福井市エルパこの夏に向けて！おすすめのダイバーウォッチを徹底解説

腕時計の中で一つは持っておきたいといろんな人が憧れるダイバーウォッチ。多軸のクロノグラフメーター、機械まで見ることができるスケルトンなどと同様に目を惹かれる腕時計のジャンルです。大きく厚みのあるケースやケースを覆う幅広のベゼルが魅力のダイバーウォッチ。とても高額な物ばかりで、なんとなく防水が強い時計というイメージが強い方も多いでしょう。今回は腕時計の防水性能とダイバーウォッチの魅力について一緒に考えていきましょう！

実はあんまり信じられない？腕時計の防水

本格的なダイバーウォッチについてお話しする前に、腕時計の防水性について触れておきたいことがあります。それは腕時計の防水は過信しすぎてはいけないということ。よく腕時計をお店で見るときに日常生活防水や、日常強化防水、10気圧防水というような言葉を目にします。日常生活防水は3気圧防水や日常強化防水は5気圧防水と表記されていることも。1気圧＝10メートル分の水圧になるので、50メートルや100メートルまで潜るくらい水圧がかかっても大丈夫と思いがちですが、実際は違います。通常の時計の防水テストは波風のない静かな水中で行われます。ただ実際に時計に水がかかるような場合には、想定よりも強い水圧がかかることがほとんど。10気圧防水あるからと言って、水中で使ったり、水洗いしたりしてしまうと時計に水が入ってしまいます。それに対してダイバーウォッチは何メートル防水というような表記がされます。本格的なダイバー規格を遵守。例えば日本だとISO規格200m潜水用防水機能を採用して作られているものが多いです。ダイバーウォッチは水中で使われることが前提となって作られているので水場で使っても安心。

かっこよさだけじゃない！何よりも見やすくタフなダイバーウォッチ

ダイバーウォッチの最大の魅力は腕に乗せたときに見栄えがすること。高い水圧に耐えられるように厚みのあるケースや、大きな文字盤、潜水時間の目安にもなるベゼルは独特のかっこよさがあります。高級ブランドが先駆けとなっていたり、アイコニックシリーズがたくさんあったりすることから、他人の注目も集めます。ただ、かっこいいだけではなくずば抜けた視認性も魅力。ダイビング中の暗闇でも見えるように大きく、そして夜光のしっかり効いたインデックスと針が特徴。意外と知られていませんが日常生活でも一目で時間が確認できます。また腕時計はあくまでも精密機械なので水や衝撃はご法度。しかしダイバーウォッチはアウトドアを前提にしているため普通の時計よりも水や衝撃に強いという強みもあります。

オススメのダイバーウォッチ3選

ダイバーウォッチがどんなものか分かったところで具体的にどんなブランドがあるのかを見ていきましょう！いきなり何百万もするものをもつのは怖いという方も多いですよね。そこで今回は手が届きやすいTISSOT　SEASTAR、王道のEDOXからSKY DIVER NEPTUNIANとCHRONOOFFSHORE-1、変わり種のG-SHOCKからFROG-MANをご紹介します。

