【石川県小松市】注意!腕時計が故障しないために気を付けること~クロノグラフ~
突然ですが、「クロノグラフ」って
聞いたことありますか?
時計好きならご存じの方もいるかと思います。
略して「クロノ」とも呼ぶクロノグラフは
ストップウォッチ機能が付いた時計のこと。
通常の3針タイプよりも針が多く付いているので
メカメカしく、デザイン重視で
選ぶ方も多いんですよ!
せっかく付いているストップウォッチ機能、
ついつい動かしたくなっちゃいますよね。
しかし、クロノ針を動かしっぱなしにすると危険!?
今回は、クロノグラフの腕時計で
気を付けたいポイントをご紹介していきます。
クロノ針を秒針代わりに
使うと危険!
クロノ針は一番長い針だから、
通常の「秒針」として使いたい気持ちはわかります。
また、秒針として使わなくても
長時間クロノ針を動かし続けると、
内部パーツが消耗してしまい、のちには
腕時計自体が壊れてしまう可能性も・・・!
クロノグラフは
「ストップウォッチ」として使う
クロノグラフは、あくまでストップウォッチなので
常に動かすような設計ではつくられていません。
全ての時計内部の歯車には
潤滑油が刺されていますが、
ストップウォッチを計測する30分計や12時間計は、
それほど使うことを想定されていないため、
そこまで潤滑油が差されていません。
常時クロノ針を動かしっぱなしにすると
潤滑油が乾き、部品のすり減りが激しく、
機械内部への負担となるんです。
逆に、ずっとクロノグラフを動かさないのも
潤滑油が固まりやすくなる原因となるため、
1ヵ月に1周は、クロノ針をまわしてあげましょう!
もしも針が動かなくなったら?
「オーバーホール」
潤滑油が固まったり、機械内部のパーツが
故障して針が動かなくなったら
早めに「オーバーホール」へ出しましょう!
オーバーホールとは『分解掃除』のことで、
時計のパーツを一度すべて取り出し、
綺麗に洗浄して潤滑油を新たに注油し直し
再度パーツを戻すメンテナンスの事です。
腕時計の機械を一度開けて
悪いところがないかチェックするため、
永く腕時計を使うためにも大切なメンテナンス。
定期的に、使っている腕時計に不具合はないか?
チェックしてみましょう!
いかがでしたか?
クロノグラフの腕時計、
なにか不具合があればプロに相談するのが1番ですよ。
腕時計の職人がいるお店はこちら↓
ふくい時計宝石研究所
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福井市大和田2丁目1212 エルパ1F
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