【静岡市】ヴィンテージ時計で今、持つべきブランドは？

最近話題のヴィンテージ時計。様々なブランドがあり、何を選んだら良いのか分からないとお悩みの方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、今持つべきブランドをご紹介します。

ヴィンテージ時計とは？

まず、ヴィンテージ時計について詳しく解説します。古いモノを指す時に、「ヴィンテージ」「アンティーク」という言葉を使います。ヴィンテージは、製造から約30～99年経ったものです。一方アンティークは、製造から100年以上経っているもの。アイテムによってその価値は異なりますが、時計の場合は製造された年代、時代の流行、ブランド、モデルによって価値が決められています。時計専門のブランドだけではなく、ジュエリーブランドが時計を展開している場合も多いため、人気ブランドなどはさらに価値が高くなるとされています。

今持つべきブランドは？

それでは、今持つべきブランドを3つご紹介します。

ROLEX ロレックス

誰もが知る、世界的認知度が高いスイスのトップブランド。時計の専門ブランドであるとともに、ブランド的価値もあることから、現行モデルも時が経つにつれてどんどん価値が高くなっていくと言われています。

【ロレックスのヴィンテージ時計】

こちらは2000年に製造されたモデル。潜水艦という意味を持つサブマリーナは、1953年に誕生し、ダイバーズウォッチの原点とも言われています。性能はもちろん、見やすさも抜群です。ベゼルとフェイスはどちらもブラックカラーなので、手元が締まり格好良く男性らしい手元を演出します。

50～60年代に製造されたモデルで、風防にはカットが施されており、まるで宝石のようなデザイン。フェイスには正確性を示す「プレジション」の文字が記載されています。普段使いがしやすくお洒落なモデルです。

GS グランドセイコー

グランドセイコーは日本産時計ブランドの中で最高峰とされています。デザイン性も人気がありますが、なんといっても圧倒的な技術力の高さが世界からも評価されています。

【グランドセイコーのヴィンテージ時計】

グランドセイコー規格よりさらに厳格な規格をクリアした精度である、36,000/時振動のハイビ―トメカニカルムーブメント「9S85」を搭載しているモデルです。一番厳しい規格に合格した証として「SPECIAL」の文字がフェイスに記載されています。K18ホワイトゴールド製で、ずっしりとした重量感は、特に男性の心をくすぐります。

2011年にセイコー創業130周年を記念して発売された限定モデルです。プラチナモデルの販売は130本のみ。裏ぶたには、それぞれ限定数を証明するシリアルナンバーが刻印されているため、特別感のあるものになるでしょう。また、自社開発のゼンマイにより、持続時間を従来の手巻きメカニカルムーブメントの約50時間から約72時間に向上。それでいてすっきりとした美しい外観を楽しめるこだわりのモデルです。

CARTIER カルティエ

フランスの高級ジュエリーブランドで、1847年に創立されました。特に高品質なジュエリーや時計で知られています。「ジュエラー・オブ・キングス」（王たちのジュエラー）と呼ばれることがあり、その歴史と伝統から多くの著名人やロイヤルファミリーに愛されてきたブランドです。世界中の誰もが知るブランドであり、人気が廃れることがないため、ジュエリーや時計だけではなく、様々なアイテムが価値のあるものになるでしょう。

【カルティエのヴィンテージ時計】

1904年に紳士用の腕時計として「サントス」が登場し、100周年記念の2004年にサントス100が発売されました。ボリュームたっぷりのフェイスが存在感抜群。アフターブラックダイヤモンドによって高級感溢れるデザインに仕上がっています。

ボルドーカラーの革ベルトで気品が漂うモデル。フランスの1920年代のパリで、ルイ・カルティエとヘミングウェイが馬車を走らせていた際に、馬車のシャフトのアタッチメントから着想を得て作られたと言われています。シンプルな造りに、シャープなゴールドのフェイスが非常にオシャレなモデルです。

現代の傾向

円安により物価の高騰が続いている今、金などの資産となるアイテムを持っておきたいと考えている方が増えています。時計も同様に、価値のあるものを長く持っていたいという声が多いです。もちろん、「デザインが好き」「ブランドが好き」という理由で購入する方がほとんどかと思いますが、アイテムの価値も踏まえて選ぶのは、現代ならではなのかもしれません。

ヴィンテージ時計の魅力

ヴィンテージ時計は、現在製造していないモデルや周年記念のモデルなど、製造数が少ないものもあるため、その特別感がヴィンテージ時計の最大の魅力と言えます。さらに、環境負担を軽減する点も注目されています。新たなものを作るには必ず機械を動かし、廃棄物も出てしまいますが、ヴィンテージ時計は既存のものをクリーニングし、その後新たな持ち主によって大切に使われるため、環境負荷を減らすことができるのです。様々な歴史を感じられ、地球にも優しいヴィンテージ時計を、新たに選んでみるのはいかがでしょうか。