スタイリッシュで使いやすいTISSOT SEASTAR

世界中の人々に愛されているTISSOT。その誕生は1953年、スイスのル・ロックルという街。純スイスメイドでありながらリーズナブルで手に届きやすい時計が多いのが特徴。誰もが聞いたことのある有名ブランドでは何十、何百万円もするものが主流なのに対し、ティソでは6万円～15万円の価格帯のものが多いです。ブランドの歴史を感じさせるクラシックなモデルから現代的でスポーティなシリーズまでバリエーションも豊富。本格的なダイバーシリーズとして人気を誇っているのが今回ご紹介するシースターです。シースターのテーマは深海の冒険。逆回転防止のベゼルやねじ込み式のリュウズロックなどダイバーとしての基本的な機能はもちろん。ベゼルやケース、バンドの立体感が美しいのが特徴。また機械式のパワーマティック80を用いており、80時間のロングパワーリザーブ機能、時計の天敵である磁気にも強い独自の機構を使用しています。本格的なダイバーウォッチでありながら、裏蓋がシースルーバックになっているのもポイント。通常のダイバーウォッチでは気密性を保つために裏蓋は頑丈に作るのが一般的。ダイバーウォッチの中ではかなり珍しい機構です。メンズサイスとしては一般的な45ミリや43ミリ、ユニセックスでも使えるクォーツタイプの36ミリに加えて、最近は40ミリのニュータイプが仲間入り。ボリュームのあるサイズから小ぶりで使いやすいサイズまで、選択肢も豊富。大きさや色違いでペアで使うのもおすすめです。

品名　・・・T120.807.11.091.00
税込金額　・・・￥110,000（2024年5月現在）
文字盤・・・スカイブルー文字盤
ムーブメント　・・・パワーマティック80(手巻き付き自動巻き)
パワーセーブ・・・80時間のロングパワーリザーブ
防水・・・30気圧防水（300メートル/1000フィート）
外装　・・・316ステンレススティール
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・40.0ミリ
ケースオプション・・・シースルーバック、ねじ込み式リュウズ、逆回転防止ベゼル

品名　・・・T120.807.37.041.00
税込金額　・・・￥112,000（2024年5月現在）
文字盤・・・ブルー文字盤
ムーブメント　・・・パワーマティック80(手巻き付き自動巻き)
パワーセーブ・・・80時間のロングパワーリザーブ
防水・・・30気圧防水（300メートル/1000フィート）
外装　・・・ブラックPVDコーティングステンレス
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・40.0ミリ
ケースオプション・・・シースルーバック、ねじ込み式リュウズ、逆回転防止ベゼル

品名　・・・T120.210.11.011.00
税込金額　・・・￥68,200（2024年5月現在）
文字盤・・・ホワイト文字盤
ムーブメント　・・・クォーツ
防水・・・30気圧防水（300メートル/1000フィート）
外装　・・・316ステンレススティール
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・36.0ミリ
ケースオプション・・・ねじ込み式リュウズ、逆回転防止ベゼル

※白色替えバンド付き

EDO SKY DIVER NEPTUNIAN

本格潜水用のダイバーウォッチと言えばエドックスのスカイダイバーネプチュニアン。そしてよりスポーティなクロノグラフのダイバーウォッチであるクロノオフショア1。エドックスもティソと同じく純スイスメイドのブランドです。エドックスの始まりは創業者が妻に送った一つの手作り時計から。丹念に磨き分けられたステンレスの美しさは唯一無二です。その美しさと高い技術が詰め込まれているのがネプチュニアンとクロノオフショアです。ステンレスは医療用メスに使われるような錆びにくく、アレルギーも起こさない最高ランクのものを使用しています。ギリシア神話の海の神、ポセイドンの別名であるネプチューンの名前を冠しているのがネプチュニアン。その防水性能は驚異の1000メートル！プロダイバーの深海と水上の圧力差で時計が壊れないようにヘリウムエスケーパブルも搭載。通常のステンレスの3倍以上もの硬度のあるハイテックセラミックベゼルを使用。王道のダイバーウォッチらしいデザインの裏にはネプチューンの彫像が刻印されていています。

品名　・・・80120-3NM-BUIDN
税込金額　・・・￥286,000（2024年5月現在）
文字盤・・・スカイブルー文字盤、
ムーブメント　・・・自動巻き
防水・・・100気圧(1000メートル)
外装　・・・316Lステンレススティール
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・44.0ミリ
ケースオプション・・・ねじ込み式リュウズ、ハイテックセラミックベゼル、逆回転防止ベゼル、ヘリウムエスケーパブル

