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【石川県小松市】機械式時計がすぐ止まる…考えられる原因とは?

【石川県小松市】機械式時計がすぐ止まる…考えられる原因とは?

大切に使っている機械式腕時計。

自動巻きでも手巻きでも

機械式時計を使っていると

秒針がすぐに止まっている事があります。

通常より早く止まってしまうのは

どのような原因が考えられるのか、

どうすれば良いのか、対処法をまとめてみました。

【原因①】
ゼンマイの巻き上げが足りない

ゼンマイとは、時計の中に入っている部品のこと。

機械式時計はゼンマイが巻かれている状態だと動き続けますが、

ゼンマイがほどけきってしまっていると

針は止まってしまいます。

初めて機械式時計を購入した人の中には、

「腕につけていればゼンマイが巻かれ止まる事はない」

と思っている方も多いようですが、腕の動きが少ないと

ゼンマイを巻くローターの動きが少なくなってしまうため

十分に巻かれず、すぐに止まってしまう事があります。

パソコン作業が多い方は、

動力となるゼンマイの巻き上がりが足りず

気がついたら止まってしまっているという事も。

リューズを回し、ゼンマイを巻き上げることが出来る

機械式時計なら、使用前に50回ほど巻いてから

使用すると問題なく使えるみたい!

【原因②】
潤滑油が切れ針が止まる

精度にもよりますが、機械式時計は

ゼンマイを最大に巻き上げた状態から

1日半ほど動き続けます。

しかし、もっと早く止まってしまってる事も・・・

その多くは潤滑油の蒸発や劣化によるもの。

時計の中の機械は

多くの歯車が精密に重なり合っていますが、

その歯車の中心の軸には潤滑油が注油されています。

潤滑油は歯車などのパーツを効率よく

滑らかに動かすために使われる油で、

摩擦を軽減し正常に動かす為に必要!

しかし、潤滑油は時計を動かしていても止めていても

時間が経つと蒸発や劣化をしてしまいます。

その期間はメーカーなどにもよりますが約5年ほど。

そのような状態だと、パーツが滑らかに動かず摩擦が生じ

必要以上の力を使って時計を動かしている事になり

時計自体にかなりの負担が掛かります。

この摩擦が金属パーツを摩耗した場合、

交換が必要になるので修理料金が高くなります!

古い時計になると、交換パーツが破棄され

修理ができないという事も・・・

針が止まるのが早くなったと思ったら

早めにオーバーホール(分解掃除)で

新しい潤滑油を注入し直してもらいましょう。

オーバーホール(分解掃除)とは?

オーバーホールとは、時計内部のパーツを全て取り外し、

汚れて劣化してしまった油をキレイに洗浄して

新しい油を入れてあげるメンテナンスのこと。

これをすると、殆どの時計は

今まで通りスムーズに動くようになります。

しかし時計の機械故障を起こしているのに

オーバーホールをせずそのまま放置していると

症状がさらに悪化し、復活しにくくなるので要注意!

末永く腕時計を使うためにも、

5~7年に一度は

オーバーホールに出すのがおすすめですよ。


いかがでしたか?

機械式時計が止まる原因を挙げましたが、

当てはまることはありませんでしたか?

もしかしたら…と思うのであれば

大切なお時計を末永く使うためにも

早めに相談することをおすすめします。

腕時計のお困りごとがあれば

知識豊富なプロの職人に相談してみるのが1番!

時計職人がいるお店はここがおすすめ↓

ふくい時計宝石修理研究所

福井県福井市大和田2丁目1212 エルパ1F
Tel :0776-57-2605
Open :10:00~20:00(エルパに準ずる)

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