【横浜】永く使うからこだわりたい。高品質な真珠ネックレスはどこで探す？

女性のフォーマルジュエリーの一つとして冠婚葬祭のシーンに欠かせない真珠のネックレス。どのタイミングで用意するべきかご存知でしょうか？新社会人や成人のお祝いとして両親や祖父母から贈られることもありますが、一番多いタイミングは『結婚』です。結婚後はより多くのシーンで必要になるため、大人の女性のマナーとして持っておくべきものです。永く身に着けるものだからこそ、真珠のネックレス選びは失敗したくはないですよね？では、どこでどんな真珠ネックレスを購入すればよいのでしょうか？

真珠（パール）の意味合い

6月の誕生石でもある真珠（パール）という宝石には、「健康・無垢・長寿・富・純潔・円満・完成」などの意味が込められています。人魚の涙とも言われ、嬉しい時には嬉し涙、悲しい時には悲し涙を表します。真珠のネックレスは冠婚葬祭どのシーンにも身に着けることのできる唯一のジュエリーなのです。

愛情の象徴

好きな人同士を引き寄せ合い愛し合うという意味を持つ真珠は、大切な家族や友人、仲間など身内に対する愛情の象徴を表すと言われています。また、切れ目なく円を描くその形から縁を結ぶとされ、古くから多くの人に愛されてきました。真珠を身に着けると、上品で清楚、美しいという印象を与えてくれるため、パーティや節目のイベント等に最適なジュエリーです。

正しい真珠ネックレスの選び方

真珠の品質はネックレスに仕立てた際の価値や美しさに大きく影響します。その為、選ぶ際に抑えておいた方が良いポイントがあります。

大きさ・サイズ

成人女性が身に着けるネックレスの珠の大きさは7.0㎜～9.0㎜がおすすめです。体格や年齢、顔立ちによっても似合うサイズは変わってくるため、試着をしてぴったりのものを選びましょう。

▽参考記事：人によって違う似合う真珠の大きさ

キズ

真珠は貝がつくりだす宝石です。形が形成されていく過程でできるシワやへこみ（えくぼ）、突起などをキズと呼びます。試着の際に鏡を見て、キズの有無も確認しておきましょう。

形

自然環境で育まれる真珠は、環境によって様々な形になります。あこや真珠は一般的には丸い珠で真円に近いものが高品質と言われています。

テリ・輝き

真珠の光沢や輝きを「テリ」と呼びます。強い光沢感があり、強い輝きを放つものから、ぼんやりとした光沢のものまで幅広くあります。テリは真珠の厚さの「巻き」と大きく関係し、巻きの厚みや表面の滑らかさ、真珠層の厚みの均一性でテリの美しさが変わります。

色

白いあこや真珠の場合、全て同じような白い色に思うかもしれませんが、イエロー系、ホワイト系、など真珠本来の地色（実体色）と、光の反射によって現れるピンク系、ピンクグリーン系、グリーン系の干渉色があります。この２つの組み合わせで真珠の微妙な色の違いが生まれます。

巻き

真珠の価値を左右する最も大切な要素が「巻き」です。巻きとは真珠層の厚さで、巻きの厚いものほどテリの優れたものになります。

連相

ネックレスにした際の珠の揃い方を連相といいます。より美しいネックレスに仕上げるには形や色、テリ、巻きなど真珠のすべての品質を均一にするため、何十回も繰り返し組み合わせて仕立てます。微妙な色や形の違いを整えることで美しい連相が生まれます。

高品質「花珠真珠」の特徴

この先永く身に着ける1本を用意するのであれば、高品質の真珠ネックレスはいかがでしょうか？真珠の品質の中でも上級グレードの「花珠真珠」の美しさは魅力的で、大人の女性が持つ１本としておすすめです。

美しさ

花珠真珠とは、あこや真珠の一定の品質基準を満たした上位品質の真珠に与えられる呼称です。一目で見て分かる輝きや奥深いテリ、傷の少なさを誇る非常に美しい真珠です。

希少性

巻きの厚さが0.4㎜以上と厚く、しっかりとしたテリがあり、エクボと呼ばれる傷がごく微少です。また、形がほぼ綺麗な真円です。あこや真珠全体の中でも、欠点が極めて少ない上級グレードとなるため、非常に希少性があります。

真珠に関するQ＆A

Q．初めて真珠を購入します。白い真珠と黒い真珠、どちらを持つべきでしょうか？

A．20代・30代であればまずは白い真珠を持つことをおすすめします。ご自身の結婚式や列席、お子様のお祝い事などで使用する頻度も多くあるでしょうから、まず1本持つなら白い真珠ネックレスを用意する方が良いでしょう。黒真珠もお祝い事で身に着けられますが、「喪」のイメージを持たれることもあるため、不祝儀以外で使用する場合は服装を華やかにして身に着けることがおすすめです。

Q．ブラックフォーマルのワンピースを購入した際に、真珠のネックレスが付いていました。これからの冠婚葬祭で使用できるのでしょうか？

A．ブラックフォーマルの洋服に真珠ネックレスが付いていることはよくあります。しかし、それはほぼイミテーションです。故人に敬意を払い、追悼するお悔やみの場では、その重みや厳粛さを考慮する必要があります。故人への最後の敬意を示す場であり、その意味を重視するなら、本物の真珠ネックレスを身に着けることが好ましい選択です。

Q．真珠ネックレスは普段あまり身に着けません。それでも糸替えやメンテナンスをした方が良いのでしょうか？

A．糸が突然切れてしまうといけないので、使用頻度が少なくても糸替えは５年に一度くらいがおすすめです。糸替えの際に真珠を綺麗にしてもらえたり、金具のゆるみを点検してもらえたりするので、定期的にメンテナンスをしましょう。

▽参考記事：真珠ネックレスのメンテナンスについて

真珠ネックレスを購入するならどこ？

真珠ネックレスを購入するなら、自分に似合うものをしっかりとアドバイスをしてもらえるお店がおすすめです。横浜市の元町にある「Tesoro-K（テゾーロケイ）」では、実際に試着をしながらプロのスタッフが似合う真珠ネックレスを提案してくれます。真珠選びは違いが分かりにくく、選び方から教えて欲しいという方もいます。親身になって相談に乗ってもらえるので、真珠ネックレスをこれから用意する方は一度訪れていろいろと教えてもらってはいかがでしょうか？

▽参考記事：価格が高い＝良い真珠とは限らない？