品名　・・・80120-3NM-BUIDN
税込金額　・・・￥275,000（2024年5月現在）
文字盤・・・ブラック文字盤、
ムーブメント　・・・自動巻き
防水・・・100気圧(1000メートル)
外装　・・・316Lステンレススティール
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・44.0ミリ
ケースオプション・・・ねじ込み式リュウズ、ハイテックセラミックベゼル、逆回転防止ベゼル、ヘリウムエスケーパブル

EDOX CHRONOOFFSHORE-1

一方のクロノオフショアはよりスポーティな仕上がり。というのもクロノオフショアはボートレースにおける最高峰のクラスワンというレースのタイムキーパーになったことがきっかけで生まれたシリーズです。ネプチュニアンと同じくハイテックセラミックを使用。ベゼルに縦置きのクロノグラフメーター、スポーティなカラーリングが独特な美しさを体現。１時部分のインデックスにのみアラビア数字が使われているのもこのシリーズならではのこだわりです。リュウズに加え、ストップウォッチのボタンがケースから飛び出るので、クロノグラフで30気圧以上の防水性能を実現するのは難しいと言われていますがクロノオフショアのシリーズはその常識を覆しました。ボートレースを象徴したプロペラが裏蓋に刻印されているのもこだわり。よりスポーティな雰囲気を求める人に特におすすめです。

品名　・・・10242-TINM-BUIDN
税込金額　・・・￥335,500（2024年5月現在）
文字盤・・・スカイブルー文字盤、
ムーブメント　・・・クォーツ
防水・・・100気圧(1000メートル)
外装　・・・チタン
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・45.0ミリ
ケースオプション・・・ねじ込み式リュウズ、ハイテックセラミックベゼル、逆回転防止ベゼル、ヘリウムエスケーパブル

G-SHOCK FROGMAN

ジーショックなのにダイバーウォッチ？スイスの名だたるダイバーウォッチが有名になる中で、ブームを巻き起こしたダイバーウォッチが日本にも存在していたのをご存じの方は少ないかもしれません。ジーショックと言えば落としても壊れない時計、水にも強い時計というイメージが一般的。いまやジーショックは日本が世界に誇るデジタルウォッチとして、多彩な機能やシリーズを抱えています。今回紹介するジーショックフロッグマン。実は30年以上もの歴史をもつロングセラーのシリーズです。ステンレスではなくカーボンを用いて200メートル防水を実現。カーボンは炭素でできている素材ですが、実は宇宙船にも使われているほど強固な素材。独自のカーボンコアガード構造で高い水圧にも耐えうる気密性を実現。ジーショックならではの耐衝撃性に加えて、潜水できるほどの防水性。一般人だけではなく、プロの冒険家にも愛される逸品として高い支持を得ています。その人気ぶりは新製品や限定色の予約が全くできないほど。一見アンバランスにも見えるような、左側に張り出したデザインも他のジーショックのシリーズにはないタフさを感じます。高さや大きさもしっかりとしており、ダイバーウォッチの中ではダントツのボリューム感。またジーショックらしく、水深や温度、方位などが計測できるのも多機能で便利。大きく無骨なのとは裏腹に繊細なカラーリングと、裏蓋のチャーミングなカエルのマークが魅力です。

品名　・・・GWF-D1000B-1JF
税込金額　・・・￥15,4000（2024年5月現在）
文字盤・・・デジタル
ムーブメント　・・・ソーラー電波
防水・・・ISO200メートル防水
外装　・・・ステンレススティール、ウレタン樹脂、
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・53.3ミリ
その他機能・・・多局電波受信、多機能センサー（方位、温度など）、ダイビング機能（水深、ログデータ計測など）、タイマー、タイドグラフ、LEDライト他

