【福井市エルパ】思い出を繋ぐために時計のオーバーホールしませんか?
お祝いに頂いた時計・自分のご褒美で買った憧れの時計・ご家族から受け継いだ大切な時計など皆さんは、愛用している時計が何で動いているか知っていますか?実は、歯車やネジなど小さな部品をたくさん使って動いているんです。今回は、大切な時計を永く使えるように必要なオーバーホール(分解掃除)の流れをご紹介します。
オーバーホール(分解掃除)
5.6年使用している時計はこのオーバーホール(分解掃除)というメンテナンスが必要なんですが、聞いたことはあっても「なぜ必要なのか?」「どんな作業をしているか」ご存じない方が多いよう。
そもそも時計は、小さな精密機械の集まりです。その金属部品同士が擦れる摩擦を軽減するために塗っている【油】があるのですが、その【油】の使用期限がおおよそ5.6年と言われています!
オーバーホールの作業工程
ここでオーバーホール(分解掃除)の作業工程をご紹介しますね!
まずは【分解】バラして交換や直しが必要な部品がないかチェックします。それに応じておおよその納期や見積もりをご案内します。
次に【洗浄】特殊な薬品で洗浄します。古い油や汚れ・ホコリ、場合によってはサビも丁寧に落としていきます。
【注油と組立て】必要な部品に必要な量の油を塗布しながら組み立てしていきます。この時に劣化している部品がないか再度部品の点検を行います。
【タイミング調整】ムーブメントの精度を確認する作業ですね。実は時計のタイミング調整はとっても難しく職人の経験によって数十秒の大きなズレに繋がってしまうのでかなりの修業が必要な作業になります。
【最終仕上げ】本体部分の最終組み立て・防水やゼンマイの巻き上げ最終確認・研磨の最終チェックを行います。
多くの作業工程を経て、仕上げられるオーバーホール(分解掃除)ですが、サビや故障がひどい場合完全に直しきれないこともあるので相談をおすすめします。
オーバーホールのサインかも!?
時計内の状態は目で確認することができませんが、動いていても時計から小さなSOSを発信していることもあるんです!
機械式の場合、「1日に何分も遅れる」「巻き上げしても1日たたない間に止まってしまう」など経験がある場合、歯車の油汚れや乾燥の摩擦により大きな負担がかかっているかも!
ソーラーや電池式の時計は、電池交換しても1年持たずに止まったり、1週間充電してもすぐに充電不足になってしまったりした場合、機械自体に原因がある可能性が大。
オーバーホール(分解掃除)時計には必ず必要なメンテナンスなので、完全に壊れてしまうまえに相談するべきなんです。
これまで歩んできた時間を共に刻んだ時計、さらに長く思い出を増やしていってただきたいですね。もしかしたら、あなたの家族が、大切な方がその思いを受け継いでくれるかもしれませんよ。職人の手によって作られた最高の精密機械だからこそ、定期的なメンテナンスを検討してみてください!オーバーホールの相談や見積もりが気になる方は「TAKEUCHIフェアモール福井エルパ店」がおすすめですよ。