【石川県小松市】腕時計のオーバーホール(分解掃除)はどのくらいのペースでするべき?
機械式時計のメンテナンスと言えば
「オーバーホール(分解掃除)」
時計の知識がある方は、
オーバーホールをするのは当然!
と思うかもしれませんが、実際のところ
どのくらいの頻度でメンテナンスすればいいのか
不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
「止まってからでいいか」は危険!
購入して10年も20年も経っているけど
一度もオーバーホールに出したことがない方・・
「止まってから修理に出そう」
と思っていませんか?
実は、この考え方は危険!
オーバーホールをせずに
止まるまで使い続けると、間違いなく
どこかに負担が掛かります。
時計は動かしていると油が汚れて劣化したり
ケースの中にホコリが入ることも。
この状態でそのまま使っていると
動きがだんだん悪くなり、
最終的には動かなくなる可能性も・・・。
そもそもオーバーホールとは?
「オーバーホール」=「分解掃除」
時計のパーツを全てバラバラにして、
そのパーツ1つ1つを洗浄し
油を差して、組み直す作業のことです。
腕時計は肌に直接着けるものなので、
どうしても垢や汗が付着し、
そこから錆や汚れがたまってしまいます。
金属ベルトのピンの穴やバネ棒の隙間など
細かい部分からも、汚れと錆は発生します。
またガラス付近から湿気が入り、
曇ったり錆びたりすることも・・・
止まりの原因にもなるので、
この様な場合もオーバーホールが必要になります。
おすすめのメンテナンス頻度
ブランドによって、オーバーホールの
オススメ頻度は異なります。
例えば「セイコー」や「シチズン」は
3~4年に一度、
「オメガ」は4~5年に一度、
「タグ・ホイヤー」は2年以上
メンテナンスしてない場合など・・・
どこも言っている頻度はバラバラなので
結局どのくらいなのか混乱しますよね。
実際のところ、
機械式時計の場合は5年に一度
オーバーホールすれば良いと思います。
ただし、時間が早まる・遅れる・止まる
といった不具合が起きれば、5年待たずに
すぐオーバーホールに出しましょう!
いかがでしたか?
オーバーホールは人間でいうと
「健康診断」のようなもの!
定期的なメンテナンスで
たいせつな時計を正常に綺麗に保ちましょう。
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