【福井市エルパ】とっても大切!時計パッキンの役割
皆さんは「パッキン」という部品をご存知ですか?蛇口やお風呂場などの水場、宇宙ロケットや機械装置など各分野において多く使われているパッキンですが、実は時計にも使用されているんです。電池交換修理を依頼するときに「電池と一緒にパッキンも交換しておきますね」と言われた方も多いのでは?今回はその時計のパッキンについてご紹介します!
パッキンの役割って?
腕時計のパッキンは、裏フタの内側・リューズの内側・ボタンの内側に装着され、外側の部品と本体の隙間をなくし水分の侵入を防ぐ役割があります。(防水を保証する部品ではありません)
時計は金属部品を使う事が多く水は天敵!時計内部に水気が入るとガラスが曇ったり水滴がついたりと不安要素だけでなく、金属部品が錆び付いて大事な時計が故障してしまう可能性もあるんです。サビてしまった部品は基本的に交換になってしまうので修理費用もかなりのものに・・・なるべく莫大な出費は避けたいですよね。
ただ、パッキンはゴム製やプラスチック製のものが多く、知らぬ間に経年劣化している事もあります。定期的に取り換えて時計内部の機会を守っていきたいですよね。
交換のタイミングって?
では、パッキンの交換時期についてご紹介してます。パッキンはゴムやプラスチック製のため、経年劣化によって切れたり潰れたり乾燥してしまったりとパッキンの役割を果たせなくなってしまいますが一番大きな交換時期は「電池交換をする時」です。電池式の時計は2.3年おきに電池交換が必要です。パッキンもゴム製の場合、2.3年フタと本体に挟ませた状態にあるため伸びきっている可能性が非常に高いです。また、フタを開ける際にパッキンが切れてしまう事もあるため一度開けてしまった時には交換が必要です。
次に「分解掃除」機械式時計は4.5年に一度の分解掃除が必要ですが同様にフタを開けて作業するため、パッキンが劣化してしまう事が多いです。
いかがでしたか?小さな部品でも侮れません!時計にとってはとても大切なことが分かります。車と同じで時計も定期的にメンテナンスや部品交換が必要ですよね。実はパッキンもメーカーやモデルのよって種類も様々なので大切な時計をずっと安心して使えるように一度実際の職人と相談してみるのもいいですね。
時計の修理について気になる方はTAKEUCHIフェアモール福井エルパ店がオススメ!