サンゴ礁のサンゴと違う?宝石珊瑚を選ぶなら静岡市の宝石店で!
宝石の珊瑚をご存知ですか?
サンゴと聞くとサンゴ礁をイメージする方が
多いかと思いますが、宝石珊瑚とは全くの別物なんです!
宝石珊瑚って?
サンゴ礁のサンゴは
六放(ろっぽう)サンゴと呼ばれ、口の周囲にある触手の数が6本です。
浅く暖かい海岸で、多様な生き物たちに生息環境を提供しています。
テーブルサンゴ、すり鉢サンゴ、石サンゴなど数百種類とイソギンチャク類が含まれます。
こちらのサンゴは成長が早く、1年で数センチ伸びるものもあります。
しかし、小さな穴が開いた軽石状で非常に脆いため、宝飾品には適しません。
一方、宝石の珊瑚は
八放(はっぽう)サンゴと呼ばれ、口の周囲にある触手の数が8本です。
多くは太陽の光が届かない深く冷たい海の底でひっそりと生息しています。
1センチ成長するのに50年ほどかかるものもあり、とてもゆっくり成長します。
八放サンゴのうち、硬く、磨いたときに美しい光沢を得られるものが
「宝石珊瑚」として用いられます。
現在、日本では宝石類の産出は僅かですが、珊瑚と真珠だけは、
日本がその主な産地であるということが世界的に認められています。
宝石珊瑚は何色?
血赤、桃、白などがあります。
微妙に色が違うものやピンク色のサンゴは「ボケ」と呼ばれることもあります。
今、世界で人気なのは白い色のもの。
特に純白のサンゴは白珊瑚の中でも2~3%しかなく、
とても希少価値の高いものです。
珊瑚の意味は?
宝石珊瑚は長い年月をかけて成長することから、長寿、
血のように赤い色から魔除け、厄除けに結び付けられ、
世界中でお守りとして用いられています。
また、結婚35周年を珊瑚(3・5)婚式とも言います。
長い間寄り添ってきた二人がこれからも末永く続くように
珊瑚をプレゼントしてみるのも素敵ですね!
取り扱いで気を付けることは?
日常でのケアは、柔らかい布で拭いて
被膜(汗や化粧品、皮脂など)をとってあげましょう。
硬度が低いため、ぶつけたり落としたりしないように注意が必要!
硬い金属のジュエリーと一緒にしまわないなどの配慮をしてあげることが
長く綺麗に使うための秘訣かもしれません。
また、高温、直射日光で退色、劣化してしまうため、保管には注意したいですね。
日本産の美しい珊瑚をぜひお守りにしてみてはいかがですか?