいただくことが
ほとんどです。
白無垢や、打掛の着付けですが
ずっと立ったままで、さらに紐で着物をぎゅっと
固定していきますので、意外と疲れてしまうという方も。
朝早くからの撮影の方は、朝ご飯を食べて
ベストな体調でのぞみましょう。
和装は、基本的に胸をつぶして、寸胴に見せる
のがきれいな着付けの仕方です。
そのため、下着は外して肌着をそのまま着ます。
肌着の上から、さらに体の形を寸胴にするため
フェイスタオルや、コットンなどで形を整えます。
その上から、
長じゅばん⇒掛下⇒掛下帯⇒白無垢OR打掛
の順で着ていきます。
現在では簡易的な掛下セットもあるため、
スタジオによっては簡易的なものを使われる
場合もあるかもしれません。
白無垢や打掛を試着された方はご存知かとおもいますが、
「お布団みたい」とよくお客様に言われるように
分厚くて、重さがあるものが多いです。
また、締め付け感もあるため
時期によっては締め付けや、熱さで
体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。
紐がきつすぎて息ができない・・・
など気になることがあれば、すぐ着付け師さんや
スタッフに伝えて対応してもらい
万全な状態で撮影にのぞみましょう。
続いて洋装のお支度のチェックポイント!
「お支度 洋装」へ つづく
photo by PIXTA