品名　・・・GWF-A1000-1AJF
税込金額　・・・￥105,600（2024年5月現在）
文字盤・・・アナログ針のみ
ムーブメント　・・・ソーラー電波
防水・・・ISO200メートル防水
外装　・・・ステンレススティール、ウレタン樹脂、
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・53.3ミリ
その他機能・・・多局電波受信、多機能センサー（方位、温度など）、ダイビング機能（水深、ログデータ計測など）、タイマー、LEDライト他

品名　・・・GWF-A1000C-1AJF
税込金額　・・・￥138,600（2024年5月現在）
文字盤・・・アナログ針のみ
ムーブメント　・・・ソーラー電波
防水・・・ISO200メートル防水
外装　・・・ステンレススティール、ウレタン樹脂、
ガラス素材　・・・サファイアガラス
ケース径　・・・53.3ミリ
その他機能・・・多局電波受信、多機能センサー（方位、温度など）、ダイビング機能（水深、ログデータ計測など）、タイマー、LEDライト他

ダイバーウォッチを使う時のチェックポイント

防水性の高いダイバーウォッチ。使い方によっては優れた防水性が失われてしまうことがあります。本来の防水機能を活かして使うためにも必要なチェックポイントをお伝えします！

①リュウズのロックがかかっているか

時刻合わせ後に忘れがちなのがリュウズ部分のロック。通常ダイバーウォッチはリュウズの部分から水が入らないようにロックがかかる仕組みになっています。時間や日付を調節するときはリュウズを手前に回してロックを解除する必要があります。このロックを戻さずにおくと隙間から水が入ってしまいます。

②ベゼルの回転に問題がないか

これは特に本格的なダイビングをするときに気を付けなくてはいけないこと。ベゼルはダイビング中にあと何分潜水していられるかを計ることができるもの。ベゼルが逆回転してしまうと正確な潜水時間を見誤ってしまうことも。また逆回転防止のベゼルが逆回転してしまうような場合は、水が入りやすくなっています。ベゼルの回転に問題がないか確認することも大事なポイント。

③電池交換時に防水のチェックをしているか

電池式のダイバーウォッチであれば電池交換がつきもの。ただ、電池交換時は裏蓋を開けて行う必要があるので、時計内部の気密性が失われがち。電池交換時に防水テストまでしてくれるような場所は少ないかもしれませんが、しっかりと相談に乗ってくれるところを探してみて下さい。電池交換時に防水テストを行わなかった場合、基本的に水場での使用は避けて使うのがオススメです。

長く愛用するためには定期的なメンテナンスを

時計好きが一度は聞いたことがあるオーバーホール。オーバーホールとは時計を一度分解して新しい油を塗り直し、再度組み上げるというメンテナンスです。ゼンマイで動く機械式は３、４年に１回。電池式やソーラーの時計でも5年以上使っているものであれば必ず必要になってきます。とくにダイバーウォッチは水の中で使用することもあるため、知らず知らずのうちに曇ってしまうということも。金属の経年劣化やケースに付着した皮脂や錆が原因で水が入り込んでしまうことがあります。特に海で頻繁に使用する人は注意が必要。海水では特に金属が錆びやすくなるので腐食が一気に進んでしまいます。余談ですが海で使用した場合は必ず真水ですすぎ、水分を拭きとるのがポイント。状態によっては、裏蓋やベゼル、ガラスやリュウズといった主要で高額なパーツの交換が必要になることも。ダイバーウォッチのメンテナンスの場合、内部の分解掃除に加え、外装パーツの交換や防水テスト、メーカーによっては表面の磨きを行ってくれるので新品同様に時計をリフレッシュすることができます。長く愛用するためにも定期的なメンテナンスは必ず必要になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？意外とたくさんの種類がある腕時計の防水。やっぱりダイバーウォッチが水場で使うのには最も適しています。ボリュームがあるものが多いので実際にいろいろと試着してみて下さい！アウトドアでもビジネスでもお供になるあなただけのダイバーウォッチをぜひ見つけて下さいね。今日紹介したブランドもぜひチェックしてみて下さい。